長時間使っても疲れにくい Microsoft のおすすめパソコン用キーボード

更新日: 公開日:2015/12/07
Microsoft Ergonomics Keyboard

パソコンのキーボードを選ぶとき、みなさんは何を基準に選びますか?

デスクトップのパソコンを利用していれば、付属のキーボードをそのまま使っている人も中にはいるでしょう。なんとなく打ちづらくても、あまり気にせず使い続けているケースも多々あると思います。もし日常的にパソコンに触れるような機会があるのであれば、別売りのキーボードを利用した方が多くのメリットがあります。

僕自身 Microsoft のキーボードを愛用しています。過去にはロジクールなど様々なメーカーの製品を使い込んできましたが、どれも満足感を満たすことがなく、最終的に出会ったのが Microsoft の製品でした。

パソコンが趣味の友人宅で初めて目にしたカーブを描いたキー配列の衝撃は、今でもはっきりと覚えています。初めはソフト会社のキーボードなんて大したことないだろうと想像していましたが、実際に使ってみるとその使いやすさに感動を覚えたほどです。

それから10年以上の歳月が経った今でも、Microsoft を超えるキーボードには出会えていません。仕事で毎日使うものなので、より良いもの見つけるために、家電量販店へ行くといつも片っ端からキーボードを触っていますが、数万円する高価なキーボードと比べても Microsoft が一番だと感じています。

そこで僕が長年 Microsoft 製品を使って感じたメリットを含め、なぜ Microsoft のキーボードをおすすめするのか、こうして文章にまとめてみることにしました。

使いやすいキーボードの特徴

何をもって「使いやすい」と評価するか、人によって様々です。しかしここでは、文字入力に焦点を当てて考えてみました。

キー形状とキーストロークの深さ

キーボードをタイプした時にキーが沈む深さは、最も重視される点の1つです。ストロークが浅すぎるとすぐに疲れるため、長時間の作業には不向きです。

例えば Mac のキーボードは少し浅めに作られていますが、皆さんは使いやすいと思いますか?

デザイン面は良いですが、キーの打ち易さはイマイチです。これが使いやすいと思う人も中にはいるでしょう。同じ形状のキーボードの中では、確かに打ちやすいです。しかし使いやすさをもっと追求すると、次のようなマイナス要素があります。

  • キー表面が平ら
  • ストロークがやや浅い
  • パームレストがない

キーの表面が緩やかな "すり鉢状" の凹みと、ある程度のストロークの深さが、キー入力の正確性を向上させる手助けをしてくれます。タイプミスが減れば、作業効率アップにつながります。

キーボード表面の凹みは指に程よくフィットして、タイピングする力が伝わりやすくなります。この効果によって、長時間のキー入力においてても疲労が蓄積しづらくなるのです。

ポイント
  • キーストロークは程よい深さが必要
  • キー表面は凹んでいる方が使いやすい

スペースキーの大きさ

スペースキーの使い心地なんて考えたこともなく、使いづらいと思ったことがない人が大半でしょう。それにも関わらず、なぜ「スペースキーの大きさ」が使いやすさにつながるのか、疑問に思っているのであれば一度スペースキーが大きなキーボードを使ってみてください。

スペースキーは大きい方が気持ちがいい!

半分冗談ですが、半分は本気です。スペースキーが大きいのを使い続けて、初めて気付く大きさのメリット。使っているうちは無意識なので、良さを実感することはありません。しかし別のキーボードに触れた時に、スペースキーが小さいと結構なストレスになることが分かります。

最近のキーボードは、スペースのある一番手前のキーが大きめに作られている機種が増えています。ちょっとしたキーサイズの違いだけで使いやすさが向上するのは、僕自身も驚いたほどです。

パームレストが付いている

パームレストとは、キーボードの手前にある手を乗せられる場所です。疲れにくいキーボードの必須条件と言っても良いでしょう。それくらい重要なパーツになります。

このパームレスト、疲れにくくなる原因をきちんと把握していない人が多いのではないでしょうか。もし、柔らかい素材を使うのが良いと思っていたら大きな間違いです。手の位置とキーボートの表面を平らにすることがパームレストの役割であり、手の重さを支えるのが目的ではありません。

ご覧のように低反発素材の製品が多く販売されているので、そのように勘違いしているのかもしれません。

パームレストの中には、木製のものも存在します。FILCO のウッドパームレストは、一部の界隈では定番アイテムとなっています。硬い素材であるから、手首が安定して負荷が軽減されます。通常のキーボードであっても、このパームレストを導入するだけで、満足度が一気に上がります。僕は会社のパソコン用に使っていました。

キーボード入力時の姿勢が原因で、手首や腕の痛み、肩こりが生じることもあります。パームレストを利用すれば、体に掛かる負荷を軽減させられます。

キー入力作業で体が痛くなって困っているようであれば、パームレストの導入を検討してみてください。

前置きが長くなってしまいましたが Micorosoft のキーボードの話へ進みましょう。

Microsoft キーボードの特徴

Microsoft ロゴ

簡潔にまとめると Microsoft 製のキーボードには次のような特徴があります。

  • エルゴノミクスデザインによるキー形状
  • キーボード中央部の隆起(無いものもある)
  • パームレスト付き
  • 手前側のキーボードの高さ調節が可能
  • 最前列のキーが大きい

Microsoft のキーボードの中で、今回紹介するのは上級モデルです。値段が安い下位モデルは、上記のような使いやすさを満たしていません。Microsoft の全てのキーボードが良いわけではありませんので、予めご了承ください。

エルゴノミクスとは人間工学のことです。人体の構造に合わせて、使いやすくデザインされていると考えてください。

手の形にフィットするキーの配列

エルゴノミクスデザインを採用すると、キーの配置は真っ直ぐではなくなります。キーボードを打つ手の位置は、真っ直ぐではなく「ハ」の字に開いていますよね。

人が自然に手を置いた状態に近い形でキーを配置すれば、体への負荷が軽減されます。これがエルゴノミクスです。例えばこちらのキーボードをご覧ください。

普段見慣れたキーボードとまるで異なり、左手用と右手用が分かれている衝撃的なキーボードとなっています。また、スペースキーに至っては湾曲しています。これが Microsoft 特有のキーボードなのです。

さすがにこのキーボードは、ブラインドタッチが完璧でないと使いこなすことはできません。使いやすいキーボードとして紹介するには無理がありますが、腱鞘炎で悩んでいた人がこのキーボードを使うようになって手首の負荷が減って楽になった実績もあるので、使いこなせるのであれば、これ以上ない最高のキーボードになり得ます。

この Sculpt Ergonomic Desktop は、マウスもエルゴノミクスデザインになっており、たまご状の形をしています。こちらも手首への負荷が軽減される設計になっています。

キーボードとは違って、汎用性の高いマウスです。特に手首の痛みに悩まれている方にはピッタリです。マウス単体でも販売されているので、詳細はリンク先をご覧になってください。

カーブ状キーボードのメリット

手の形にフィットすることで、長時間キーを打ち続けても疲れにくいといった最大のメリットがあります。人が無理な体勢をとることなく使える、それがエルゴノミクスの特徴です。

先程のキーボードは極端なデザインをしていましたが、もう少し一般向けに作られたキーボードもあります。それがこちらの Wireless Comfort Desktop 5050 です。

Wireless Comfort Desktop 5050

同シリーズは、僕が10年前からメインのキーボードとして使っているものです。

スペース付近が手前にくるように、キー全体が湾曲しています。この少しのカーブだけでも、疲労感の残り方が全く異なります。1日中プログラミングに没頭しても、疲れることを気にすることが全くありません。

その効果もあって、10年以上も他のメーカーに乗り換えることなく、Microsoft のキーボードを使い続けるのだと思っています。

一番手前の列のキーが大きい

こちらはスペースキー付近を拡大した画像になります。ご覧の通り、手前のキーが縦に大きくなっていることが分かるでしょうか。

スペースキー付近

スペース付近は親指の腹の脇でタイプするので、縦長になっている形状によりタイピングが楽になるのです。冒頭でスペースキーは大きいほうが良いと伝えましたが、この話とつながってくるのです。

万人におすすめ Wireless Comfort Desktop 5050

発売は2015年ですが、2018年現在も Microsoft の公式サイトには商品ラインナップに掲載されています。

ワイヤレス コンフォート デスクトップ 5050 | Microsofticon

Wireless Comfort Desktop 5050 の特徴

  • 人間工学に基づいたキー配置の形状
  • パームレストによる手首の負荷を軽減
  • 最上部のキーに任意のアプリ起動を割り当てられる
  • とにかくキーの打ちやすさは抜群
  • キーボードのバッテリーの持ちが良い(15カ月)
  • ファンクションキーが小さい
  • レシバーがやや大きめ
  • マウスなしのモデルが販売されていない

キーボードそのものの評価は非常に高いです。これは過去のバージョンを振り返っても、同じことが言えます。一度購入したら余程のことがない限り、キーボードを買い直す必要はありません。

僕自身は同シリーズ3台目の購入になりますが、10年前のキーボードも現役で使っています。ロケーションによって使い分けるために、2台買い増ししたような感じです。一番古い機種になると、いつ寿命が来てもおかしくないと思っているのですが、毎日キーボードを触っていてもバッテリー(アルカリ電池を利用)は1年近く交換不要な上、壊れる気配がまるでありません。

ある程度お金を払ってきちんとしたキーボードを購入すれば、長く使えるというのも大きな利点かもしれません。僕の場合キーの表面や隙間のホコリを取るために、年に一度キーボードを分解して丸ごと水洗いしています。

以下の写真は2006年に発売された Wireless Laser Keyboard 6000 V2.0 です。機器を長持ちさせるためには、きちんとメンテナンスをしてあげることも大切かもしれません。

Microsoft キーボード洗浄

Wireless Comfort Desktop 5050 はこんな人におすすめ

  • プログラミングや文書作成のような、キーボードでの文字入力を仕事としている人
  • 手首の腱鞘炎に悩まされている人
  • 長時間のキー入力で疲れてしまう人

キーボード裏の足となる部品は、手前側に付け替えられます。つまり、キーボードの手首側を高く出来るのです。デスクの高さや各々の手の形状によって、キーボードが打ちやすくなる状態が変わります。

状況によっては手首側、つまりスペースキー側を高くして、ファンクションキー側を低くするほうが扱いやすいこともあります。様々な利用者を想定した作りになっているのも、評価ポイントではないでしょうか。

こちらの製品のマウスは可もなく不可もなく、おまけといった感じが否めません。それでも、キーボードのためだけに購入しても、十分にもとが取れる価値があります。

ノートパソコンでも外部キーボードを使うと効率が上がる!

毎日使っているノートパソコンであれば、慣れによって打ちやすさを気にすることはあまりないかもしれません。もしノートパソコンのキーボードで十分満足しているのであれば、騙されたと思って一度外部接続用のキーボードを使ってみてください。

ついでに言ってしまうと、モニターやマウスも全部使いやすいものを選んで、ノートパソコンをデスクトップパソコンのように使ってみてください。パソコン画面での入力のしやすさが格段と向上して、作業効率アップにつながります。

ノートパソコンを開いた状態で使えば、モニターが2つになって作業領域が増えます。また、ノートパソコンを閉じた状態でもスリーブしないように設定すれば、本当にデスクトップのような環境を作ることができます。

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デスクワークにおけるキーボードは大事なデバイスです。デスクトップ端末の利用者はもちろんのこと、ノートパソコン利用者も一度使いやすいキーボードを探してみるのを検討してみてはいかがでしょうか。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニアから、個人事業主として独立。Web サイト運営、動画制作など活動の場を広げています。このブログでは、困ってたどり着いた人に、分かりやすく答えを提供できるように心掛けています。

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