【レビュー】dodocool 薄型ノートパソコン用スリーブは MacBook に最適化されたフェルトケース
dodocool (ドドクール)の提供によるノートパソコン用スリーブケースのレビューです。
ノートパソコンを持ち歩く時、カバンによっては直接入れるのに抵抗があることがしばしばあります。衝撃により破損してしまうリスク、カバンの中に入っている他のものと擦れて傷ついてしまうリスクなど、それなりに危険と隣り合わせなことが多いです。
理想としてはノートパソコンにちょうどフィットするケースに入れられれば、これらのリスクを軽減することができます。そこで登場するのが専用のスリーブケースです。
なお、こちらの製品は販売が終了しています。機能面が全く同じ類似品がありますので、そちらのリンクを掲載しておきます。
dodocool のスリーブは MacBook 用に適したケースとなっていますが、昨今は Windows 端末であっても、MacBook のように薄型で表面が金属加工された機種が多く販売されています。Dell の XPS 13 や HP の ENVY など、ようやく Win 機でも見た目で欲しくなるような機種も出回り始めました。
ノートパソコン専用の収納ポケットが付いているカバンでない限り、スリーブケースの存在価値は大きいです。この dodocool のケースは見た目もスッキリしていて、とてもシンプルな作りになっているのが特徴です。
dodocool スリーブケースの概要
- ノートパソコン用スリーブケース
- フェルトポーチ
- ポケット幅: 35cm
- ポケット奥行き: 24cm
全体がフェルト素材でできたケースに、同じ素材を用いた小さなポーチが付属しています。このケースとポーチはくっついているのではなく、それぞれバラバラになっています。
ポーチの使い方としては、マウスを入れたり電源アダプターを入れたりと様々な用途に活用できます。
ベロア生地が本体を傷から守る
パソコン本体を入れるメインのポケットはベロア生地を利用しているので、優しい肌触りをしています。直接フェルトに触れると、物によっては細かい傷が付くリスクを追ってしまうので、1枚別の生地を噛ませた安心の設計となっています。そのためノートパソコンだけでなく、直接画面が触れてしまうような大型タブレットの格納にも適しています。
全体を覆うフェルトは厚みが 3mm ほど。本来フェルトはクッション性のある素材ではないものの、中途半端に柔らかい素材を用いたケースよりは衝撃の吸収性があります。強い衝撃から守りたいのであれば、硬い低反発素材を用いたケースを利用すると良いでしょう。
前面に1つ背面に2つのポケット
前面のポケットは幅 28cm 深さ 20cm ほどの大きさがあります。少し大きめのタブレットでも格納することが可能です。ただ、このスリーブケース自体はマチがないので、入れるノートパソコンの厚みによってはポケットが使えないこともあります。
内側はベロア生地の裏面が丸出しになっています。使い勝手はあまり良くないので、おまけ程度のポケットであると考えてください。
裏面には 12cm x 12cm のポケットが2つ付いています。こちらも表面と同様の構造になっています。あまり厚みの出ない小物を入れておくにはちょうど良いかもしれません。
dodocool スリーブケースの使用感
MacBook 用として最適なスリーブケース
さすがに MacBook に合わせて設計されているだけあって、13インチ MacBook Pro にピッタリでした。ポケットがやや大きめなサイズ感ではあるものの、出し入れのし易さを考慮するとマチがない分ちょうど良いサイズと言えるのではないでしょうか。
パソコン用としては 12 インチと 13.3 インチのモデルがあるので、利用するパソコンのサイズに合わせて購入するといいでしょう。
MacBook を格納した写真を撮り損じてしまったので、こちらは後日アップする予定です。
MacBook 以外のノートパソコンにも使えるのか?
試しに厚みのある 12.1 インチ型の ThinkPad を入れてみました。しかも大容量バッテリーを付けているので、スリーブケースの奥行きよりも大きいパソコンです。
ベルクロで無理矢理ふたをする感じになってしまいましたが、無事に格納することができました。パソコン自体に厚み(約2cm)があるため、膨らんだ感じになります。横幅に若干の遊びができるので、やはり 13 インチのパソコンを入れるのにちょうど良いサイズのようです。
付属のポーチは様々な用途に使える
セットで付いてくるポーチの素材はスリーブケースと同様にフェルトでできています。こちらはマチがあるため、厚みのあるものでも格納することが可能です。メインのケースとセットで持ち歩くよりも、別物のケースとして考えると使える幅が広がります。
僕の場合、モバイルバッテリーや USB の充電用アダプター、USB ケーブルや Wi-Fi ルーターなど、ガジェット系の小物入れとして使っています。こちらはベルクロではなく、ゴムで全体をくくるような仕様になっています。
場合によっては音楽プレーヤーやイヤホンを入れたり、カメラレンズ用のフィルターを入れたりと使い勝手が良いので、使用頻度が高めになっています。
シンプルな見た目がかっこいい
サイズのバリエーションとして、パソコン用に 12 インチと 13.3 インチモデルが、それぞれグレーとダークグレーの2色で用意されています。またタブレット用として、フェルトポーチの付かない 9.7 インチのグレーのモデルがあります。グレーはやや明るすぎる印象があり、ダークグレーは落ち着いた色合いです。どちらも MacBook との色味のバランスが合っていますが、個人的にはダークグレーのほうがガジェット用ケースとして小洒落た感があるので気に入っています。
余計なものが付いていない、ノートパソコンを守るための必要最低限の構成であることが、シンプルなかっこよさを演出しています。全体のフェルト素材が、渋すぎず重くもなく軽くもない雰囲気を醸し出しているので、人を選ばず利用できるアイテムになっているのではないでしょうか。
スリーブケースとしては安い部類にはいる製品ですが、十分に満足感を得られるものになっています。このケースを利用すれば、クッション性の素材が用いられていないようなリュックサックでも難なくノートパソコンが持ち運べるようになります。
MacBook を丸裸で持ち歩きたくないけど、ちょうど良いケースが見つからなかった人には一押しできる製品です。詳細はリンクから参照ください。
以上、dodocool フェルト地の薄型ノートパソコン用スリーブケースの紹介でした。