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車中泊の持ち物リスト!これさえあれば宿なし旅行も満喫できるおすすめグッズを紹介

更新日: 公開日:2016/01/14
車中泊おすすめグッズ紹介します

我が家の旅行は車で遠出する機会が多く、北は青森県の竜飛岬から西は山口県と九州を結ぶ関門トンネルを抜けた門司港まで、様々な土地へ旅しました。車旅は慣れたもので、事前に宿を予約するより車中泊で過ごす日数のほうが多いほど。

車中泊用に買い揃えたグッズは少しずつアップデートされ、今ではいつでも車中泊前提で旅行へ行ける状態になっています。慣れてしまえば宿なし旅行も楽しいもので、車で寝泊まりしないと物足りなさを感じてしまうほどです。

そんな我が家の経験をふまえ、車中泊をするにあたり必要になるもの、また買ってよかったものを紹介します。ぜひ参考にしてください。

通常の旅行時に必要になるもの、例えば歯ブラシや着替え等は割愛しています。予めご了承ください。

ちなみに車種は トヨタ WISH です。2列目と3列目のシートを倒して、後ろで寝られるようにしています。

睡眠グッズ

宿で寝泊まりするのとは違って、車中泊は睡眠の質が落ちやすいです。それゆえ運転の疲労から回復させるために、どこまで快適な睡眠環境を構築できるかが重要になります。

折りたたみマットレス

これで我慢して泊まる車中泊から、快適に寝泊まりできる車中泊へ一気にランクアップするほど必要不可欠なアイテムです。折りたたんだ車のシートの上はどうしてもフラットにならないので、朝まで安眠するためにもマットは真っ先に購入するのをおすすめします。

折りたたみ式だと、通常時座席を起こした状態でも荷台に常備できるので、余計な荷物の移動がなくなって便利です。

うちの車には6つ折りのマットレスが積んであります。シートの凹凸をギリギリ保護する程度です。超快適とは言い難いですが、車移動における疲労感を残さないためには欠かせないグッズです。お金に余裕があれば、もう少し素材の良いウレタンフォームのマットが欲しいのですが、もうしばらくは貧乏旅行を楽しみたいと思います。

↓妻が狙っているマットがこれみたい。

まくら

睡眠中に疲れにくい環境を作るには、マットレスとセットで枕も用意したいところ。クッションを枕代わりにすると寝心地が悪いだけでなく首を寝違えやすいため、枕単体である方が良いです。

普段使っているのを旅行中だけ車に積んでも良いですし、普段から枕を積んでおいてクッション代わりに使う方法もあります。ちなみに、それなりの良い枕を使うと、車中泊のようなそもそも寝心地の良くない環境においては、めっちゃ心地よく寝れます。

いつの間にか、枕だけは変なものを使えない体になってしまったようです(苦笑)

アイマスク

高速道路のパーキングで寝るときの必須アイテム。場所によっては電灯が眩しすぎて、車内カーテンを突き抜けて明かりが届いてしまうことがあります。また真っ暗な環境にして眠ることで、短い時間でもスッキリ眠れるようになります。

このアイマスクはゴムの後が残らない上、サイズ調整も簡単で、使い勝手は抜群です。

耳栓

静かな道の駅やパーキングへ行っても、突如周りがうるさくなるのは車中泊あるあるです。騒音の主な原因はトラックです。夏・冬問わず、停車中にエンジンを付けぱなしにするトラックが多いため(保冷車はエンジンを止められない)、近くに止まられた時にはうるさくて眠れません。

こちらも快適な睡眠を得るためには欠かせないグッズです。

掛け布団

冬は毛布、行き先と気候によっては羽毛布団、夏はタオルケットがあると良いです。一時は専用の寝袋を買おうか検討したものの、キャンプするわけではないので自宅で使っている布団で十分でした。

慣れないうちは寒くなりすぎないよう数枚用意しておきましょう。あとは経験を積んでいけば、自分にあった布団の具合がわかるようになります。

参考までに、我が家のケースを載せておきます。

  • 春: 基本的に毛布1枚、もしくは厚手の服を着てタオルケット
  • 夏: タオルケット、暑すぎて車中泊できないケースが多い
  • 秋: 春と一緒
  • 冬: 毛布1枚と羽毛布団、敷マットの上に起毛のカバー装着

日除けグッズ

サンシェード

夜は電灯の明かりから守るため、日中は日差しの熱から守るため、年中活躍しているアイテムです。特に夏場はギリギリ車中で眠れる気候でも、朝の日差しと共に車中の温度が一気に上昇します。旅行先で朝起きたら熱中症になったなんて洒落になりませんので、熱対策として用意しておきましょう。

このクレトムのサンシェードは、ワイヤーが入っていてあっと言う間に広げ簡単にたためるので、手間がかからず重宝しています。普段はドアのサイドポケットにしまって、場所を取らないのも嬉しいポイントです。

以前は吸盤で貼り付ける折りたたみタイプの安物を使っていました。しかしかなりの頻度で吸盤が外れてしまうため、様々なサンシェードを試してようやくこの製品にたどり着きました。かれこれ6年くらい使っています。少しくらい高くても、ちゃんとしたものを買っておくと長持ちするので、安物はやめておきましょう。

このクレトムのサンシェードは S, M, L, LL とサイズが4種類あるので、購入の際はお気をつけください。

サイドカーテン

サイドカーテンは夜のプライベートゾーンを作るためにつけています。ただ「これだ!」といったものが見つからなく、自分で作ってしまいました。

自作したサイドカーテン

純正品を購入するのが一番だと思うのですが、そんなに金額を掛けずに作れます。夜だけ使うものなので、きちんと隠れれば良いです。フロントはサンシェードを使い、外の様子が何もわからなくなるのが困るので、運転席・助手席には何もつけていません。

ちなみに冬場の寒さ対策にも役に立ちますので、是非とも用意しておきたいグッズです。

日用品

シガーソケットチャージャー

シガーソケットに挿してスマホの充電ができるようにするアイテムです。しかもただ USB が使えるようになるだけでなく、急速充電できるタイプのものを用意すると良いです。寝ている最中は充電できないし、移動時間が短いと充電できる量も少ないので、短時間で一気に充電できるものがおすすめです。

うちの車のカーナビが若干古いので、Google Map のナビに頼るケースが多いのですが、GPS を起動しているとバッテリーの消耗が激しいので、急速タイプが役に立っています。USB-C ケーブルに対応したチャージャーなので、充電速度を求めるなら相応のケーブルを用意すると良いです。

おすすめのケーブルは下記ページでも紹介しています。詳しく知りたい方は参考にしてください。

スマートフォンの充電のためにシガーソケットを利用しなくても 10,000mAh 以上の大容量モバイルバッテリーがあれば、複数回のフル充電が行えます。2人分で2泊3日程度であれば、モバイルバッテリーだけでも事足ります。

日中スマホのカーナビ機能を使うと大きく電池残量が減るので、用途に応じてシガーソケットからの給電ができる機器を用意しておくと安心です。

モバイルバッテリーについても、どのように選んだら良いかを詳しく解説したページがあるので、一読いただければと思います。

お風呂セット

車中泊するなら、お風呂は銭湯か温泉の日帰り入浴施設に入る機会が多くなります。我が家ではお風呂専用のバッグを用意しています。市営の安い温泉施設に行くと、シャンプーやボディーソープが置いていない場所もあるので、100円ショップで買ったボトルに自宅のシャンプー等を補充して持ち運んでいます。

浴室内へ持ち運べるカゴもあると便利です。こちらも100円ショップで買えます。

タオル(複数枚)

このタオル、車に常備しています。持ってきたタオルが全て濡れてしまったとか、硫黄の温泉に入ったせいで匂いがきつくて使えない状態になる等、意外なところでとタオルは不足しがちです。

10枚入りを常備しておいても、大きく場所を取るものではありません。何かにつけて、あると便利なアイテムです。使ってすぐに捨てる場合もあるので、積んでおくのであれば安いタオルで構いません。

メイク落とし

嫁曰く、使い勝手が最も良いのが拭くだけの化粧落としだそうです。

車で移動していると、タイミング悪く夜お風呂に入れないこともあります。そして冬場なのにお湯が出ないパーキングもあります。ずっと化粧しっぱなしでいる訳にはいかないので、携帯用を常備しているらしいです。

その他あると便利なもの

水筒

少しでも無駄な出費を減らすために、欠かせないアイテムの1つ。2リットルのペットボトルから継ぎ足せば、いつでも冷たい状態で飲めます。氷は……次に紹介するクーラーボックスが解決してくれます。

運転しながら飲むことを考えると、ワンタッチでオープンできる THERMOS の水筒はおすすめです。行きに氷を多めに詰めていけば、結構な時間溶けずに残ってくれます。また冬場は高速道路のパーキングにあるお茶を詰めれば、暖かい状態を維持できます。

クーラーボックス

氷や冷たいジュースの温度を保つならクーラーボックスです。そして夏場にお弁当を持って出掛ける時は、基本クーラーボックスで保存しています。うちでは車内の大きさに合わせて、小さめのクーラーボックスを用意しています。

これさえあればお土産に要冷蔵のものがあっても、帰りの道のりを耐え抜いてくれます。保冷剤が無ければ、コンビニで売っている大きな板氷が代わりを担ってくれます。便利アイテムではあるものの、少々場所を取ってしまうのが難点です。

ブルーシート

レジャーシートの代わりにもなり、サンシェードの代わりにもなる。そして布団が足りずに寒ければ上から羽織ってしまえば良い。

ブルーシートは何でも使える万能性の高いアイテムです。ここまで活用できる幅が広いものは、なかなかありません。大きいサイズでも値段が安いので、少し大きめのものがおすすめ。

折りたたみ椅子

海や花火大会のレジャーにはもってこい。車だからこそ、ちょっとかさばっても持っていけるアイテムです。五所川原ねぶた祭に行った時に大活躍しました。

車の折りたたんだシートの隙間にしまえたので、こいつもいつも車の中に置きっぱなしになっています。

シガーソケットからのインバーター

コンセントが使えるようになるアイテムです。必ずしも必要なものではありません。バッテリー接続ケーブルも付属していているので、災害時など車載バッテリーを使って電気を取り出すことも可能です。

携帯用トイレ

車移動の弱点は、いつ何時渋滞に巻き込まれるか分からないところです。自然渋滞ならまだしも大きな事故渋滞に巻き込まれた日には、車が 1mm も動かないような状況下におかれることも考えられます。そんな時に限って生理現象が起こるんですよね。

渋滞のせいで過去に何度も我慢の限界に達したことがあります。子供連れであれば尚更必要になる頻度は高くなります。

出来れば車の中で用を足したくありませんが、こればかりはどうしようもないことなので……保険を掛けておく意味でも事前準備しておくのが懸命です。

サンダル

長時間シューズを履いていると疲れてしまうので、時折サンダルに履き替えています。クロックスはかかと止めがあるので、運転中に脱げるようなこともありません。

高速上ではパーキングなどの休憩のタイミングで履き替えています。

車で行く旅は楽しい!

車中泊はいかに車内を快適に過ごすかがポイントです。準備万端であれば初めての車中泊でも何も怖くありません。仮に忘れ物をしたって、余程のことが無い限り車で走って買いに行けばいいだけです。

予想もしないイベントに遭遇したり、予定していなかった場所で楽しんでしまったり、走るルートが決まっている電車と違って自由に移動できる車ならではの面白さは、車中泊旅行の醍醐味でもあります。

今回紹介したグッズはほんの一部です。旅のしかたによっても必要なものが変わってくるので、あとは経験を積みながら自身の旅のスタイルに合ったものを揃えるのが望ましいと思います。

以上、車中泊を満喫できるおすすめグッズの紹介でした。

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このブログの運営者

NJ

東京在住の個人事業主。まとまった仕事が片付くと妻と日本中を旅しているので、その記録を残しているブログです。移動手段は車がメイン。本州であれば車中泊しながら温泉に入ったり、あちこちの神社・仏閣巡りをしています。

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