properties ファイルも編集できるテキストエディタ Sublime Text
以前のエントリーで、Eclipse の無い環境で propertiesファイルを編集する方法として、JDK の「native2ascii」コマンドにより変換を行う方法を紹介しました。
しかしこの方法では、修正前後で変換処理を行わなくてはいけない煩わしさがあります。変換しなくてもテキストエディタで使えればいいのに!そんな要望に Sublime Text のプラグインが答えてくれます。
Sublime Text とは
プラグインによる拡張機能を備えたテキストエディタ。言語を問わずプログラミング用としても最適で、用途に合わせてカスタマイズできるのが最大の魅力です。
JavaPropertiesEditor プラグインで properties ファイルを編集
Sublime Text のプラグインは [Package Control] を利用してのインストールを行います。Sublime Text および Package Control をインストールしていない場合は、前述の記事を参考にしてください。
- メニューから ツール(T) > コマンドパレット を選択
- Package Control: Install Package を選択
- 別のパレットが立ち上がるので JavaPropertiesEditor を検索し選択
これで完了です。インストール後の設定等はありません。それでは実際にファイルを編集してみましょう。
Sublime Text で properties ファイルを編集する
まず編集前の properties ファイルを普通のテキストエディタで開いてみます。
ご覧の通り、文字化けしたような状態で表示されます。実際は文字コードが合っていないだけなので、文字化けではありません。
続いて、JavaPropertiesEditor プラグインをインストールした Sublime Text で開きます。特に設定することなく、エディタ側で自動的に文字コードを判断して表示します。
きちんと内容が表示されました。このプラグインは名前の通りエディターなので、properties ファイルを編集&保存することもできます。プラグインを入れるだけで properties ファイルであることを意識せずに編集できるのが凄いです。
それでは更新した properties ファイルを Eclipse 上で開いてみましょう。
変更内容が問題なく反映されています。
ちょっとした文言変更をする場合、わざわざ起動するのに時間が掛かる Eclipse を使わなくても簡単に properties ファイルを編集できるのは非常に便利です。
通常のテキストエディタとしても優秀なので、気になる方は Sublime Text を一度使ってみてはいかがでしょうか。