フィリップス鼻毛カッター NT1152 長期使用レビュー!口コミの「買って良かった」は本当だった
鼻毛のお手入れ、皆さんはどうしていますか?
髪を整えたり髭を剃るのは日課のように行っていても、鼻毛は意識的にメンテナンスしないと、忘れた頃に先端がこんにちはしてしまいます。
鼻毛なんてハサミで切ればいいと思っていた時期もありました。しかしネットのまとめサイト記事の買って良かったものランキングで、いつも上位に君臨している鼻毛カッターの存在が気になり、衝動買いしたのが鼻毛カッター生活の始まりでした。
それから何年も経過し、今では欠かせない存在になっています。様々な機種を使ううちに機能面での細かいこだわりが出てきて、最終的に Philips の鼻毛カッター NT1152/10 に辿り着きました。
かれこれ2年以上使って、良いところも悪い部分も分かってきたので、長期使用レビューとして情報を共有させていただきます。
なぜフィリップスの鼻毛カッターにしたのか
パナソニックの鼻毛カッターをやめた理由
最初は定番中の定番であるパナソニックの製品を使っていました。値段の安い下位モデルの ER-GN10 です。先端が筒状で、その隙間に入った鼻毛がカットされる作りになっています。
鼻の穴に突っ込んでグリグリするだけなので、使い勝手は良好です。しかし使っていくうちに、満足できない点が増えてきたのです。
- 入り口付近の細い鼻毛がカットされにくい
- 狙った場所を重点的にカットするのが面倒
- 眉剃りで微調整がし辛い(ラインが上手く作れない)
上位モデルへの買い替えを検討したものの、満足できない原因が先端の形状にあると思われるため、全く別の製品を探すことに決めたのです。
僕の理想とする鼻毛カッター
僕が探している鼻毛カッターのポイントは次の通り。
- 細い毛を確実にカットできる
- 狙った場所がカットできる
- 細かい眉剃りに対応できる
- 値段は安いほうが良い
そしてたどり着いたのが、フィリップスのシリーズ1000です。
パナソニック製品と違い、カッターの形状が一面に寄っているのが特徴です。カッターの刃がむき出しになっているように見えますが、きちんとガードが付いています。
実売価格は1,000円程度で、合わなかったらパナソニックに戻そうと試しに買ってみたものの、そこから月日は流れ数年。完全にフィリップスの鼻毛カッターへ乗り換えた結果になりました。
フィリップス鼻毛カッターの特徴
丸洗いができる
先端部分は、水道水に直接さらして洗えます。しかも水洗い後もオイル差しが不要なので、使用後すぐに洗って清潔な状態が保てます。
頻繁に使うものなので、手入れが簡単なのは重要なポイントではないでしょうか。
切れ味が落ちない
使うたびに水洗いしていますが、2年以上経っても刃が劣化しているような印象は受けません。今でも使用感は快適です。
これは長期間使って分かったことなので、嬉しい誤算です。
鼻毛が引っ張られない
ヘッドが回転式の鼻毛カッターは、稀に鼻毛が引っ張られ痛い思いをした経験がありました。
刃が回転しなければ、鼻毛を巻き込むリスクはありません。これで想定外の痛みともお別れ。安心して鼻に突っ込めます。
眉毛のライン作りが簡単
伸びた眉毛を切るのが目的なら、そもそも鼻毛カッターは不向きです。眉毛も切れるような記載があっても、使い勝手は良くありません。眉用ハサミを使ったほうが手入れは簡単です。
それでも輪郭の部分の手入れは、ハサミを使うよりも楽です。
時間があるならピンセットで抜いたりもしますが、時間のない朝にサッと整えるのに重宝しています。
刃のガードが付いているので、カミソリのように綺麗に剃ることはできません。気になる部分を軽く処理する程度のレベルだと思ってください。
狙った場所をきちんとカットできる
パナソニック製品と違い一方向からしかカットされないため、刃の向きの変えたりと若干の手間はあります。ただその反面、気になる場所に刃を当ててあげれば、コシのない細い毛だって切れます。
根本に近い部分からカットするようなイメージで、刃の部分を鼻腔内に直接あててあげると綺麗に処理できます。
慣れないうちは、カットしづらい印象を受けるかもしれません。無理に押し当てると鼻腔が痛くなるので要注意です。使っていくうちにコツが掴めて、細かい部分も処理できるようになります。
カットしにくい場所は、外側から鼻を抑えてあげると切りやすくなります。特に鼻頭を抑えながらやると処理しやすいです。
耳毛のカット感はよくわからない
製品説明では耳毛にも対応している記載があります。しかし僕自身、耳毛処理が必要になるような伸び方をしていないため使用感は不明です。
耳毛って年を取ったら生えてくるのでしょうか?親族には溢れんばかりの耳毛が生えている人が居ないので、もしかすると僕には無縁な機能かもしれません。
マイナスポイント
トータルでは満足しているものの、必ずしも良い点ばかりではありません。長期使用で感じた悪い点についても触れておきます。
- 電源スイッチの構造が良くない
- 使い慣れるまで時間を要する
持ち手を回転させることで電源の ON・OFF が操作できます。OFF スイッチの横にある△印まで回すと電池が交換できる作りになっているのですが、電源を OFF にするつもりで回し過ぎることがあります。
下のふたが外れてしまうまでには至らないものの、このスイッチの構造は扱いづらいです。ON はひねり切るだけなので、問題なのは OFF のとき。電源が独立してくれるともっと良い製品になるのに、勿体ないです。
慣れに関しては前述の通り。刃が一面しかないため、どのように当てれば切れるのか多少のコツが必要です。
総評
マイナスポイントを除けば、使い心地は満足しています。パナソニックの鼻毛カッターを使っている時にどうにかしたいと思っていた部分を、フィリップスの製品が満たしてくれたので、僕にとっては欠かせないアイテムになっています。
購入当初は思い通りにカットできず、買って失敗したかな?と感じたこともありました。いわゆる "融通が利く" 良い製品なのですがファーストインプレッションがいまいちなので、長い目で付き合っていく製品だと理解した上で購入すると良いです。
パナソニックとフィリップスどっちがおすすめ?
パナソニックは鼻毛カッターのど定番です。多くの人が使っていて、価格・使用感どちらも高い評価を得ています。一方のフィリップスは、こだわった人向けと考えたほうが分かりやすいと思います。
鼻毛カッターに何を求めるかで、どちらの製品が良いのか評価が変わってきます。
- 初めて鼻毛カッターを購入するならパナソニック
- 細かい部分までメンテナンスしたいならフィリップス
誰でも簡単パナソニック、慣れを要するフィリップス。それくらいの違いがあるので、一概にどちらが良いか判断するのは難しいですね。
鼻毛を切る頻度はどれくらい?
気付いた時に切るようにしていると、忘れてしまいがちの鼻毛。うっかりこんにちはしないためには、定期的にカットする習慣があると良いです。僕の場合は週に1回、月曜の朝に鼻毛カッターでグリグリとやっています。
毎日鼻毛カッターを使うと鼻腔がやられてしまうので、多くても週2くらいがちょうど良いと思います。
鼻毛カッターはハサミより安全だし、確かに買ってよかったと思える一品でした。ずっと使っている製品をレビューする機会は滅多にないので、今使っている鼻毛カッターで満足していない人、ちょっと鼻毛カッター使ってみようかなと思った人は、参考にしていただければ嬉しいです。
以上、フィリップス鼻毛カッター NT1152 長期使用レビューでした!