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Windows に Node.js をインストールする方法

更新日: 公開日:2016/01/29

Node.js とは一言で言うと「サーバーサイド JavaScript 環境」です。クライアント言語である JavaScript をサーバーサイドスクリプトとして処理が実装でき、大量の処理に対応するために、ノンブロッキングI/Oというモデルを採用しています。また、Google の V8 Javascript エンジンで動作するため、処理速度も早いのが特徴です。

今回の説明は本格的に Node.js を使って開発する人に向けたものではありません。Node.js のインストーラーからダイレクトにインストールするため、Node.js のバージョン入れ替えに対応した方法ではないことを、予め断っておきます。

Node.js のインストール手順

まずは Node.js の公式サイトへアクセスします。

https://nodejs.org/

残念ながら日本語のサイトではないので、英語のまま進めていきます。画面上に2つのバージョンが表示されているのが見えるでしょうか。(2016.1.28 現在)左側にはバージョン4、右側にバージョン5のダウンロードリンクが設置されています。

install-node-js-to-windows02

既に Windows 64bit 版のダウンロード画面が表示されているので、対象 OS は自動的に選ばれているようです。

バージョン4と5の違い

バージョン番号ーが大きい方が新しいのですが、Node.js は基本的に偶数番号のバージョンを利用します。各バージョン番号の脇に、LTS と Stable と記載がありますが、LTS とは Long Term Support の略で、つまりサポート期間が長いですよ!と宣言されているのです。

Node.js の場合、偶数番号は安定版としてサポートされているバージョン、奇数番号は新しい機能を試しているバージョンとでも言いましょうか。つまり新機能を利用したければ奇数番号を、サポート付きで利用するなら偶数番号を選び、サポートが切れる前に次の LTS のバージョンへ更新するのが一般的です。

今回は特別新しいことをするわけではないので、LTS 版をダウンロードしてインストールしていきます。

Node.js をインストールする

前述の公式サイトから LTS のバージョンをダウンロードし、インストーラーを起動します。対象のバージョンさえ決まってしまったら、あとはインストーラーに従って進めるだけです。

install-node-js-to-windows03

ウィザードに従って進めていきます。ライセンスに同意して次に進みます。

install-node-js-to-windows04

インストール先は基本的にそのままでも問題は無いでしょう。パスが気になるようでしたら C ドライブ直下でも良いです。

install-node-js-to-windows05

インストール対象のコンポーネントを選択しますが、こちらのそのまま進んでしまって良いです。

install-node-js-to-windows06

あとは指定した内容でインストール手続きが実施されます。

install-node-js-to-windows07

そのまま自動的に進みインストール完了です。

install-node-js-to-windows08

正しくインストールが終わると、Node.js のインストールフォルダにパスが通されるので、コマンドプロンプトから次のような node コマンドを発行してみてください。

node --version

エラーなくインストールされていれば、バージョン情報が表示されます。

以上、Windows に Node.js をインストールする方法でした。

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