Windows で Shift キーを5回押すと現れる「固定キー機能」を無効化する方法

何かのタイミングで Shift を連打して、ピコッ!という聞き慣れない音と共に「固定キー機能を有効にしますか?」と表示された経験があるそこのあなた。
固定キー機能は、古いバージョンの Windows から標準機能として搭載されているものです。
そしてこの機能を呼び出すコマンドが、Shift キーの連続5回入力です。この機能を呼び出すつもりがなくても、うっかり Shift を連打すると、このようなメッセージが表示されます。
今回はこの固定キー機能を呼び出す条件「Shift キー5回入力」の設定を解除して、冒頭のメッセージが表示されないようにする方法を紹介します。
※ Windows 11 の場合は次の記事を参考。
固定キー機能って何?
ユーザー補助機能としての役割
固定キー機能とは、手が不自由な人にもパソコン操作がしやすくなる機能です。
固定キー機能を ON にすると、Ctrl Alt Shift のキーを一度押すだけで、押しっぱなしの状態になります。
通常 Ctrl + C のように指が2本必要になるショートカットも、固定キーを利用すれば指1本で操作できるようになるのです。
Windows にはこの他にも、拡大鏡や音声読上げなど、ユーザー補助のオプションとして存在しています。
固定キー機能 Shift 5回入力の設定解除
【手順】Windows 10 の場合
まずは設定画面を開きます。
左下の アイコンをクリックして、左下の [ 設定] をクリック。そして [簡単操作] のメニューを選択します。
左側のメニューから [キーボード] を選択。画面右側に表示される項目から [固定キー機能を起動するショートカットキーを許可する] のチェックを外します。
これで設定完了です。
【手順】Windows 7 他、旧バージョンの場合
コントロールパネルを開きます。右上の表示方法を [小さなアイコン] に切り替えて、「コンピューターの簡単操作センター」を選択。
下まで画面をスクロールし [キーボードを使いやすくします] を選択。
[入力しやすくします] にある [固定キー機能の設定] をクリック。
キーボードショートカットの項目にある [Shift キーを5回押すと固定キー機能を有効にします] のチェックを外して OK をクリックすれば設定完了です。
設定後は、実際に Shift キーを5回入力(どの状況でも良い)して、何も起こらなければ完了です。これで意図しない機能が唐突に呼び出されることはなくなります。
以上、Windows で Shift キーを5回押すと現れる「固定キー機能」を無効化する方法でした。