エックスサーバーのスペック(仕様)ってどれくらい?【2017年最新版】

2017/07/12

2017年7月11日より、エックスサーバーの構成が HDD から SSD RAID 10 に切り替わることが発表されました。これまで MySQL のあるデータベースサーバーに限り SSD 対応していましたが、とうとう全てのストレージが SSD に対応したことになります。

そこで、現在エックスサーバーがどのようなスペックで動いているのか、覚書としてまとめておきます。

エックスサーバー

エックスサーバーのサーバー仕様

対象サーバーsv3001 ~(2017年7月11日より)
OSLinux (詳細は非公開)
CPUXeon E5-2640 v4( 2.40GHz ) x 2
※ 2016年11月29日より sv2116 以降が同スペック
ストレージSSD RAID 10
メモリ192GB
※ 2016年11月29日より sv2116 以降が同スペック
Apache2.4.6
PHP77.1.4, 7.0.18
PHP55.6.30, 5.5.38, 5.4.16, 5.3.3, 5.1.6
MySQL5.7.x
Perl5.16
HTTP/2未対応

上記の情報はエックスサーバー利用者であれば、[サーバーパネル] と呼ばれる管理画面から [サーバー情報] のメニューを開くことで確認できます。

パソコン選びと同様にサーバーを選ぶ際のポイントになるのが、CPU・ストレージ・メモリではないでしょうか。元々性能には定評のあるエックスサーバーでしたが、ここ数年で一気に大きな変化がありました。

成長しつづけるエックスサーバーの性能

エックスサーバーの CPU は 10 コア& 20 スレッドの能力を持ち、負荷が大きくなった時に働くターボブースト利用時には 3.40 GHz もの力を発揮します。しかもその CPU が2枚載ったデュアル構造になっているため、処理性能も抜群です。

製品の仕様情報 – Intel® Xeon® Processor E5-2640 v4

メモリは2016年末にこれまで最大 96GB だったものが倍の大きさになり、大きな負荷にも耐えられるようになりました。(このとき最も古いサーバーのメモリは 16GB)

そして遂にストレージに SSD が採用されました。ストライピングの RAID 0 と、ミラーリングの RAID 1 を組み合わせた RAID 10 を採用することで、アクセス性能の向上や障害に強い、高性能なサーバーに進化を遂げたのです。

  • ストライピング: データを複数台に分散させ、読込・書込速度が向上
  • ミラーリング: 複数台に同じデータを書き込み、耐障害性が向上

旧サーバー向けのアップデートが予定されている

オール SSD 化については、既存のサーバー上でも変更が予定されています。古いサーバーであっても、最新性能のサーバーへ自動的に更新してくれるのは嬉しいサービスです。

【sv1 ~ sv1999】2017年秋より順次変更予定
【sv2001 ~ sv2999】2017年冬より順次変更予定

これは今後エックスサーバーを利用する上でも、安心できるポイントではないでしょうか。

旧サーバー利用者向けに「新サーバー簡単移行」機能がある

既存の sv1 ~ sv1999 サーバーは、メモリ性能が大幅に低い(16GB)サーバーもあるため、上記のスペックを持つサーバーに移行するためのプログラム「新サーバー簡単移行」なる機能が提供されています。

これは [インフォパネル] 上から手続きを行う必要があるものの、その名の通り簡単に最新のサーバーへ移行することができます。移行中に Web サイトへアクセスできなくなることもなく、サーバー上の設定を何も変更せず実施できます。

格納先のサーバーが変わるため、FTP やメールなど、クライアントからアクセスが必要なものは接続先情報の変更が必要になるものの、それ以外の手間は全くありません。WordPress の設定書き換えですら、このプログラムで自動的に変更されます。

僕自身2015年からエックスサーバーを利用しており、この「新サーバー簡単移行」のプログラムが利用できる対象者でした。そのため、オール SSD 化を機に移行プログラムを実行することにしました。僕はこのサーバー上で3つの WordPress サイトを運営しているのですが、特にエラーが発生することもなく数時間で完了しました。体感的な速度も大きく向上したので、移行の実施は大成功です。

エックスサーバーの「新サーバー簡単移行」で最新の SSD RAID 10 メモリ 192GB のサーバーへ移行したら処理速度は向上するのか?
2016年11月29日よりサーバーのメモリが最大 96GB から 192GB へ増設され、2017年7月11日より HDD から SSD RAID 10 のストレージ...

残るは HTTP/2 対応か?!

エックスサーバーは独自 SSL を無料で利用できるため、この NJ-CLUCKER も追加料金なく https でアクセスできるようになりました。

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今後は https によるアクセスが当たり前なネット社会になるため、無料で SSL を適用できるのはエックスサーバーの大きな魅力の1つと言えます。あとはこの SSL に対応した通信プロトコル HTTP/2 が使えるようになると、エックスサーバーは本当に最強のレンタルサーバーとなるでしょう。

HTTP/2 とは簡単に説明すると、サーバーとデータを要求するための命令「リクエスト」と応答「リクエスト」が交互に繰り返される状態から、多重化通信できるようにして、結果的にページの読込み時間を短くするための技術です。

現状でも十分に快適なので、急いで対応して欲しいとは強く求めないものの、ロリポップ など他社は HTTP/2 対応が進んできているので、エックスサーバーユーザーとしては待ち遠しいです。

ただ HTTPS/2 は多重処理によるサーバーへの負荷も大きくなるため、導入することが全てメリットにつながるとも言いづらいところがあります。現在のエックスサーバーの対応を考えると、もしかすると HTTP/2 化へ向けた下準備をしている段階なのかもしれません。2018年に向けて期待したいところです。

HTTPS/2 に対応していなくても、現状はエックスサーバーが最も快適なレンタルサーバーであることは間違いありません。もしレンタルサーバー選びで悩んでいるのであれば、ぜひ検討してもらいたいサーバーなので、10日間の無料お試し期間を活用して、その能力を感じてみてください。

エックスサーバー

以上、エックスサーバーのサーバースペックに関する話でした。

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気力・体力勝負なシステム業界のエンジニアを経て、個人事業主として独立。Web サイト運営、動画制作など活動の場を広げています。目指すところへの道のりは険しいですが、自分が自分らしくあるために、一歩ずつ進んでいきます!

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