【レビュー】CHOETECH USB Type-C ケーブルの特徴は?用途に合わせた製品選びをしよう

2017/02/17

XPERIA や新型 MacBook、任天堂の新しいハード Nintendo Switch など、USB Type-C に対応した機種が次第に増えたことにより、microUSB から USB Type-C が主役の座を奪いつつある昨今ですが、USB ケーブル界隈では需要拡大に伴い、新たなメーカーが参入し始めているのが多く目立ちます。

今回紹介する USB ケーブルのメーカーは CHOETECH(チョーテック)社です。2012年に設立された中国のメーカーであり、設立年数は若いものの、元々はアメリカやヨーロッパで事業展開しており、その実績から日本へも参入してきた背景があります。

なお以下のレビューにおいては、CHOETECH 社から商品提供をいただいた上で行っておりますので、予めご了承ください。

CHOETECH USB Type-C ケーブルをチェック

さて、写真にある通り2種類のケーブルについてレビューしていきます。どちらも USB Type-C から Type-A への接続用ケーブルです。

左側のビビットなオレンジと水色にカラーリングされたケーブルは、TPE(熱可塑性エラストマー)と呼ばれるゴムのような弾力を持つプラチックの仲間の素材で覆われています。近年はリサイクルが可能なエコ素材として、注目を集めている素材です。平べったい「きしめんタイプ」のフラットな形状を持つケーブルで、耐久性に富んでいます。

一方右側のケーブルは高耐久ナイロンで覆われており、繰り返しの折り曲げに強い特徴を持ちます。一般的なケーブルよりも太さがあるものの、引っ掛かりによる表面の破損の心配がない安心設計になっています。

CHOETECH TPE ケーブルの特徴

  • ケーブル長: 1.2m
  • ケーブル素材: TPE
  • 製品構成: USB Type-C to Type-A ケーブル2本
  • 56kΩ抵抗対応
  • クイックチャージ3.0対応
  • USB 2.0 対応
  • 一体型コネクター

USB ケーブルとしては珍しいフラットタイプの同製品。ただ特徴的なのはケーブルに限らず、コネクターの形状も見たことがないような形をしています。

USB ケーブルが破損する原因として、ケーブルの断線とコネクター部の故障があります。この TPE 素材は弾力があり、真っ直ぐに戻ろうとする反発力があるため、折り曲げた場所から断線する確率が軽減されます。その上、素材と形状からケーブルが絡まりにくい特徴があるので、普段持ち歩くケーブルとしてのメリットが大きいです。

また、コネクターが一体型となっているため、コネクター部分から壊れてしまうことは考えにくいです。ただ、抜き挿しをする際につかむ部分も金属素材であるため、乾燥した冬場は少し滑りやすいです。金属部分を結合するような加工はしておらず、コネクタ部の仕上がりとしては素晴らしいので、滑り止めのような加工がされていると完璧だったかもしれません。

ゲーブルへの電流を制御する 56k レジスタ対応はもちろんのこと、高速充電の規格であるクイックチャージ 3.0 に対応しています。

ただ、最も目につくのはケーブルのカラーではないでしょうか。こんなにインパクトのあるカラーリングのケーブルは見たことがありません。カラーバリエーションは他に黒と白の組み合わせが用意されていますが、僕は確実にこちらのカラーを選びます。純粋に目立つのが好きなのかもしれません。

CHOETECH 高耐久ナイロンケーブルの特徴

  • ケーブル長: 1.0m
  • ケーブル素材: 高耐久ナイロン
  • 製品構成: USB Type-C to Type-A ケーブル2本
  • 56kΩ抵抗対応
  • クイックチャージ3.0対応
  • USB 3.0 対応

これと言って大きな特徴はありませんが、能力値に対して安価であることが目を引きます。前述の TPE ケーブルは USB 2.0 ですが、こちらは USB 3.0 に対応しています。充電が目的であれば大きな違いはありませんが、データ転送が目的であれば、USB 3.0 を選びましょう。

USB 2.0 は最大転送速度が 480 Mbps に対して、USB 3.0 は規格上 5 Gbps と10倍以上の能力を持っています。接続先が USB 3.0 に対応している前提はありますが、パソコンにつなぐことを考えれば、USB 3.0 を選んだほうがメリットは大きいです。

高耐久ナイロンの素材を使っているので、こちらも折り曲げや絡まりに強く、また横からの引っ張りに対する耐久性もあるため、強度としては USB ケーブル界では最強といっても良いでしょう。一度このタイプのケーブルを使ってしまうと、通常の素材のケーブルでは物足りなくなってしまいます。どうしても太くなってしまうデメリットはあるものの、外部からの衝撃に強い点では、個人的におすすめの素材です。

とは言え、2本セットで1,000円を切るのは破格です。当たり障りのないデザインなので、能力重視するのであれば選んで損のないケーブルです。むしろ USB ケーブルを消耗品と考えている人にとっては、コストパフォーマンが高い製品なので、購入対象の選択肢として検討していただきたいです。

2種類のケーブルの違いは?

それぞれのケーブルの特徴を紹介しましたが「どっちを買う?」と考えたときに、こっちがおすすめと簡単に答えを出すのは難しいです。前述の通り、パソコンへの接続が目的であれば USB 3.0 の高耐久ナイロンケーブルを薦めますが、充電目的であればどちらも大差はありません。

持ち歩く上で、ケーブルに色が付いていたほうが鞄からも見つけやすいし、純粋に見た目が好きであれば TPE ケーブルを選べば良いと思います。

冒頭で記した通り、昨今はケーブルメーカーが乱立している状態で、あり得ないほど低価格で提供しているメーカーもあります。しかし安すぎるものは、値段相応の耐久性です。同じ安い値段で買い直すくらいなら、CHOETECH のケーブルを購入したほうがランニングコストは安く済みます。

総評

この記事を読んでいる大半の方は、CHOETECH(チョーテック)名前を初めて聞くのではないでしょうか。僕自身もメールで問い合わせいただくまで、耳にしたことがない会社でした。知らない中国の会社に対して、良い印象から入ることは少ないですが、個人的に何社かやりとりをさせていただいた中でも、良い印象を持てる対応をしていただきました。

製品についても、価格に対して持っていたイメージよりも、遥かにしっかりした作りのケーブルでした。素直にこれは安いと頷ける商品です。いくら良い製品であっても、そもそも USB ケーブルは消耗品であるため、経年劣化による断線の不安は拭えません。

これら商品が2本セットであることは、利用者にとってプラスに働くことが多いと感じます。スマートフォンの場合は、毎日充電するのが当たり前になっているので、ケーブルが壊れて使えなくなった時に、すぐに次のケーブルを用意しておくのは必須ではないかと思っています。また自宅用とモバイルバッテリーとの持ち運び用に使うこともできるので、1本高いケーブルを買うよりも勝手が良いのは間違いありません。

これまでいくつか USB ケーブルのレビューを行っていますが、同社の製品は耐久面で優れたケーブルとしておすすめできます。USB Type-C ケーブルの購入で迷っている方は、ぜひ一度、製品の詳細を確認してみてください。

以上、CHOETECH(チョーテック)USB Type-C ケーブルのレビューでした。

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気力・体力勝負なシステム業界のエンジニアを経て、個人事業主として独立。Web サイト運営、動画制作など活動の場を広げています。目指すところへの道のりは険しいですが、自分が自分らしくあるために、一歩ずつ進んでいきます!

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