テレビで話題沸騰の茂木和哉を使ってみた
テレビで紹介されたことで、爆発的に売れた水垢掃除用クレンザーの「茂木和哉」ですが、本当にテレビで紹介されたような効果があるのか、ずっと気になっていました。僕も掃除グッズ使うのは大好きなので、先日東急ハンズに行った際に、陳列棚に並んでいた「茂木和哉」を目にして、思わず購入してしまいました。
今回は実際に「茂木和哉」を使ってみたレビューです。
お風呂場の鏡の水垢を掃除してみた
以前、ダイヤモンドパッドを使って鏡の水垢を掃除する方法を紹介しました。今回も同じ条件下で、茂木和哉を使って掃除してみます。
かなり頑固なウロコ状の水垢汚れを落とす
こちら、現在の我が家のお風呂場の鏡の状況です。アップにしているので分かりづらいかもしれませんが、黒いシャツを着て鏡越しに写真を写したものです。白く浮かんでいるものが鏡の汚れです。掃除をするにはもってこいの状態になっています。(笑)
それでは早速「茂木和哉」に登場してもらいましょう。
製品の使用方法にはスポンジに適量を取りこすり洗いすように記載がありますが、テレビでジューシーズ松橋さんがやっていたようにラップを使ってみることにしました。ただラップだけだとこすりにくいので、小さいスポンジをくるんでいます。
縦にこすって、横にこすって、クルッと回してこすって。クレンザーなので、研磨剤による抵抗があるのを感じます。イメージとしては歯磨き粉で磨くのと同じですね。
洗う前の状態と比較するために、鏡の左半分だけ磨きます。一気に磨くことは出来ないので、ちょっとずつクレンザーをつけて範囲を広げながら洗っていきます。最後に水ですすいだら完了です。
ちょっと分かりづらいですが、きちんと落ちました。ただクレンザーを付けて磨いただけなので、全く力も要らず簡単でした。今回はいきなり磨き始めたので、一部頑固なウロコがあり、そちらは完全に落ちませんでした。しかし、汚れが強いものはしばらくクレンザーをつけて放置し、成分を分解してから落とすと綺麗に落とせます。
あとは同じように鏡全体を磨き、ウロコ状の水垢を綺麗に掃除することができました。水で流しても以前のように水滴が残るようなことはありません。
茂木和哉は正しく使うとちゃんと汚れが落ちる
茂木和哉は水垢を落とすためのクレンザーなので、通常の汚れを中性洗剤で落として、水気を拭きとってから使うと効果的に水垢を落とすことができます。また、前述の通り、汚れが酷い場合は数分つけてから洗うと効果てきめんです。
そもそも茂木和哉には、カルシウム系やマグネシウム系の水垢汚れを溶解しやすい酸性成分の「スルファミン酸」を配合しているので、この酸の成分が水垢に浸透するように、事前に余計な汚れを落としておくのが良いと言うことです。
ダイヤモンドパッドと比較するとどちらが良いか?
以前、ダイヤモンドパッドを使って水垢を掃除した時も、綺麗に落とすことが出来ましたが、各々水垢を落とす方法が違うため、一概に比較をするのは難しいです。
ダイヤモンドパッドは物理的に水垢を削るため、使い方を間違えると鏡を傷つけてしまうリスクがあります。一方、茂木和哉の場合、研磨剤と洗浄成分により汚れを中和して磨いて落とすので、鏡を傷つけるリスクは少ないですが、完全にゼロではないので注意が必要です。
削り落とすパワーはダイヤモンドパッドの方が長けていますが、鏡専用の道具となってしまうので、様々な用途に使える茂木和哉の方が、万能性は高いと言えるでしょう。
茂木和哉は鏡の水垢掃除以外でも利用できる
茂木和哉は酸による分解成分と、研磨剤が配合されているため、次のような汚れを落とすこともできます。
磨ける素材 | 落とせる汚れ |
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カラン、バスタブ、台所のシンク | くすみ、くもり、せっけんカス |
フライパン、鍋、グリル、IHクッキングヒーター | 焦げつき、こびりつき、吹きこぼし跡 |
自転車、ゴルフドライバー、工具 | さび、くすみ、くもり |
便器 | 黄ばみ、尿石、くいすみ、水垢、すじ汚れ |
金属仏具 | くすみ、くもり、黒ずみ |
鏡を磨くついでにカランも洗ってみましたが、ピッカピカになりました。
一方、素材が柔らかいものや、光沢の強いもの、漆器や塗装しているものは、強くこすると研磨剤により傷つく恐れがあるので、利用に適さない素材があることも念頭に置いておいてください。
機会があれば、鏡以外の素材のものを磨いてみた結果を報告しようと思います。