Android スマホにおける擬似ロケーションを解除し無効にする方法
Android スマートフォンの位置情報を利用するアプリには、疑似ロケーション(仮の現在地情報)を有効にしていると位置情報取得エラーになるアプリがあります。
擬似ロケーションとは名前の通り、GPS による位置情報を任意のものに擬似的に変えた情報です。つまり北海道に居ながら、沖縄に GPS の情報が変えられるといった機能です。
疑似ロケーション(仮の現在地情報)はアプリ開発者用に仕込まれている機能で、動作確認テストで利用されるものです。逆にこの機能を使えば、位置情報が偽装できるというわけです。
擬似ロケーションを解除する
開発者向けオプションメニューの確認
擬似ロケーションは [開発者向けオプション] の設定項目の1つです。Android のバージョンによっては非表示になっています。
まずは [設定] → [システム] → [開発者向けオプション] のメニューが表示されているか確認してください。メニュー項目にない場合は、下記手順で [開発者向けオプション] のメニューを表示させます。
擬似ロケーションを設定する
[開発者向けオプション] のメニューが表示されるようになったら、そこから先に進みます。
すると中ほどに [擬似ロケーションを許可] の項目があります。ここでチェックが入っている場合は許可を意味するので、擬似ロケーションを無効にするにはチェックを外します。
上記は Android のバージョンが古いタイプの表示内容です。新しいバージョンでは疑似ロケーションではなく [仮の現在地情報] となっています。
また Android の最新バージョンでは、疑似ロケーションの設定をアプリ毎に許可する仕様に変わりました。この場合に無効化にする方法は [仮の現在地情報アプリを選択] で [なし] をセットすれば大丈夫です。
以上、疑似ロケーション(仮の現在地情報)を無効にする方法でした。