スマホのバンカーリングの位置はどこが良い?正しい付け方と便利な使い方
iPhone や XPERIA など、大画面スマホが当たり前になっている昨今ですが、本体が大きくなるとどうしても次のような問題が生じてしまいます。
- 大きすぎて持ちにくい
- 大きすぎて文字が打ちにくい
大画面は見やすいけど使い勝手が悪い、これでは本末転倒です。そこで、これらの問題を解決すべくスマートフォンに付けるアイテム、それがバンカーリングです。スマホ背面に頑丈なリングを貼り付けることで、そのリングに指を引っ掛けられるようになり、大きな画面であってもしっかりとしたホールド感が得られるようになります。
さて、このバンカーリングですが、初めて使う時にどこに付けたら良いか迷ってしまいがちです。結論を先に述べてしまうと、ひとそれぞれ手の大きさや指の長さがことなるため、絶対的な場所と言える答えはありません。
しかしそれでは腑に落ちない部分もあると思いますので、バンカーリングを付けるにあたり、どのような流れで位置を決めたら良いか参考までに紹介していきましょう。
バンカーリングはどの指を通す?
これは多くの人が最初に抱く疑問ではないでしょうか。バンカーリングは使い勝手を向上させるアイテムです。使い方によって、どの指に引っ掛けると良いかも状況によって変わってきます。
いつも通りスマホを縦持ちする場合、個人差はありますが僕は中指に通すのが最も安定すると感じます。よって最初は中指に通すことを考えて、リングを付ける位置を調整してあげると良いでしょう。
バンカーリングの付け方
本体のサイズが大きい場合、左右の位置のバランスは中央よりやや持ち手側へ寄せたほうがバランスが良くなります。手にちょうど収まるサイズであれば、ど真ん中で構いません。
上下の位置や細かい位置は、指にリングをはめてスマートフォンを持って、付ける場所の目処をつけます。
最終的に「ここだ!」と決めた位置よりもやや上にリングを付けたほうが結果的に持ちやすいです。リング裏面の粘着シートは貼り直しが可能なので、慣れないうちは付けて剥がしてを繰り返してベストポジションを見つけます。
女性の場合は位置を中心よりも持つ手の方向に寄せるとベスト
手が小さい方は、バンカーリングを使って全体を持ちやすくするよりも、バンカーリングで本体を支えるように配置するのが良いです。例えば右利きであれば中心より右下に寄せて、左利きであれば中心より左下に寄せると、手に馴染むポジションとなるでしょう。
表面を綺麗にしてから付ける
場所が決まったら、粘着面を安定させるために、スマホ表面の汚れや皮脂を拭き取りましょう。このとき、スマホクリーナーやメガネ拭きのようなものがあると便利です。あとはバンカーリング側の両面テープを剥がして貼り付ければできあがりです。
なお、シール面を吸着させるために無理に力を加えるとスマートフォン本体が壊れてしまうので、軽く押さえつける程度に留めるようにしてください。
手に持って最終チェック
慣れないうちは、大抵「こんなものだろう」と最初に決めた位置でとりあえず使うことになると思いますが、最低限のチェック項目として親指がどこまで届くか確認しましょう。
ホームボタンは勿論のこと、バンカーリングを付けるメリットとしては、これまで親指が届かなかった位置がタップ出来るようになります。使い勝手が変わらないのであれば、バンカーリングを付ける意味がありません。その点も踏まえて、上下の位置を変えたり持ち方を変えてみたりして、自分にとって使いやすいと思える位置を見つけましょう。
僕が使ってるスマホ XPERIA Z3 Compact です。そもそも小さめのサイズのスマホなので、リングを付けなくてもある程度のホールド感はありました。ただ、カバーを付けていないため、手から滑り落ちてしまいそうになることが多々あったので、スマホリングの引っ掛かりが落下から守る役割を担ってくれています。
僕がバンカーリングを付けている位置は、中央より下側の真ん中です。参考までに画像を載せておきます。
状況によっては上側に付け直したいと思うこともありますが、そんな時は薬指をリングに通して対応することにしています。
バンカーリングの便利な使い方
僕がバンカーリングを使うようになり、通常の利用以外で利便性が向上したと思われる点が2つあります。
リングを立てかける
動画閲覧時など横持ちが必要な状況では、リングを起こしてそのまま立て掛けてしまうと手に持つ必要がなくなり便利です。僕は普段スマホを置くときも、立て掛けておくことが多いです。こうすることでどこにスマホを置いたのか一目で分かります。
カメラの片手撮影が楽になる
自撮り撮影をする場合など、片手で持たなくてはいけない状況においてもバンカーリングは活躍してくれます。以下の画像は一例ですが、リングに指を引っ掛けることで、片手持ちでの安定感が抜群になります。
以前、自撮りしようとした時に、うっかり手を滑らせてスマホを落下させてしまい、画面がバキバキに割れてしまったことがありました。あのときバンカーリング付けれていれば良かったのにと思ってしまうのですが、当時はバンカーリングは出っ張りが邪魔な印象しかなかったので、いざ使ってみると手放せないほどの便利アイテムと化しています。
おすすめのスマホリング
一度使ったらやみつきなる、それがバンカーリングです。冒頭に記した通り、今では大画面が当たり前になっているため、リングを利用しているユーザーもかなり増えている印象を受けます。
ただ、スマートフォンは毎日触るものなので、長期間使っているとどうしても金具の部分が緩くなってしまいます。概ね寿命は1年くらいと考えてください。ただ、使い方によっては半年くらいで壊れてしまうこともあります。
また、安易に値段の安さに飛びついてしまうと1ヶ月でダメになってしまう粗悪品もあるため、ある程度「信頼」のおける(実績のある)リングを選ぶことをおすすめします。僕がこれまで使ってきて、おすすめできるアイテムをいくつか紹介するので、スマホリング選びの参考にしていただければと思います。
絶対的人気のある iRing【豊富なデザインで女性にもおすすめ】
- デザインの種類が豊富
- 簡単に取り外せてワイヤレス充電に対応
- 不動の人気を誇り安定性は抜群
- 寿命は6ヶ月~1年
- 粘着面は水洗いで復活
とにかく作りがしっかりしているリングです。今まで使ってきた中で、群を抜いて使いやすかったですね。粘着面が大きく安心感があります。ただ指が太めの人には、もう少しリングのサイズが大きい方が向いています。
様々なデザイン展開されているのが特徴で、シンプルなものから柄物まで、自分の好みに合ったものが必ず見つかると思います。スマートフォン本体のカラーに合わせやすいのが嬉しいです。
定番のバンカーリング
- バンカーリングの元祖
- 通常利用で1年は利用可能
- 粘着面が長持ち
- リングの穴は大きめ
iRing 派かバンカーリング派か、相性は人それぞれ偏るのでどちらもおすすめなわけでなく、どちらかがピッタリ合うはずだと思ってください。リングを起こす位置が中心からズレているため、配置場所には少し気を遣います。(これは使っているうちに慣れてきます。)
「バンカーリング」とは i & Plus 社が製造している製品名です。「スマホリング = バンカーリング」のイメージが定着しているのは、それだけこの製品が人気のある証です。
値段相応の品質の高さなので、しっかりしたものを長く使いたいと考えている人にはピッタリです。
出っ張りが嫌な人には薄型もあります
- 折りたたみ時は厚さ 3mm
- マグネット式の車載スタンドに対応
- 寿命は短め
スマホリングを付けると、どうしても背面の出っ張りが気になってしまいます。そんな問題を解決してくれるのがこちらのリングです。リングを折りたたんでしまえば表面は平らになるので、ポケットの中での引っ掛かりが気になることもありません。
またエアコンの吹き出し口に付けられる車載ホルダーとセットで購入すれば、マグネット式で着脱が可能なので、日常的に車移動が多い人にはもってこいの製品です。
ただ、上記の2製品と比べると金具の部分の劣化が早いため、耐久性に弱いデメリットがあります。中には1か月程度で緩くなってしまうような報告も挙がっています。これでもう少し耐久性に飛んでいれば、僕もメインのリングとして使いたいところですが、今のところ車用の音楽プレイヤー(iPod touch)にくっつけて使っています。
とにかくスマートにしたいユーザーにはちょうど良いですが、買い替え頻度もそれなりに多くなってしまうのでお気をつけください。
スマホリング人気ランキング
最後に、人気ランキングのリンクを掲載しておきます。これから新しくリングを付けようと考えている人や、機種変更に伴い新しいリングの買い替えを検討している方にも参考になると思います。
以上、スマートフォンのバンカーリングの付け方と便利な使い方の紹介でした。