Facebook で気になるあの人あのページの投稿が優先的にトップ画面のタイムラインに表示されるようにする方法
Facebook のタイムラインに表示される友達の投稿や Facebook ページの投稿は、全てのデータが表示されているわけではありません。例えばあなたの友達が先週投稿した近況はタイムラインに上がってきたけど、今日投稿した近況は上がって来なかったといったこと、ありますよね?
今回は Facebook が、どのようにしてあなたの友達の投稿を、タイムラインに載せるように処理しているか説明をした上で、タイムライン上に掲載されるようにする設定について説明します。
Facebook は重要な情報を優先表示する
ここで指す重要な情報とは、あなたにとっての重要度を表し、万人に対して重要かどうかを問うものではありません。この重要度合いを Facebook では エッジランク と呼ばれ、ユーザー毎に表示内容を調整するためのアルゴリズムが仕掛けられています。このエッジランクが高い情報ほど、タイムラインに優先的に表示されるようになります。つまり裏を返すと、エッジランクが低い情報は表示されにくくなります。
エッジランクを決める要素
エッジランクは主に以下の内容でスコア付けされます。
- ユーザー同士の新密度
- 投稿に対する他のユーザーからの評価
- 投稿の新しさ
ユーザー同士の新密度
友達とのコミュニケーション度合いです。投稿内容に対し「いいね!」したり、コメントを残したりすると、その人との親密度が高くなります。友達のプロフィールを閲覧しても親密度が上がるようですが、詳しい仕組みまでは分かりません。つまり「いいね!」やコメントをしない友達の投稿は表示されにくくなると言うことです。
投稿に対する他のユーザーからの評価
友達が「いいね!」した情報がたまに上がってきますよね。それも含めてなのですが「いいね!」やコメントをたくさん集めた投稿は、Facebook 側で重要な情報とランク付けし、表示されやすくなります。あなたが「いいね!」しなくても、他の友だちが「いいね!」をすると表示されやすくなるのも、この原理によるものです。
投稿の新しさ
最後に、情報の鮮度です。情報が新しければ新しいほど、重要度が上がります。つまり、12時間前に投稿されたものより、5分前に投稿された情報の方が新しい情報として、より重要であると判断されます。
以上の3つの要素が相対的にスコア化され、その上でタイムラインへの表示判定が行われます。
タイムラインへ表示させるにはどうすれば良いか
新密度を高めるしかない?
特定の友達に対して、前述のエッジランクを上げれば表示されるようになります。しかし、これまで新密度が低かった友達に対して突然「いいね!」を連発したりコメントを書いたりすると、ちょっとウザい人になってしまいますよね。そして突然コミュニケーションを取り始めたからからと言って、すぐにランクのスコアが上がるとは限りません。
では、エッジランクの低い友達やページの情報をタイムライン上で優先的に表示させることはできないのでしょうか?
特定の友達をトップ画面に優先的に表示させるよう設定する
トップ画面のタイムラインへの表示は、エッジランクのスコアにより優先度が決まると説明しましたが、エッジランクに関係なくタイムラインの優先表示設定を行う機能があります。友達、Facebook ページ含め、各々設定が必要になりますが、一括で設定するためのメニューが用意されています。
スマホの場合
Android の場合は、右上にあるメニューバー「」を選択してください。iPhone の場合は、右下のメニューバー「 その他」を選択します。
メニューリストが表示されるので、その中から「ニュースフィードの設定」を選択します。(ここからは、Andoroid も iPhone も操作は同じなので、iPhone の画像イメージは割愛します。)
ニュースフィードに表示されるコンテンツのカスタマイズ画面が表示されるので、一番上にある「トップに表示する人を選択」を選びます。
友達一覧と「いいね!」をした Facebook ページの一覧が表示されます。
ここで表示優先度を上げたい友達や Facebook ページを選択します。そうすると友達のアイコンの右肩に★マークが付き、下側に「トップに表示」と表示されるようになります。
これで設定は完了です。
パソコンの場合
パソコンのブラウザからアクセスする場合は、画面右上にある下三角マーク「▼」をクリックしてください。そうするとメニューリストが表示され「ニュースフィードの設定」メニューがありますので、そちらを選択してください。
あとはスマホと同じ画面遷移になりますので、同様に設定を行ってください。
まとめ
コミュニケーション状況により変わる Facebook のエッジランク。ネットの世界であっても、友達間のコミュニケーション状況によって判断されるとなると、SNS は実生活の延長線上にあると言っても、過言ではないでしょうね。
何でも「いいね!」をするのが良いとは言いませんが、何もアクションをしないよりは、少しでも共感できるのであれば「いいね!」を押してみてはいかがでしょうか。あなたに有益な情報が得られるかもしれませんよ?