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蔵王のお釜へ行くためのカーナビ設定方法と駐車場の情報

更新日:
蔵王お釜

山形県と宮城県の境にあるお釜。
夏場しか行くことが出来ない観光地の1つでありますが、カーナビで目的地を「お釜」と検索しても正しい位置を指さないものが多く、目的地設定が若干難しい場所でもあります。

お釜へのアクセス

お釜へは蔵王エコーライン(県道12号線・無料)を通っていきます。そしてエコーラインの途中から、次の方法でお釜へ向かうことができます。

  • 蔵王ハイライン(有料道路)を通行する (7:30 ~ 17:00)
  • 刈田リフトの駐車場から有料リフトに乗る (9:00 ~ 16:30)

車ごとお釜の近くまで行くなら、蔵王ハイラインを利用。もう1つは刈田リフトの無料駐車場に停めて、約8分ほどのリフトに乗る手段もあります。

駐車場について

蔵王ハイライン(有料道路)を使う場合、約 1km ほどの道のりを走ると、山頂付近に300台ほどの駐車場があります。なお、駐車料金は通行料に含まれています。

週末のお昼あたりになると混雑することが多く、ハイライン終点の駐車場に入るための渋滞が生じることがあります。

渋滞を避けるには、遅くても午前10時までには到着するように計画すると良いです。

刈田リフトは蔵王ハイライン入口の西側(山形県方面)にあり、駐車場は無料でトイレもあります。車が停められる正確な台数は不明ですが、かなりの台数が停められる印象を受けました。

刈田リフトの駐車場

どちらのルートも、平日であれば混雑はしていません。

蔵王ハイライン料金 2023年4月現在

下記料金は往復の通行料です。通行できる時間は 7:30 から 17:00 まで。駐車場代は不要です。

軽・小型・普通自動車550 円
二輪車390 円
マイクロバス1,340 円
大型バス2,190 円

リフトを使うよりも料金が安く済みます。また刈田リフトは営業時間が9時からなので、早朝からお釜に行くなら蔵王ハイラインの利用がおすすめです。

刈田リフト料金 2023年4月現在

利用できる時間は 9:00 から 16:00 まで。団体料金は15名以上で適用。満6歳以上から有料です。

往復 (1人あたり)800 円
片道 (1人あたり)550 円
団体往復 (1人あたり)750 円
団体片道 (1人あたり)450 円

名前の通り、スキー場にあるようなリフトに乗って頂上へ向かいます。山沿いに設置されたリフトで、地面も近いので高いところが苦手でもそれほど怖くはありません。

刈田リフトから望む景色

のんびり蔵王連峰の風景を見ながらリフトの時間を過ごすのが、とても気持ち良かったです。

両方のルートを使ってみて思ったことは、天気のいい日はリフトに乗ったほうが旅行に来た気分を存分に楽しめます。

カーナビの設定方法

さて、主題のカーナビ設定方法ですが、今回紹介するのは「マップコード」です。これは地図上の位置をコード化したもので、一般的なカーナビにはマップコード検索が搭載されています。そのコードがこちら。

569 429 810

このコードは、蔵王ハイライン終点の駐車場を指しています。こちらのコードを設定するだけで、目指す目的地の場所が表示されます。

蔵王ハイライン終点の駐車場

その駐車場から5分ほど歩くと、トップに載せた写真の景色が目の前に広がります。山なので天気の変動も激しく、晴天の下で見られるかどうかは運次第ですが、目の前に広がる壮大なお釜の景色は感動間違いなしです。

マップコードが使えない場合

他の方法で検索する場合、次のいずれかのワードで探してみてください。

  • 蔵王ハイライン
  • 蔵王山頂レストハウス

カーナビの種類によって検索できないケースもあります。

どうしても検索ワードでヒットしなければ、蔵王エコーラインに向かって走るのも方法の1つです。かなり手前からお釜への道路案内標識が出ています。青看板に従って進んでいけば、道に迷うこともありません。

蔵王エコーライン上の道路案内標識

お釜まで行けるのは、いつからいつまで?

お釜が期間限定と言われている所以ですが、冬期は豪雪により蔵王へ行くための道である蔵王エコーライン、蔵王ハイラインが通行止めになるためです。例年、4月下旬に解除され、11月初旬に改めて通行止めとなります。

実質5月から10月までが、お釜を観光できる期間です。最新情報、ならびに例年の実績について以下のページにまとめていますので、参考にしてください。

レストハウスには、食事を出来るレストランもあります。お腹が空いたら、お釜名物の釜カツ丼がおすすめ。特別美味しいわけではないものの、ボリュームもあって値段も観光地を感じさせない 1,000円のお手頃価格です。

お釜名物の釜カツ丼

車では雪景色のお釜を見ることはできませんが、夏場だけでも一度は自分の目で見ておきたい、特別な雰囲気を感じる場所であることは確かです。

そして夏でも気温が低く風も冷たい場所です。長袖の羽織るものが必要になる程なので、うっかり半袖で行かないよう、お出掛けの際はご注意ください。

それでは、よい旅を!

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このブログの運営者

NJ

東京在住の個人事業主。まとまった仕事が片付くと妻と日本中を旅しているので、その記録を残しているブログです。移動手段は車がメイン。本州であれば車中泊しながら温泉に入ったり、あちこちの神社・仏閣巡りをしています。

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