Twitter でツールを使わず自分をフォローしていない人を探してフォローを外す方法

Twitter で一時的に大量フォローをした場合など、フォロー返しの無いユーザーに対してフォローを外すことがあります。
通常であれば、フォローリストから「フォローされています」の文言を確認して解除するしか方法がありません。このやり方は手間が掛かる上に、間違ってフォローされているユーザーを解除するミスを犯すリスクもあります。
オンラインツールを利用すれば、自分自身をフォローしていないユーザーをリストで一覧化することができます。しかしそのオンラインサービスに対して、自身の Twitter 情報を連携させなくてはいけません。個人的に Twitter の情報を外部連携するのは好ましくないと思っているので、他の対応方法を考えてみました。
以下で紹介する手順は、2019年に行われた Twitter のレイアウト変更に対応したバージョンになります。
Chrome + JavaScript で処理を行う
今回紹介する方法はパソコンから行う方法です。スマホから実施することはできません。必要なのは Google Chrome ブラウザのみ。Edge 等のブラウザでも同様に実行可能です。
どのブラウザでも概ね同じ方法で行えるので、ここでは Chrome を使って解説していきます。
自分をフォローしていない人を探す下準備
まず Twitter のフォロー画面を開きます。
フォローリストが表示されるので、画面の一番下までスクロールしてください。フォロー数が多いとマウススクロールで一番下まで下がるのは大変なので、キーボードのPageDown キーを押しっぱなしにすると簡単に一番下まで辿り着けます。
下準備はここまでです。それでは実際に作業に取り掛かりましょう。
Chrome の DevTools 起動する
具体的な方法を言葉で説明すると、裏から Javascript のプログラムを実行して自分をフォローしているユーザーを一時的に非表示にし、フォローしていないユーザーだけ画面上に残します。
まずはフォロー画面上で F12 キーを押して、Chrome に搭載されている DevTools を開きます。
次のような画面が表示されます。設定によっては画面の右端に表示されたり、別ウィンドウとしてポップアップします。上部の Console タブを選択した状態で、次に進みます。
このツールは、プログラミングなど開発者向けに用意されているものです。ここからソースコードを一時的に変更して、対象ユーザーが分かりやすくなるようにします。
自分をフォローしていないユーザーのみ表示
開いている Console 画面の入力欄(青い > マークの場所)に次のコードを貼り付けます。あとは Enter キーで処理を実行するだけ。
var spanEl = document.getElementsByTagName("span"); for (var si = 0; si < spanEl.length; si++){ if(spanEl[si].innerHTML == "フォローされています"){ spanEl[si].parentNode.parentNode.parentNode.parentNode.parentNode.parentNode.parentNode.parentNode.style.display = "none"; } }
貼り付けたイメージはこんな感じです。
するとこのように、あなたをフォローしていないユーザーのみが表示されるようになります。
ユーザーのフォローを外す
あとは画面上に表示されたユーザーを確認しながら、ポチポチ手動でフォローを外していくだけです!
しかし画面をスクロールしていくと、勝手にデータ再読み込みが行われ、表示が復活してしまうことがあります。これは常に最新の情報を表示させる Twitter の仕様に依るものです。
もしこうなってしまったら、先程のコードをもう一度実行してください。するとご覧のように、再び消えた状態になります。
念のため、1画面分スクロールする度にコードを実行しておくと安心です
あとはこれを繰り返すだけ。フォロー解除しても、再読み込みしない限り画面上に残ってしまうため、次のような手順で処理していくと良いです。
手順まとめ
- フォロー画面を開く
- 一番下までスクロールする
- DevTools を開く
- プログラムを貼り付けて実行
- 対象者のフォローを外す
- 画面をスクロール
- ④に戻る
- 必要に応じて画面を再読み込み
なお紹介しているプログラムコードは、画面に表示された情報を操作するだけで、Twitter のデータを勝手に更新することはありません。プログラムを実行して画面上から消えてしまっても、データは残っているので、再読み込みすれば表示されます。
今後、Twitter の仕様変更により、紹介した手順では実行できなくなる可能性があるので、その点はご了承ください。
以上、Twitter でツールを使わずフォローバックしていないユーザーを探す方法についてでした。