@type エンジニア転職フェアの流れと実際に会場へ行ってきた感想

2016/02/16

「転職」の2文字が頭に浮かんだら、転職フェアへ行ってみよう!

他の企業の情報収集を行ってから転職の判断をする人、務めている会社に嫌気が差して今すぐにでも転職をしたいと考えている人、既に会社を辞めてじっくりと次の勤め先を探している人、転職1つをとっても人それぞれ立場が異なります。

インターネットがあれば求人募集している企業情報が簡単に収集できるとても便利な世の中ですが、実際にネットの情報はどこまであてになるか分かりません。ブラックな企業であればあるほど沢山の情報があふれていますが、情報が無い企業がホワイトなのかどうか判断することもわかりません。

ネットだけではなかなか収集しづらい情報は、直接企業の人に話を聞くのが良いかもしれません。そこでおすすめするのが転職フェアです。日本全国あちこちで開催されていますが、基本的には履歴書不要、入退場自由です。転職しようと志を持った方以外でも、転職しようか悩んでいる人にとっても気軽な気持ちで行ける敷居の低いイベントです。

同業種であろうが、他業種であろうが、他の会社を知る第一歩としてはとても有効活用できるものと思われます。特に初めて転職活動をする人にとっては、足掛かりとして丁度良いのではないでしょうか。

今回僕が出向いた転職フェアは水道橋にある東京ドームシティ プリズムホールで開催された @type のエンジニア転職フェアです。

転職フェアへ参加するなら事前登録がおすすめ

まず、転職フェアへ参加するには、エントリーシートのような自身の経歴に関する情報を登録する必要があります。その登録情報を元に訪問カードが作成され、訪問先の企業に配布するために利用されます。当日会場で作成することも可能ですが、ネット上から事前に登録を行って、かつ印刷してしたものを会場へ持参するのが最も効率が良いです。

また事前登録を行うことで、次のようなメリットが得られます。

スムーズに入場できる

土日祝の開場直後や会社帰りの人が密集する18時前後はとても混雑しています。事前登録者は優先的に会場へ入ることができますが、それでも混んでいると入場手続きをするまでに10分くらい掛かります。

一方で当日会場で登録を行う人達もまた長蛇の列を成しています。登録するためのパソコン台数は限られており、登録作業自体、1~2分で終わるようなものではありません。自宅にプリンターが無くても当日会場で印刷することができるので、当日会場に出向くか分からなくても事前登録は行っておくようにしましょう。

印刷するためのデータを持ってくる必要もありません。会場で転職フェアのサイトへログインすれば、該当のデータを取得することができます。

企業からのメールが届く

登録した経歴の情報を元に企業側の需要がマッチすれば、スカウトメールが届きます。簡単に言えば自分の経歴に興味がある企業から連絡が届くということです。ITエンジニア系であれば似たような会社が多いので、人によってはかなり多くのメールが届きます。

もし希望する企業からメールが届かないからと言って、ニーズとマッチしなかったと考えるのは時期尚早です。朝から転職フェアへ行ったとしても、当日の夕方にメールが届くケースもありますので、メールが来ないと落胆せず、興味のある企業へは足を運んで情報収集すると良いです。

商品券がもらえることがある

大手が主催している転職フェアでは、事前登録者にはもれなく商品券等がもらえる特典がついているケースが一般的です。今回の @type 転職フェアでは QUO カード 1,000円分のプレゼントを受けることができました。交通費を考えるとありがたいですよね。

とにかく事前登録を行わないのはデメリットでしかないので、必ず事前登録を行うようにしましょう。

転職フェア当日の流れ

どんな服装で行けば良い?

フェア自体は服装自由とうたわれていますが、男性の大半はスーツ、女性はビジネスカジュアルの格好をしている人が多いです。中にはパーカーのような普段着で来ている人もいました。採用側が服装についてどのような考えを持っているか分からないので、迷うのであればきちんとした格好をすべきだと思います。

もしかしたら自分に合った企業が見つかって、その場で面接を受けることもあり得るため、服装でマイナスイメージを与えないためにも無難な格好をしておいた方が安全です。

受付と希望業種の選択

まず前述の個人情報や経歴、スキル情報が記載された訪問カードを持って入場受付を行います。(ネットで登録して印刷。会場で印刷も可能。)企業情報の載った冊子を受け取り、自分がどの職種を希望するのか選択します。すると服の上に直に貼れるシールが渡され、見えるところに貼ります。

下の丸い「開発エンジニア」と書かれているものが実際に貼っていたシールです。

at-type-career-change-fair01

IT系ではこの他に、インフラエンジニアと IT エンジニアのシールがありました。あとはモノづくりエンジニアのシールです。

朝一番での入場ではなかったものの、事前登録をしてスムーズに入場できたお陰か、先着300名限定の500円分の QUO カードプレゼント対象の枠に入ることができました。これはラッキーでした。締めて QUO カード 1,500円分ゲットです。

パンフレット記載内容

パンフレットには会社毎に企業の特徴やブース着席のメリット、活かせる経験職種がマトリクス形式で記載された一覧が掲載されています。企業の特徴の項目としては「住宅手当あり」「残業月30時間以下」「年収600万以上」といった金額や就労時間に関わる内容から、「一次請け比率7割以上」といった業態に関する項目も列挙されています。着席メリットとしては、履歴書なしでいきなり面接 OK だったり、現場エンジニアとブースで話せるような項目が記載されていました。

あとは当日会場で行われる無料セミナーの紹介や、転職フェアのまわり方、転職相談や企業コンシェルジュのサービス紹介について掲載されています。手にとったらまず一通り流し読みしてから行動に出ると良いと思います。

企業ブース訪問

実際に気になるブースに入って訪問カードを渡して話を聞きます。基本的に個別で10分~15分ほど話をするようなイメージです。面接目的ではないので、企業側も高圧的な姿勢ではありませんので安心してください。内容については割愛しますが、どのような人材を欲しているのかより具体的に知ることができます。

僕の場合は10年以上のキャリアがあるので、前述のスカウトメールは50社程からメールが届きました。流石に全て見て回ることは不可能なので、自分にとってプラスになると思われる企業に絞って話を聞いて回りました。

主に情報収集目的だったので、話を聞き細かい部分は質問して、どのような人材を求めているか理解できた段階で終了して、次のブースへ移るといったまわり方をしていました。そのまま面接に移れる企業もありましたが、今回は全てお断りさせていただきました。

セミナー受講

なかなか転職に特化した話を聞く機会がないので、せっかくなので参加してみることにしました。セミナーの種類によって異なりますが、45分~60分程度のセミナーとなります。僕が受講したのは「転職ノウハウセミナー」です。内容は大体想像できたので、自分の考え方が合っているか答え合わせするような感じでした。

結局のところ、いくら行きたい企業があっても求めている人材とマッチしなければ、いくら出来の良い人間でもその会社へ就職するのは難しいです。募集背景を理解して、求める人物像に自身がマッチすることをプレゼンできるように、経験や売りとなるスキルを業務観点で具体的に伝える準備をすることが大切なのです。

全体を通した感想

セミナーの受講も含め約3時間程度の転職フェア体験でしたが、概ね行って良かったと思っています。

IT系だけで100社近くありましたが、会社によってブースの雰囲気も様々でした。エンジニア系の会社の人間は話すのが下手な人が多いので、結局何を売りにしている会社なのか良くわからない企業もありました。深く話を突っ込んでみると、結局どこにでもある二次請け会社だったりして、一気に興味が薄れることもしばしば。(苦笑)

一次請けを行っている会社メインで探していたのですが、実際に僕の需要とマッチした会社では興味深い話を聞くことができました。求めているものと合致すれば、自分自身にプラスになることは間違いありません。

何となく転職を考えてみようかと思った人も、方向性だけはある程度絞った方が良いです。そうしないと、つまらない会社に捕まって無駄な時間を過ごすことになるかもしれませんので。

ブース手前に立つ人材が会社の顔になることを企業側も考えて欲しい

「お話だけでも!」と声を掛けられることが多々ありましたが、同じ業界に居るのに聞いたこともない会社にホイホイと付いて行くほど時間的余裕はありません。企業側も声を掛けるならもう一歩踏み込んだアピールをして欲しいものですね。ありとあらゆる人材を求めているのであれば致し方ありませんが、せめて求めている人材の職種や、企業の売りをもっと全面に出してもいいのではないかと感じました。

会社側も転職フェアに参加するためにお金を払っているわけですから、アパレルの店員のようなプッシュできる人材に声掛けをさせれば良いのですよ。ちょっと可愛い子を立たせておけば人がやってくるだろうみたいな考えをしている会社に良い人材が集まっているとは到底思えません。

ブース内に入れば温度差を埋められるのかもしれませんが、中には社員の雰囲気を条件に入れている人もいるので、若い社員に客引きさせるなら、僕のようなおっさんに中途半端な声掛けしないようにしてもらいたいものです。

転職フェアは新しい道が開けるかもしれない

知りたい情報が手に入り、おまけでプレゼントまで貰える。転職者にとってはプラスにしかならないイベントです。転職を考えているのにフェアに行ったことが無い人は勿体ないです。

井の中の蛙にならない為にも、ネットだけの情報に左右されず自ら行動して知識を増やすことも大切です。場合によっては想像もしていなかった仕事に自身のスキルが活かせることが分かるかもしれません。経験値もスキルも人により様々です。話をすることで相手を知り、自分を知ることができます。

冒頭にも書きましたが「転職」の2文字が浮かんだから、取っ掛かりとして転職フェアに行ってみることを僕はおすすめします。

転職フェアの情報ってどうやって知るの?

フェア自体は頻繁に行われているものではありません。情報収集源としては電車の中吊り広告やネットの広告が主です。もし転職フェアに行って、それから転職活動を本格的に始めようと考えている人は、予め転職サイトに登録しておけば、フェア開催のお知らせがメールで届きます。

首都圏で開催されるのは大手企業のイベントなので、まずは以下4社を抑えておけば良いでしょう。

転職のプロに相談するのも1つの手段

タイミングによっては転職フェアに行きたくても近々開催よていが無く、転職したいけどどこから始めたらいいか迷子になってしまった人、また SE によくある精神的な病に掛かった経歴があって、直接企業に相談できないような個人的な悩みがある人も中にはいるでしょう。そんな人におすすめするのが転職エージェントの利用です。

エージェントに能力を引き出してもらおう

いわゆるコンサルタントが付いて、無料で相談に載ってくれます。自分自身のスキルに対し、もっと給料をもらっても良いのではないかと疑問を抱いている人は特に相談してみると良いと思います。同じスキルを有するエンジニアでも、属する会社によって給料が大幅に異なることはよくある話です。

自分自身をアピールするのが苦手な人でも、企業にアピールできるような隠れた強みをきっと引き出してくれることでしょう。

企業の情報を多く持っている

転職のプロで数多くの人材を転職させているのですから、企業の情報もたくさん持っているのがエージェントの特徴でもあります。募集1つとってみても、どのスキルが絶対的に必要で、どのような募集背景があって求人につながっているのか、また具体的にどの程度の給料に落ち着くのか、アドバイザーとして情報を持っています。

さすがに企業側も細かい情報までネットに載せることはしません。裏に隠れている情報を引き出すのも、転職活動で必要になることです。

IT系に特化した専門のサービスがある

ありとあらゆる業種を扱うエージェントサービスもあれば、特定の業種に絞ったサービスも存在しています。下手に汎用的なサービスを利用するよりは、より専門色が強いサービスの方が濃い話をできるのは間違いありません。

IT系は経歴からマッチングさせやすい業種なので、自分で情報を集めるより手っ取り早く転職目的を満たす企業が見つかる可能性が高いです。

サービスの数が多くて悩むのであれば複数登録してしまおう

転職エージェントサービスは複数登録してはいけないといったルールはありません。コンサルタントとの相性もあるので、複数登録しておくのも1つの手段です。中には早々に別の会社へ就職させて、会社からマージンを取ろうと考えている悪い人もいるようなので、複数登録していることを伝えコンサル同士で競争させるのもありです。

仲介役としてコンサルのサービスを利用するのであれば、できるだけ貪欲になってください。結果、頑張って良かったと思えるよう、エージェントに最大限働いてもらうくらいの気持ちで挑みましょう。

最後に IT 系のエージェントサービス会社のリンクを貼っておきますので、興味がある方はご覧になってください。

それでは皆さんも転職活動がんばってください!

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気力・体力勝負なシステム業界のエンジニアを経て、個人事業主として独立。Web サイト運営、動画制作など活動の場を広げています。目指すところへの道のりは険しいですが、自分が自分らしくあるために、一歩ずつ進んでいきます。

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