Java 版 Minecraft のサーバー起動エラーの対処方法 1.17.1 対応【Windows版】

更新日: 公開日:2021/06/18
パソコン上に Minecraft マルチプレイ用のサーバーを立てる方法

Minecraft は Java と呼ばれるプログラミング言語で動いています。普通にインストールしてプレイする限り、特に意識する必要はありません。しかしサーバーを構築するとなると話は別。

拡張子が .jar であるサーバー用のプログラムを動かすためには、Java のプログラム必要になります。一般的に Java のインストールが必須ですが、Minecraft の場合はそもそもゲーム本体と一緒に Java を動かすためのランタイムがインストールされています。

そのランタイムを活用すれば、別途 Java をインストールしなくても server.jar のプログラムが利用できます。

バージョン 1.17 以降でエラーになった原因

対応する Java のバージョン変更

2021年6月9日にリリースされたバージョン 1.17 以降、これまで問題なく動いていたマイクラサーバーの server.jar が、起動できなくなる事象が発生しました。

これは Minecraft 自体が起動する仕組みが変更されたのが原因です。1.16.5 までは Java 8 で動いていたのが、1.17 以降は OpenJDK 16 に変更されました。簡単に説明すると、動かすための Java プログラムがバージョンアップされたのです。

最新のバージョン 1.17.1 は OpenJDK での動作になります。

起動用 Java プログラムの変更が必要

よって Java を動かすための起動プログラムを変更しないと、サーバー用の server.jar が動かなくなります。厳密にはサーバー用のファイルを起動すると、途中でプログラムが処理できなくなりエラーが起こります。

では OpenJDK をインストールすれば解消するのか?

答えは Yes です。しかしプログラムをインストールしなくても、サーバー用ファイルを起動できるようにするのが、今回の目的です。

server.jar を起動する方法

ここで紹介する手順は、Java のプログラムをインストールしません。マイクラ本体を動かすために用意された Java を利用して、サーバーを動かす方法を紹介します。

この手順でサーバー用 jar を起動すれば、1.17 以前のバージョンであっても問題なく動かせるのが最大の利点です。それではバージョン別で対応方法を確認していきましょう。

1.17 以降の場合

前提として、ダウンロードした server.jar を server1.17.jar と名前を変更してわかりやすくしておきます。サーバー起動までの手順は次の通り。

  1. サーバーを立てるバージョンの Minecraft を一度起動する(必要なファイルが自動的にダウンロードされる)
  2. サーバー用の jar ファイルをダウンロード
  3. jar ファイルを置いたフォルダにテキストファイルを作成
  4. 中身にサーバー起動用 Java のコマンドを記述
  5. ファイルの拡張子を txt から bat に変更する
  6. bat に変更したファイルをダブルクリックで起動

テキストファイルの名前は任意で OK です。僕の場合 Minecraft_Server1.17.txt とわかりやすい名前にしています。

ファイルの中に記載する Java コマンドは次の通りです。

"C:\Program Files (x86)\Minecraft Launcher\runtime\java-runtime-alpha\windows-x64\java-runtime-alpha\bin\java" -jar server1.17.jar nogui

この例は Minecraft の本体が C:\Program Files (x86) にインストールされている場合(初期設定)の記述内容です。インストール先のパスを変更している場合は、それぞれの環境に合わせて内容を変更してください。

あとはファイル名を Minecraft_Server1.17.bat に変更するだけ。もしファイルの末尾に .txt の拡張子が表示されていない場合、表示タブ [ファイル名拡張子] にチェックを入れれば、拡張子の表示および変更ができます。

Minecraft サーバーの起動用ファイル

最後にこの bat ファイルをダブルクリックすればサーバーが起動します。

何も反応がなければ、ファイルの記述内容に問題がある可能性が高いです。テキストエディタに直接ファイルをドラッグ&ドロップすれば、拡張子 .bat のまま中身を編集できるので、内容を確認してください。

問題なければ、このような状態でサーバーが起動します。

Minecraft サーバー起動画面

これまでのようなサーバーの起動画面を表示させたければ、bat ファイル末尾にある nogui を取り除いてください。サーバーを停止するには、このウィンドウを閉じるか stop コマンドを入力します。

1.16.5 までの場合

手順は 1.17 以降の場合と同じ。ただしテキストに記述する内容が異なります。サーバー用のファイル名を server1.16.5.jar として説明します。

テキストファイルの名前を Minecraft_Server1.16.5.txt としておきます。ファイルの中に記載する Java コマンドは次の通り。

"C:\Program Files (x86)\Minecraft Launcher\runtime\jre-x64\bin\java" -jar server1.16.5.jar nogui

上記内容は、インストール先が初期設定の場合です。インストール先を変更している場合は、環境に合わせてパスを変更してください。

そしてファイル名を Minecraft_Server1.16.5.bat に変更すれば完了です。

まとめ

ここで紹介した手順は、余計なプログラムをインストールする必要がなく、今後の Minecraft バージョンアップにも柔軟に対応できる方法です。そもそも Minecraft を動かしている Java プログラムを利用するので、別途 OpenJDK をインストールする場合と違って、Java のバージョン相違が発生するリスクがなくなります。

少し手間ではあるものの、Java プログラムを起動する仕組みは知っていると役に立つ知識です。

もし、どうやってもエラーが解消しない、サーバーが起動しない場合、Java プログラムの起動方法について調べてみると、問題が解決する方法が見つかると思います。

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