オーディオ領域を圧縮して iPhone や iPod の空き容量を増やす方法

2016/05/25

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iOS の更新通知が届いたので、パソコンにつないで更新しようとした時のことです。iPod touch の空き容量が無かったようで、次のようにエラー通知が出てしまいました。

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iOS 9.3.2 に更新するには、iPod に 770MB 以上の空き容量が必要です。メディアの同期オプションを変更して、使用できる容量を増やしてください。

毎月のように新しいアルバムを買っては同期していたので、空き容量が少なくなっていたことは分かっていましたが、iOS 更新用の領域は予め確保されていないのを初めて知りました。iTunes から iPod の状況を見てもご覧の通り、空き容量が全く無いように見受けられます。

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iPhone でも同様ですが、iPod touch から空き容量を確認してみます。[設定] → [一般] → [情報] と進むと、現状の使用可能容量を確認することができます。

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なんと、わずか 503MB しか残っていませんでした。と言うか、全部聴かないのに9000曲以上もの曲数を入れておくのは無駄じゃないかと、我ながら突っ込みを入れたくなるところですが、音楽に関しては取捨選択が下手くそなので、曲数は現状維持で対策を考えます。

空き容量を増やす方法を考える

単純にファイルやアプリを減らせば、空き容量を増やせます。しかし不要なファイルと言われても、容量を増やす程の大型なサイズのファイルは基本無いと言っても良いかもしれません。

アプリが原因の場合は容量削減が難しい

容量をひっ迫している原因がアプリの場合、アプリそのものを削除する以外に空き容量を増やすのは難しいでしょう。Facebook や Twitter、Line のような SNS アプリを削除して再インストールすれば、空き容量が増えるらしいですが、どちらにせよ使い込んでいるうちに、元の容量に戻るので良策とは言えません。

ましてや LINE の場合、アプリを削除すると過去ログも見られなくなってしまうので、人によっては困ってしまうことでしょう。

アプリの容量でどうにかしなくてはいけない人は、まずは未使用アプリまたは使用頻度が著しく低いアプリを見直してアンインストールするところから初めてください。全て消せないのであれば容量が大きい機種へ変更するか、パソコンへ一部のデータを退避して容量を確保してください。

もしパソコンを持っていないのであれば、Lightning ケーブルへダイレクトで挿せる USB メモリがありますので、そちらへデータを移すのも1つの手段です。

音楽のビットレートを見直す

昔から mp3 プレイヤーを利用している人にとっては当たり前ですが、曲のビットレートを変えればファイルサイズも変動します。ビットレート、つまり圧縮率のことです。ファイルのプロパティーを開くと、ビットレートの欄があります。

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kbps の単位で表現され、この数値が大きいほど高音質になります。その反面、高音質ほどファイルサイズが大きくなってしまいます。

つまりこのビットレートを下げれば、iPhone や iPod へ格納する音楽ファイルの容量も小さくなります。元が mp3 のファイルであれば、iTunes の設定に応じた AAC 形式の変換を簡単に行うことができます。ファイルによって AAC の方が同一ビットレートでもファイルサイズが小さくなります。以下のページは、参考までに。

iTunes で mp3 から AAC バージョンのファイルを作成するメニューの位置が変わった?!
自前の曲を mp3 で出力し、iTunes 上で AAC へ変換しようとしたところ、曲を右クリックしても「AACバージョンを作成」のメニューが表示されないことに気付き...

しかし、ビットレートの高いファイルを見つけ出して変換処理を行うのは骨が折れる作業です。まずは、まずは警告メッセージに書いてあった通り「メディアの同期オプション」を変更することで対応することを検討してみてください。

するとどうでしょう。iPhone や iPod へ転送する際に、ビットレート変換するオプションがあるではないですか。しかも変換後のビットレートまで指定できます。

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音質にこだわるのであれば 256kbps を指定したいところですが、通勤・通学時に聴くのがメインであれば、128kbps 程度あれば十分な音質です。レートを下げることで、曲によっては高音部のシャリシャリ感が強くなることもあるので、少し気になるかもしれません。間を取って 192kbps くらいであれば、特に違和感なく聴けると思うので、あれこれと調整してみてください。

このビットレート変換は、iTunes 内の曲のビットレートが直接変換されるわけではありません。iPhone や iPod に格納する際に変換を行って転送をするため、iTunes 内のビットレートはそのままとなります。

転送時にビットレート変換処理が行われるため、曲の転送時間、つまりは同期に掛かる時間は増えます。最初にこの設定を行うと、対象の曲全てに対して処理が走るため、相当な時間が掛かることを念頭に置いてください。

ちなみに僕の環境では、半分弱の約 4,000曲が変換対象となりました。そして同期に掛かった時間は約2時間です。

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同期処理はかなりの時間を費やしましたが、その甲斐あって 17GByte もの容量を確保することができました。これでまた安心して曲数を増やしていくことができます。

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普段は PC で音楽を聴いていて、iPod は電車や車の中で聴くのが主となっています。音質の方は今のところ気になる点はありません。これで無事 iOS の更新も行えそうです。

以上、iPhone や iPod の空き容量を増やす方法の紹介でした。容量不足でお悩みの方は、是非試してみてください。

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気力・体力勝負なシステム業界のエンジニアを経て、個人事業主として独立。Web サイト運営、動画制作など活動の場を広げています。目指すところへの道のりは険しいですが、自分が自分らしくあるために、一歩ずつ進んでいきます!

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