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【レビュー】Oittm セラミックファンヒーターは小型で寒い台所も足元あったか!

更新日: 公開日:2018/01/15

本格的な冬が到来し、寒い日々が続いています。僕自身エアコンが苦手なため、床暖房や電気ストーブで暖を取っているのですが、みなさんはどのような暖房器具を利用しているでしょうか。

今回紹介する商品は、様々なロケーションで活用できる小型のセラミックファンヒーターです。

ここで紹介しているモデルは販売が終了し、最新モデルが販売されています。多くの改善点もあるようなので、こちらも併せてチェックしてみてください。

セラミックファンヒーターは、温めた空気を送り出す暖房器具です。遠赤外線を使った電気ストーブとは、根本的な仕組みが異なります。

わかりやすく説明すると、セラミックファンヒーターはガスヒーターや石油ストーブに近くて、ドライヤーのような仕組みで暖められるものとお考えください。一方の電気ストーブは、遠赤外線があたった場所が暖められるので、空気を暖めるのが苦手です。

なお、こちらのレビューは Oittm Japan(オイテン ジャパン)より提供いただき実施しています。予めご了承ください。

Oittm セラミックファンヒーターの概要

Oittm セラミックファンヒーターの商品構成

製品構成
  • セラミックファンヒーター本体
  • 取扱説明書
  • 無料会員登録の説明用紙

製品仕様

暖房の種類セラミックファンヒーター
消費電力
  • 送風:  5W
  • 中温風: 450W
  • 高温風: 950W
安全装置
  • 転倒スイッチ
  • サーモスタット温度ヒューズ
首振りあり: 可動域 60°
コード長120cm
サイズ12.5 x 12.5 x 20cm
重量1.25 kg
保証期間1年間

小型ながらも最大 950W の、かなりパワフルな性能を持っています。コードは取り外しができず、本体に直接くっついています。

安全装置のサーモスタット温度ヒューズとは、本体が高音になったときに、自動で電源が切れる機能です。

外観をチェック

全体はプラスチック製で、温風が出る正面は金属ネットで覆われています。背面下部には主電源が配置されていて、通常は ON のまま利用し、長期間使用しない場合は OFF にしておきます。

本体正面・本体背面の画像

本体の上部に4つのボタンが配置されています。左から首振り、送風、温風の強弱を変更、電源となります。「カバーしないでください」の注意書きはシールではなく、本体に直接印字されています。

本体上部の画像【ボタンの機能】首振り・送風・中温風/高温風・ON/OFF

正面上部の LED は、モードによって色味が変化します。送風は青く、温風は風の強さに応じて赤い光の加減が変わります。

LED の点灯する色の違い

Oittm セラミックファンヒーターを使った感想

この製品の良かったポイント

  • コンパクトサイズで移動が簡単
  • すぐに温まるので必要な時だけ利用できる
  • ピンポイントで暖められるので空気が乾燥しづらい

エアコンと異なり、部屋全体を温める暖房器具ではないので、取り回しの良さが最大のメリットと言えるでしょう。

普段はデスクの足元に置いて利用していますが、台所やトイレ、脱衣所に移動させるのも楽々なのが嬉しいです。スイッチを入れたら数秒で温風が出るので「ちょっとだけ使い」が出来るのも便利な点です。

部屋が少しくらい寒くても、足元を暖めるだけで寒さに耐えられるので、エアコンが得意でない僕にとってはぴったりの製品でした。

ファンの騒音はどれくらい?

ヒーターが動いている間は、ずっと背面のファンが回転して空気を送っているので、それなりの音がします。ファンの音が大きいので仕方ないのですが、決して静かではありません。

例るなら、パソコンに重たい処理をさせて、ファンのスピードが上がった時くらいの音量があります。

タイマーは付いていない

最初はタイマーが無いのをデメリットに思っていましたが、実際に使ってみるとタイマーは不要です。スイッチを付けてすぐに暖まるので、必要な時につけて不要になれば消すような使い方に適しています。

部屋を暖める目的であれば、こちらの製品は不向きです。同じ電気で動くオイルヒーターを利用したほうが良いでしょう。

足元で使うとスイッチのオン・オフが分かりづらい

本体のスイッチを OFF にすると、本体内部を排熱するため約20秒ほど送風になってから停止します。本体の起動時はファンが回転するので分かるのですが、OFF の時は電源が切れているのかすぐに分かりません。

OFF にすると前述の LED が消えるため、排熱の送風が送られていても確認すればすぐに分かります。ただ LED が隠れた位置にあるため、足元に置いた場合 LED が確認できないのが難点です。

本体の LED が見えない

地面に置いて使う機会が多いので、上から見ても LED が確認できる作りであって欲しかったですね。もしくは電源の ON・OFF で電子音が鳴る仕組みがあると嬉しいです。

首振り時にケーブルも動いてしまう

せっかく首振り機能があるのに、土台ではなく回転する本体からケーブルが伸びています。本体の背面側にある程度の空間を設けておかないと、首振り時にケーブルごと動くため障害物に引っ掛かってしまいます。

あまり首振り機能は使わないので、それほど気になるポイントではないものの、狭いデスクの足元に置くつもりであれば、首振り機能を使うのは難しいです。ただ中温風であれば、首振りを使わず直接当て続けていても大丈夫です。

安全の転倒防止機能

前後左右どの向きに倒れても、安全装置が働いて停止します。倒れた状態であれば、電源が入らない仕組みになっています。

簡単に移動できるのは本当に便利

石油ストーブを始めガスストーブやオイルヒーターなど、一般的に暖房器具は場所を移動するのに一手間掛かります。電気ストーブですら移動するのが面倒だと思ってしまうので、このようなサイズが小さく設置場所の移動が楽にできるのは助かります。

アイロン掛けや料理などの家事の最中にちょっとだけ足元を暖めたい、外出からの帰宅後にエアコンが効くまで手元を暖めたい、そんなニーズにも答えてくれる製品です。

ランニングコストは石油ストーブやガスファンヒーターには劣ります。しかし、そもそも部屋全体を温めるものではないので、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。風量を強にすると消費電力が大きいため、長時間の利用ではなくピンポイントで短時間利用するのに適しています。

場所をとらない小型の暖房器具をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

冒頭での説明の通り、同モデルは販売終了し新バージョンが販売されています!

以上、Oittm セラミックファンヒーターのご紹介でした。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。ガジェットのレビューや、パソコン・スマホ操作のノウハウをブログで発信。現在は個人事業主として独立。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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