mixi2できること、できないこと一覧
あの mixi から、新しい SNS である mixi2 が登場した。しかし既存の mixi の面影はなく、X のようなシステムで再構築されている。
ガラケー時代からスマホ時代へ。
日々、機能をアップデートしている最中のため、現状「何ができて、何ができないのか?」がよくわからない。そこでこの記事では、現状の mixi2 で利用できる機能、または制限がある機能について、わかりやすく整理していく。
mixi2の登録方法【招待制】
mixi2 は初期の mixi と同じく、誰かから招待を受けて登録する仕組みになっている。しかし、招待状を SNS へ共有できる機能も提供されたため、既存の人間関係に依存することなく簡単に登録できる。
招待状の利用はご自由にどうぞ。登録後、フォロー解除しても構いません。
初代mixiとの違い
mixi2 は短文テキストによる、リアルタイムのタイムライン表示を中心とした SNS で、コミュニティ機能も用意されている。イメージとしては、X (Twitter) の構造に限りなく近い。
また旧 mixi のような日記の機能はなく、コミュニティもトピック方式でないため、コミュニティ内はタイムラインで情報が一列に並ぶ構造となっている。
旧mixi | mixi2 | |
---|---|---|
日記機能 | あり | なし |
フォトアルバム | あり | なし |
コミュニティ | トピック式 | タイムライン式 |
ゲーム | あり | なし |
DM | あり | あり |
投稿内容のシェア | できない | できる |
これまでの旧 mixi と、SNS としての構造が異なるため、全く別のサービスだと思ったほうが良い。mixi の名前は残ったが、おそらく過去と同じような体験は得られないだろう。
mixi2 でできること
つぶやきの投稿(ポスト)
投稿文字数は 149.3 文字まで。反対から読むと 3941(ミクシイ)になっている。実質150文字。全て X のようにタイムラインに投稿される。
コミュニティの作成
初代 mixi と同様に作成できる。ただし掲示板のようなトピック方式でないため、情報がタイムラインに一列に並ぶ。コミュニティの内容は、ホームのタイムラインに掲載される。あちこちコミュニティに参加するとタイムラインが汚染されるため、コミュニティのミュート機能が実装されている。
ポストのプロフィール固定
Xと同様に、特定のポストをプロフィールのトップに固定できる。
エフェクトで装飾できる投稿(エモテキ)
投稿する内容の文字を大きくしたり、テキスト全体を動かすエフェクト効果を持たせることができる。また投稿内容に、感情を表すスタンプのようなものが付けられる。
いいね!以外のリアクションによる反応
次のようなアイコンで、ポストに反応できる。ポストごとに5枠用意され、その枠が埋まるとその5枠の絵柄からしか選べなくなる。
リアクションには、顔文字や言葉で反応できるようなアイコンが用意されている。こちらがリアクションの一覧。
このあたりは投稿イメージを見てもらうとわかりやすい。
鍵垢
フォローを承認制にすることで、フォロー外の人に投稿が閲覧できないように制御できる。言うなれば、初代 mixi は鍵垢がデフォだった。
ブロック機能
ブロックした相手のフォローが外れ、自身の投稿を閲覧できないようにする。これは、フォローされた人のフォローを解除する唯一の方法。ブロックがバレないように、ブロック+解除(ブロ解)することもできる。
そして、相手の検索結果に表示されなくなる。
ミュート機能
フォロー状況に関わらず、タイムラインが投稿に表示されなくなる。ブロック機能とは異なり、相手にはわからない。
複数アカウントの利用
ユーザーは最大3つまで作成できる。アプリ内での切り替えも可能。ただしアカウントを削除すると、サブアカウントも全て削除される一括削除のみ。間違って作ったアカウントを、1つだけ削除することはできない。
登録後の ID 変更
リリース時に制限されていた、ID が変更できるようになった。プロフィール編集画面から変更が可能。ただし、ID を変更した後は30日間は変更ができないので要注意。
mixi2 でできないこと
未成年(18歳未満)の利用
mixi2 の利用は満18歳以上が条件。
パソコン・ブラウザからのアクセス
現在、mixi2 で提供されているのはアプリ版のみ。Webブラウザ版のリリースは未定。
既存の mixi アカウントは使えない
招待状から新しくアカウントを登録する必要がある。メールアドレスが必要。
日記の執筆(長文の投稿)
投稿文字数は 149.3 文字(実質150文字)まで。全てタイムラインに投稿される。カレンダーによる投稿年月の絞り込みもできない。
足あと機能
初代 mixi の足あと機能はない。しかしその名残か、リアクションボタンを長押しすると、足あとアイコンでリアクションができるイースターエッグ(隠し機能)が存在する。
投稿内容の編集
投稿した内容を後で編集することはできない。これはリポスト機能があるため、と思われる。今後、Threads や X の有料アカウントのよう、に時間限定で再編集できる機能が実装される可能性はある。
アカウントの個別削除
1つの mixi2 アカウントで作成したユーザー (最大3つ作成) は、個別に削除できない。削除するときは、全てまとめて削除されるので要注意。
よくある質問【FAQ】
mixi2は匿名で利用できる?
できる。メールアドレス以外の個人情報は登録不要。
初代 mixi の情報を移行できる?
できない。システムが異なるため、移行できない。
招待状の人数制限はある?
人数制限はない。しかし、招待状に有効期限がある。もし有効期限が切れた場合は、再発行できる。
投稿内容に動画は貼れる?
動画投稿は可能。1日あたり、アップロードできる写真・動画の容量が 1GB まで用意されている。それ以上のサイズのファイルはアップできない。
招待状を送ってもらえる友人がいない
こちらの招待状 からどうぞ。期限が切れている場合は、他の SNS で「mixi2 招待状」と検索すれば、招待状が見つかるはず。
フォローに制限数はあるのか?
リリース直後は、フォロー上限2,000人までで制限。フォローされる人数においては制限がない。そしてブロックできるユーザーは、300人が上限。
特定の人からのフォローをNGにしたい
予め、そのユーザーのプロフィールページにアクセスして、ブロックすればOK。