ミューズ ノータッチ泡ハンドソープを分解して自分で詰め替える方法。大容量のリフィルから補充する
手をかざすだけでハンドソープが出てくる自動のソープディスペンサーを、ようやく自宅に導入しました。利便性については半信半疑でしたが、帰宅してすぐに洗面所へ直行し、どこにも触れずにハンドソープが出てくるのは思ったより良い感じ。便利というより、衛生面での安心感があります。
購入したのは、ミューズが出しているノータッチ泡ハンドソープです。
慣れてしまえばプッシュ式より使いやすく、うちに遊びに来た親族にも好評。そして2ヶ月近く経過し、そろそろ補充用ハンドソープを買おうとした時に気付いたのです。
詰め替えボトルの値段が高い、と。
きちんと下調べせずに買った僕が悪いのですが、ボトルにハンドソープ液を補充する方式ではなく、ボトルを丸ごと交換する仕組みだそうで。なんだか全然エコじゃないし、ボトルを分解すれば液体だけ詰め替えられるだろうと試行錯誤した結果、液体のみの詰替に成功。
これでノータッチ泡ハンドソープを安く補充できる!
ノータッチ泡ハンドソープを自分で詰め替える
詰替え用に購入したのは、同じミューズから出ている泡ハンドソープの詰替え用です。交換用ボトルの価格で2倍の容量が入っています。
しかも裏面の成分表示を見る限り、中身は付属のボトルと同じもの。
詰替えボトルのふたを外す方法
液体を直接補充する構造になっていないため、簡単にふたが外れないような作りをしています。キャップの内側の丸い段々になっている部分が爪になっていて、ボトル側の出っ張りにはまる構造をしています。
ボトル本体の出っ張りはご覧の通り。ここはネジ山の構造ではなく、一周ぐるっと出っ張っていて、キャップ側の爪がはまります。一度ふたをしたら外れない、逆止弁のような作りです。
中央部分のヘソみたいな出っ張りが、手でひねって簡単に外させないメーカーの意図が見え隠れしているような気がします。
ここをネジ山構造にするのは技術的に難しくないと思うのですが、ひねくれた考え方をすれば、高い消耗品を継続的に購入させるメーカーの戦略としてはこれが正解なのかもしれません。(でもエコじゃないのは好きじゃない)
このボトルのふたは、半ば力ずくで強制的に開けます。ボトルのふたと本体の間にマイナスドライバーをぐいっと奥まで差し込み、テコの原理で引っ掛かってる爪を外すようなイメージで力を加えていきます。
変な方向に力を入れてしまうと、キャップのプラスチックが割れる可能性があります。ボトルのパーツを壊してしまった場合は、諦めて詰替え用ボトルを使いましょう。
液体ハンドソープを補充してふたをするだけ
ボトルキャップは、外すときよりも付ける時のほうが圧倒的に簡単です。溝に合わせて上から押し込むだけ。あとは、ボトルをディスペンサー本体に設置したらできあがり。
ちゃんと泡の状態で出てきます。
普通の泡ハンドソープの詰替で大丈夫?!
成分表示を見る限り中身は同じ
製品裏面に記載された成分表示は、交換用ボトルも補充用の泡ハンドソープも全く同じでした。下記の Amazon リンクを辿ると、本体裏面の成分表示情報が確認できます。
細かい成分の含有量の比率はわかりません。ただ成分の並び順と内容が全く同じなので、中身は同じではないかと推測します。
有効成分 | サリチル酸 |
---|---|
その他の成分 | POEラウリエーテル硫酸アンモニウム液 アルキルグリコシド 濃グリセリン クエン酸 クエン酸ナトリウム POE(17)POP(17)プチルエーテル エデト酸塩 POE・ジメチコン共重合体 ヒドロキシエチルセルロース ベンジンアルコール 安息香酸ナトリウム ソルビン酸カリウム チャエキス(1) ヒアルロン酸ナトリウム・2 ビタミンCリン酸マグネシウム 香料 エタノール |
使い心地は全く一緒
ディスペンサーからは、きちんと泡の状態で出てきます。写真を撮るのに3回くらい動いちゃって、ハンドソープの量は多めでお送りしています。
成分うんぬん以前に、そもそも補充したのもハンドソープですから、ちゃんとディスペンサーから出るなら問題ありません。ただし他のメーカーの泡タイプのものが、このディスペンサーに合うのかは不明です。
とりあえず、ミューズの泡ハンドソープ詰替え用であれば同じ用に使えると分かりました。次からは一番大きい 900ml のリフィルを購入する予定です。
本当はボトルが液体を継ぎ足せる構造になっているのが理想ですが、ドライバーでこじ開ければボトルを再利用できるので、現状は良しとします。石けんとしてのミューズの効果は評価しているので、ボトル部分が壊れた時には正規の詰替えボトルを買い直そうと思います。