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干支別の守護本尊と梵字(ぼん字)、その読み方について

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梵字

密教における思想の一つで、生まれ年により特定の仏様と結ばれており、その仏様は自分を守ってくれると言う伝えがあります。そしてその守護本尊は、干支(十二支)により決められています。また、梵字(悉曇文字:しったんもじ)は、文字そのものが仏様や菩薩(ぼさつ)様を表す神聖な文字として崇められてきました。

古来からの伝えにより、自分自身がどの仏様のご加護を受けているのか、皆さんご存知でしょうか。自身のご本尊を把握しておけば、寺院等へお参りした際に守護本尊へきちんと挨拶することもできます。

干支別の守護本尊と梵字・読み方

干支梵字読み方本尊
子(ねずみ)キリークキリーク千手観世音菩薩
(せんじゅかんぜおんぼさつ)
丑(うし)
寅(とら)
タラークタラーク虚空蔵菩薩
(こくぞうぼさつ)
卯(うさぎ)マンマン文殊菩薩
(もんじゅぼさつ)
辰(たつ)
巳(へび)
アンアン普賢菩薩
(ふげんぼさつ)
午(うま)サクサク勢至菩薩
(せいしぼさつ)
未(ひつじ)
申(さる)
バンバン大日如来
(だいにちにょらい)
酉(とり)カーンカーン不動明王
(ふどうみょうおう)
戌(いぬ)
亥(いのしし)
キリークキリーク阿弥陀如来
(あみだにょらい)

寺院では干支別にお守りを販売している場合があります。さすがにご本尊の仏像を常日頃から持ち歩くことは難しいですが、仏様・菩薩様を表す梵字を印したものであれば身に付けることが出来ます。干支別のお守りに梵字が印されているのも、このような理由からなのでしょう。

今度寺院に行く際は、梵字を意識してお参りしてみてはいかがでしょうか。

この記事で仕様したフォント

今回の記事で使用した梵字の画像は、以下の「Ap梵字悉曇フォント」を使って画像キャプチャしたものになります。参考までに。

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