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properties ファイルも編集できるテキストエディタ Sublime Text

更新日: 公開日:2015/07/13
SublimeText でプロパティファイルを編集

以前のエントリーで、Eclipse の無い環境で propertiesファイルを編集する方法として、JDK の「native2ascii」コマンドにより変換を行う方法を紹介しました。

しかしこの方法では、修正前後で変換処理を行わなくてはいけない煩わしさがあります。変換しなくてもテキストエディタで使えればいいのに!そんな要望に Sublime Text のプラグインが答えてくれます。

Sublime Text とは

プラグインによる拡張機能を備えたテキストエディタ。言語を問わずプログラミング用としても最適で、用途に合わせてカスタマイズできるのが最大の魅力です。

JavaPropertiesEditor プラグインで properties ファイルを編集

Sublime Text のプラグインは [Package Control] を利用してのインストールを行います。Sublime Text および Package Control をインストールしていない場合は、前述の記事を参考にしてください。

  1. メニューから ツール(T) > コマンドパレット を選択
  2. Package Control: Install Package を選択
  3. 別のパレットが立ち上がるので JavaPropertiesEditor を検索し選択
    edit-properties-file-by-sublime-text01

これで完了です。インストール後の設定等はありません。それでは実際にファイルを編集してみましょう。

Sublime Text で properties ファイルを編集する

まず編集前の properties ファイルを普通のテキストエディタで開いてみます。

edit-properties-file-without-eclipse02

ご覧の通り、文字化けしたような状態で表示されます。実際は文字コードが合っていないだけなので、文字化けではありません。

続いて、JavaPropertiesEditor プラグインをインストールした Sublime Text で開きます。特に設定することなく、エディタ側で自動的に文字コードを判断して表示します。

edit-properties-file-by-sublime-text02

きちんと内容が表示されました。このプラグインは名前の通りエディターなので、properties ファイルを編集&保存することもできます。プラグインを入れるだけで properties ファイルであることを意識せずに編集できるのが凄いです。

edit-properties-file-by-sublime-text03

それでは更新した properties ファイルを Eclipse 上で開いてみましょう。

edit-properties-file-by-sublime-text04

変更内容が問題なく反映されています。

ちょっとした文言変更をする場合、わざわざ起動するのに時間が掛かる Eclipse を使わなくても簡単に properties ファイルを編集できるのは非常に便利です。

通常のテキストエディタとしても優秀なので、気になる方は Sublime Text を一度使ってみてはいかがでしょうか。

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