VB6.0 開発環境でスクロールさせる方法
更新日: 公開日:2006/10/05
Visual Basic 6.0 の開発環境を初めて触った時、マウスホイールで画面がスクロールせずにコーディング作業に随分と苦労したものです。1モジュール 1,000 ステップを越えると、ドラッグしながらスクロールするのはかなり非効率。
そこで VB6.0 の開発環境において、正しくマウスホイールイベントが動くようにする方法を説明します。
VB6.0 IDE (統合開発環境) でマウススクロールさせる方法
対応方法は、マイクロソフトのサポートページにも記載があります。
以下、具体的な手順を記しておきます。
手順
- VB6MouseWheel.EXE パッケージをダウンロード
- VB6MouseWheel.EXE を適当な場所に解凍 (C直下がおすすめ。)
- [スタート] → [ファイル名を指定して実行]で以下のコマンドを入力
regsvr32 (解凍先)¥VB6IDEMouseWheelAddin.dll
- VB6.0を起動し[アドイン] → [アドイン マネージャ]
- 「MouseWheel Fix」を選択
- [ロード/アンロード] と [起動時にロード] の項目にチェック
- [OK] で完了
これでマウスホイールイベントを受付けてもらえるようになります。昔のソフトだからしょうがないと言っても、これくらいは実装しておいてもらいたいものですよね。