Xiaomi のロボット掃除機 Dreame D9 レビュー。コスパが高い家事を楽にする三種の神器

更新日: 公開日:2021/02/03
Xiaomi ロボット掃除機 Dreame D9 レビュー

家事を楽にする三種の神器であるドラム式洗濯機、食器洗い乾燥機、そしてロボット掃除機。その中でも比較的導入コストが安い、ロボット掃除機をレビュー用に提供いただきました。

スティック掃除機に次いで、これから需要を増してくる注目の家電です。初めてロボット掃除機の導入を検討される方にもわかりやすく紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください!

今回紹介するアイテムがこちら。Dreame (ドリームミー) ロボット掃除機 D9 です。

聞き慣れないブランドで、少し警戒心を抱いてしまうかもしれませんが、よくある中華ブランドとは一線を画しています。まずは、Dreame について簡単に説明しておきます。

Dreame は Xiaomi (シャオミ) ブランドの1つ

Xiaomi(シャオミ)とは、2019年末に日本に上陸した中国のメーカーです。Mi シリーズのスマートフォンが有名で、世界のシェア率は、アップル、サムスンと肩を並べるスマホメーカーの1つ。近い将来、日本においても勢力を増してくるメーカーの1つとなると思います。

IoT 戦略の1つとして家電の世界にやってきた

時代は 5G 通信に突入し、様々なモノがインターネットにつながる IoT が身近になってきました。シャオミは2013年頃から IoT 家電に力を入れており、世界的にも業界的にも優位性のあるポジションを築き上げてきました。

さらにシャオミは、自社ブランドの製品群拡大を図る「シャオミエコシステム (Mi Ecosystem)」なる計画を遂行し、パートナー企業に出資・共同開発を行っています。そこでパートナー企業となった Dreame が、シャオミと共に開発した掃除機が、今回紹介する Dreame D9 です。

日本で馴染みが浅いだけで、世界的には大手メーカーなので安心してください。

ちなみに機器の管理や操作は、シャオミのスマート家電用スマホアプリ Mi Home で一元管理されます。

では紹介するロボット掃除機の話に移りましょう。

Dreame ロボット掃除機 D9 の機能をチェック

ロボット掃除機の存在は知っている。でもどのような家電なのか、詳しく知らない人も多くいるのではないでしょうか。そこで、初めてロボット掃除機の導入を検討している人にも分かりやすいように、実例を交えてレビュー形式で紹介していきます。

ロボット掃除機の仕組み

くるくる回る小さなブラシでゴミを集め、中央の口から吸い上げる。大半のロボット掃除機がこのような構造をしています。様々なセンサーが付いているのも特徴で、底面には本体が落下しないよう段差が感知できるセンサーが搭載しています。

dreame D9 の裏面 ロボット掃除機の仕組み

そして表面には空間を認識するための LDS センサーが搭載。このセンサーはレーザーで距離を測る機能を持ち、部屋の輪郭や障害物を検知するために利用されます。そして正面には充電台を探すためのセンサーがついています。

dreame D9 表面の LDS センサーと充電台に戻るためのセンサー

ロボット掃除機の後ろに見えるのが充電台です。

これらセンサーを駆使しながら空間を把握しつつ、部屋全体を掃除するのがロボット掃除機の仕組みです。おおまかな流れは次のようなイメージです。

ロボット掃除機の動き

  1. 充電台からスタート
  2. レーザーで距離を測りながら部屋の大きさを確認
  3. 大きさを把握した部屋全体を掃除する
  4. 次の部屋に移動
  5. 部屋の大きさを確認
  6. 部屋全体を掃除
  7. 部屋の数だけ繰り返す
  8. 行ける場所を全て掃除したら充電台に帰還

結局のところ、ロボット掃除機が移動できる全てのルートを動き回って掃除して、行ける場所がなくなった段階で充電台に戻るようにプログラムされています。

各部屋の掃除は、まず外周をぐるっと回って輪郭を把握した上で、内側を往復しながら掃除するように動きます。

通常はスマホアプリ経由で利用する

ロボット掃除機の本体にスイッチがついていて、そちらを押せば掃除がスタートします。あとは放置するだけで、勝手に部屋全体を動き回って掃除してくれます。これだけでも必要十分な機能ではありますが、専用のスマホアプリを使えばもっと使い勝手が良くなります。

例えばこの画面をご覧ください。スマホアプリから掃除が終わった状態を確認したものです。白い線が、実際にロボット掃除機の移動したルートです。一見、全ての部屋を掃除したように思えるのですが、画面右上の空間を通った形跡がありません。

スマホアプリから掃除終了の状態を確認したもの

きちんとドアを開けてストッパーに止めなかったことで、ロボット掃除機が通るルートをふさいでしまったようです。このように掃除結果が確認できれば、掃除漏れの箇所も見てすぐにわかります。

ちなみに掃除していないのに部屋の輪郭が把握できているのは、LDS センサーが届いて壁までの距離を検知できたり、以前掃除した時に収集した部屋情報を参考にしているためです。

また画面の右下に [クリーニングを開始] のメニューがあるように、スマホアプリから指示を出して掃除がスタートできます。この掃除機は IoT 家電ですから、外出先で同様にアプリ操作で掃除させることも可能なのです。

画面上部に表示している情報は、掃除した面積と時間です。1m3 あたり1分くらいのペースで掃除してくれます。

スマホアプリでできること

本体の操作では、ロボット掃除機を起動させるくらいしかできません。一方でスマホアプリを利用すれば、他にも次のようなことができます。

  • 部屋を指定して掃除する
  • 範囲を指定して掃除する
  • 時間指定で掃除の予約をする(繰り返しOK)
  • ロボット掃除機の進入禁止エリアを指定する
  • 仮想壁を指定する

このように、棚をどかしたらホコリまみれだった!とか、粉ものをこぼしてすぐに掃除機を掛けたい場合、範囲指定の掃除を指示すればすぐにロボット掃除機が来てくれます。

ホコリの溜まった床

一時的に清掃対象外の区域を指定したり、特定の部屋だけ掃除するのもスマホ操作で楽々行えます。また、事前に掃除の予約をする機能も備わっており、曜日指定の繰り返し予約が行えます。

我が家では、週末の開始時刻を1時間ずらしてセットしています。

  • 月~金 AM 10:00 スタート
  • 土・日 AM 11:00 スタート

毎日掃除してもゴミは溜まる

ダスト容器は丸洗いできるプラスチック製で、紙パックは不要です。ロボット掃除機を毎日動かしていても、それなりにゴミは溜まってしまいます。理想は毎日ダスト容器を空にするのが望ましいと思うのですが、うっかり忘れてしまいがち。

2日くらい放置すると、ご覧のようにホコリが押しつぶされた状態で結構な量が溜まっています。

Dreame D9 ダスト容器にゴミが溜まっている状態

ダストボックスの取り外しは簡単で、指で摘んで持ち上げるだけです。この人差し指で摘んでいる部分の面が、パカッと大きく開く構造になっていて、ゴミが捨てやすいのが Good です。

Dreame D9 のダスト容器を取り外す

公称値では、一度に最大 250 m2 を掃除できるらしいです。つまりそれくらいの面積を掃除できるくらい、ダスト容器 (570ml) にはゴミが溜められるのだと思われます。

ダスト容器やフィルターは丸ごと水洗いできます。そのまま放置すると乾燥に丸一日、水滴を軽く拭き取って乾かせば、半日程度で乾きます。

掃除機としての性能はどうなのか?!

吸引力は強くないが問題はない

フローリングにおける吸引力は、全く不満がありません。仕様上の 3,000Pa がどの程度の吸引力なのかよくわからないですが、ゴミが溜まりすぎたカーペットには若干のパワー不足感がありました。

その問題の解決策として、これまでの掃除機でカーペットを綺麗にした上で、ロボット掃除機を導入するのが良いです。そうすれば日々活動してくれるロボット掃除機の吸引力だけでも、カーペットをきれいな状態に保てます。

吸引力の設定は4段階。アプリを通して設定できます。

  • マナーモード
  • 標準
  • ターボ

マナーモードは吸引力が弱くなるものの、音が静かです。反対にターボに設定すれば、音はうるさいですが勢いよくゴミを吸い上げてくれます。ターボにするなら深夜帯の掃除は避けたほうが無難かもしれません。

また、カーペットを自動識別して吸引力を最大にする設定もアプリから行えます。特にカーペットの場所を指定する必要はなく、ロボット掃除機が勝手に判断してくれます。掃除する場所によって動作を変えるのは、なかなかすごい機能だと思います。

パワーはあるけど髪の毛は絡まる

吸引力には満足しています。ただブラシの構造は回転式で、髪の毛が絡まりやすく処理が面倒なのが唯一の難点です。

髪の毛が引っ掛かったブラシ

ブラシ自体は簡単に取り外せて、専用のクリーニングツールを使えば絡まった髪の毛がカットできます。そこまで大変ではないものの、やはり面倒くさいと思ってしまう感情は避けられません。洗面所など明らかに髪の毛が落ちている場所は、予め別の掃除機で綺麗にしておいたほうが楽だったりします。

簡単に取り外せるブラシ

ちなみに我が家にはダイソン V10 の掃除機もあります。このソフトローラーのヘッドは、髪の毛が全く絡まらないのが最大の特徴。部屋全体を掃除するのは面倒だけど、髪の毛を処理するくらいならそんなに手間ではありません。

ダイソンのソフトローラークリーンヘッド

髪の毛程度であれば、このようなローラーヘッドを使わなくても、ヘッドを外して吸えばいいだけ。

2cm の段差まで乗り越える

底面のタイヤ部分は、サスペンションのような構造で凸凹な面でも移動できます。ここまで可動領域があると、ちょとした障害物に乗り上げてもタイヤが地面に届くため、掃除の途中で移動できなくなるような心配もありません。

Dreame D9 タイヤのサスペンション具合

公式では乗り越えられる段差が 20mm まで(2cm)と記載されています。部屋の構造上における段差であれば、難なく乗り越えられます。

障害物があってもその周りを掃除してくれる

障害物があった場合、その周りをきちんと掃除してくれないんじゃないかと不信感はあったものの、全く心配無用でした。

事前に LDS センサーでテーブルの脚を障害物として検知しているようで、例えばテーブル脚にぶつかると、その周りに沿うようにグルっと回って掃除してくれます。思った以上に賢い!

Dreame D9 がテーブルの脚まわりを掃除する様子1

Dreame D9 がテーブルの脚まわりを掃除する様子2

Dreame D9 がテーブルの脚まわりを掃除する様子3

こんな感じで、脚まわりを一周した形跡が記録したルートに残っています。

テーブルの脚まわりを掃除したルートの記録

掃除できる場所は、漏れなくきちんと綺麗にしている印象を受けました。

掃除機が障害物にぶつかっても大丈夫

レーザーで障害物を検知しても、ロボット掃除機の本体が障害物にぶつからずに掃除するのは不可能です。とは言え、掃除機に思いっきりぶつかることはなく、ソフトタッチ程度です。しかも障害物にぶつかると、本体前面のバンパーが沈む構造になっています。

Dreame D9 障害物にぶつかっても大丈夫なバンパー

そして側面にもセンサーがついています。そのため軽く触れる程度で、障害物は検知できるようです。

Dreame D9 側面のセンサー

水拭き機能までついてる

個人的に一番驚いている機能がこれ。Dreame D9 は、ゴミを吸う機能と水拭き機能が共存しています。通常は掃除機として機能し、水拭きモジュールを装着すれば拭き掃除ロボットに早変わり。

Dreame D9 水拭きモジュール

うちはカーペットを敷いていて、フローリングエリアがそこまで広くないため、水拭き機能に関してはきちんと検証ができていません。軽く使ってみた感じでは、最初にセットするのが少し手間だけど、自分で床拭きするよりは圧倒的に楽でした。

近々、広い家に引っ越す予定ゆえ、そこで改めて機能を確認しようと思います。

Dreame D9 を導入して良かったこと

床に物を放置しないようになった

ロボット掃除機の通り道に障害物があると、そこは掃除をしてくれません。せっかく掃除してくれるなら、可能な限り全ての床を掃除して欲しいですよね。そうなると必然的に床を綺麗にしておく習慣が身につきます。

これまでテーブルの下に隠れていたものは見える位置に移動され、その置き場所が適切でなければ目につくようになり、結果的に片付けて部屋はスッキリ!よほどズボラでなければ、ロボット掃除機を導入するだけで部屋の中が片付けられた状態になると思います。

ケーブル等もきちんとまとめておかないと、ロボット掃除機が引きずり回ってしまいます。

Dreame D9 が引きずったケーブル

ロボット掃除機を導入してからしばらくは、あれこれ片付けが必要です。でも最初に一通り綺麗にしてしまえば、この快適な状態を維持するように努めるのは簡単です。

ロボット掃除機に愛着が湧いてくる

良かったことなのかわかりませんが、全自動で動いている姿を日々見ていると、次第に愛くるしくなってきました。まるでペットのような(笑)

充電台に戻る Dreame D9

ロボット掃除機を手にしたら、皆同じような感覚になると思いますよ。いつもより掃除に時間が掛かっているなぁと様子を見に行ったら、棚の下で行ったり来たりしてることもありますから。

棚の下から出てこれなくなった Dreame D9

そのまま様子を見ていると、何度か往復したのち、きちんと出てきました。

掃除のコストは大幅に減った

掃除って、やる気の都合で行動するまで結構大変だったりしますが(僕だけですか?)、ロボット掃除機の場合はタイマーをセットすれば勝手に掃除してくれます。手作業が必要なのは、掃除が終わって次に掃除する時間になるまでに、ダスト容器を空にするだけ。

ここまで掃除が楽になると思っていませんでした。これならもっと早くロボット掃除機を導入しておけば良かったなぁと。

マンションとの相性抜群

戸建てだとフロアごとの掃除になり、ロボット掃除機1台では全部屋を掃除できません。一方マンションであれば、全ての部屋のドアを開けておくだけで全ての部屋を掃除してくれます。

今は 50 m2 程度の 2DK の間取りの家に住んでいて、やる気モード全開で掃除すれば、ロボット掃除機を使わなくても短時間で掃除は終わります。しかし近々引っ越しを予定している間取りは 3LDK で、面積が約1.4倍広くなります。

もう掃除機を掛けるのが大変な未来が見え隠れしていますが、幸いなことに全部屋フローリングのため、ロボット掃除機が良い感じに仕事をしてくれるんじゃないかと期待しています。

Alexa とも連携できる

Amazon のスマートスピーカーである Echo シリーズと連携すれば、声でロボット掃除機を操作できます。

「アレクサ、掃除機をスタートして!」

外出時のみロボット掃除機を動かしたい場合、定刻タイマーをセットするより、家を出るタイミングで指示を出したほうが便利だったりします。声での操作に慣れると、もうスマホアプリすら開くのが面倒になります。

音声操作するには初期設定が必要です

家事をロボットに分担する時代がやってきた

共働きが当たり前な現代社会において、夫婦が家事を分担するのが一般的になりつつある昨今。その家事の一部を、自動化できる時代がやってきました。今回紹介した Dreame ロボット掃除機 D9 の導入コストは、わずか3万円程度です。

楽天で購入すればポイントがついて、実質2万円台で購入可能です!

掃除をするだけも十分なのに、水拭き機能がついているのは嬉しいです。初めてのロボット掃除機として導入するには、丁度良い価格帯ではないかと思います。変に安すぎず、きちんとした性能で、背景に大きなメーカーがついている安心感。

時間をお金で買うような感覚があるかもしれませんが、感覚的には1年せずに元がとれるような気がします。

社会情勢による外出の自粛や在宅ワークによって、自宅にいる時間が長くなりました。日々の家事すらも、仕事の延長と感じてしまいやすくなる状況において、ロボット掃除機の存在で気持ちが少し楽になったのも事実です。

自分の手で掃除機を掛けるのが好きな人には、無用の長物です。でもそうでない人には、絶対的に評価を得られるアイテムなのは間違いありません。細かい仕様は公式サイトに記載しているので、購入を検討してる方は参考にしてください。

以上、Xiaomi が開発支援しているロボット掃除機 Dreame D9 の紹介でした。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。個人事業主として独立して Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりしています。

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