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発熱の翌日に熱が下がったけれどインフルエンザA型だった

更新日: 公開日:2013/01/16
熱が下がったけどインフルエンザだった話

今回の内容は、自身の体験からの話です。

年末のある日、就業後に職場から外に出た瞬間、耐え難い悪寒と関節痛に襲われました。一瞬で発熱していると察知し、なんとか帰宅して体温を計ったら 38℃を超えている状態。特に鼻水が出ていたり咳が出る様子もありません。

数年さかのぼっても風邪を引いた記憶がないくらい健康だけが取り柄だったので、すぐにインフルエンザの予兆として判断できませんでした。そのため、久々の風邪で症状が重く出たのだろうと勘違いして、その日はさっさと解熱剤を飲み21時前に就寝しました。

あとで知った話ですが、本来インフルエンザの疑いがある場合、薬の種類によってはインフルエンザ脳症を発症するリスクがあるため解熱剤を飲むべきではないそうです。特に子どもは注意。

インフルエンザの疑いがある発熱。「市販の解熱剤」を飲まない方がいい理由

熱が下がったのにインフルエンザ反応が出た

薬を求め病院へ

翌朝改めて体温を計ると、36℃台の平熱に戻っていました。体の節々に痛みがあり若干重い感じがしましたが、この時もまだインフルエンザを疑っていませんでした。ただ、また体調が悪くなると困るので、薬をもらいに病院へ行くことに。受付時に再び体温を計ると、36℃強と起床時と状況は変わりません。

しかし症状からインフルエンザの可能性が高いと伝えられ、検査をすることになりました。すると見事にA型の陽性反応が出てしまったのです

医者には次のように言われました。

医師の見解

  • 過去のインフルエンザウィルス感染で免疫力がつき症状が軽くなる場合がある。
  • これから発熱する可能性がある。
  • 熱が下がって丸2日間は人に移す可能性が高い。
  • しかし子供のケースと異なるので、厳密に2日間待たなくても良い。

結果的に会社を休み自宅で安静にしていましたが、どうやら熱が下がっていたのは一時的だったようで、その日の夕方を過ぎたくらいから再び39℃近くまで発熱してしまい、2日休んでそのまま正月休みに突入となってしまいました。

結局そのあと 2日間は 38℃前後を行ったり来たりしていました。そして熱が下がってから丸2日間は外出を控えました。

ちょっとでも初期症状が出たら病院へ

発熱・悪寒・体の節々の痛みといったインフルエンザの初期症状が出た場合は、翌朝の体調で安易に判断せず、まずは病院で検査するのが最重要事項になります。

もし僕も熱が下がったからと病院へ行かず会社へ行ってたら、大変なことになっていたでしょう。無理に出勤して人に移してしまったり、勤務中に体調が急激に悪化し自力で帰宅するのが困難になることも考えられます。

体調不良と無縁な日々だったので、すぐにインフルエンザと判断できなかったのはお恥ずかしい限りではありますが、冬場の悪寒&節々の痛みは十中八九インフルエンザだそうなので、自身への戒めも兼ねて記事に残しておくことにします。

普段から予防していても、ちょっとした疲労でも免疫力は低下し、その隙を突いてウイルスが感染します。皆さんもお気を付けください。

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