Adobe CC 個人利用の最安値!デジハリ版の契約を更新して4年目に突入。商用利用で使えるライセンス

クリエイティブな仕事をしている人には欠かせない、Adobe のソフトウェア。僕の場合は写真現像や動画編集、印刷用の Ai データ作成で Adobe は必要不可欠になっています。
特に頻度が高い、次の7つのソフト。
- Photoshop
- Lightroom
- Illustrator
- Premiere Pro
- Audition
- After Effects
- Acrobat DC
代替のソフトがあれば、思い切って乗り換える気持ちはあっても、やっぱり Adobe は使いやすく体が自然と操作できるまでになっています。また取引先とのやりとりは Adobe 形式が一般的なので、毎年のサブスクリプション更新は必要経費として割り切るしかありません。
Adobe の公式サイトから年間契約すると、月額払いで 6,480 円。年間一括払いだと 72,336 円です。
僕は個人事業主なので、少しでも経費は削減したい。そのために商用利用できる条件をクリアしながらも、割安で Adobe CC を使える方法がないものか探し求めた結果、正規の方法で学割価格利用できるサービスを見つけたのです。
個人利用ならデジハリ版の一択か
先に結論だけ伝えておくと、僕が利用しているのはデジタルハリウッド版で、価格は39,980円。3ヶ月のオンライン講座が受講できて、社会人であっても学生割引が適用されたライセンスが1年分与えられます。
デジハリ版の Adobe CC とは
デジタルハリウッドは Adobe から特別に認められたパートナー(プラチナスクールパートナー)であり、デジハリのオンライン講座である Adobe マスター講座の受講者に対して、Adobe CC の学生ライセンスが付与される仕組み。
つまりデジハリの講義を受けると、デジハリの生徒扱いになり、Adobe CC の学割が適用できる!という流れです。通常の学生版は1年目が26,136円、2年目以降は39,336円なので、デジハリ版の39,980円がいかに特別かわかると思います。
オンライン講義はオンデマンド方式で、いつでも閲覧が可能。受講できる期間は3ヶ月。一方で付与される Adobe CC のライセンスは1年間。講座が終わっても、残りの9ヶ月はそのままライセンスが利用できます。
デジハリ版の Adobe CC の特徴
- 学生ライセンスが利用できる
- 価格は39,980円と通常より断然安い
- 学割価格でも商用利用できる
- 付与されるライセンスは12ヶ月分
- オンライン講座を受けなくてもソフトは使える
- 1年後に再契約すれば引き続き学生価格になる
裏技的な手法に思えるかもしれませんが、ライセンスは正規のもの。またライセンス付与において、オンライン講座は受講した実績は不問です。
ライセンスは12ヶ月分。1年経ったら改めて Adobe マスター講座を受講契約すれば、ライセンスも更新されます。僕自身、デジハリ経由で Adobe CC を使って3年。毎年 Adobe マスター講座を契約し、4年目の契約に突入しようとしています。
学生版は商用利用が可能
僕がデジハリ版の Adobe CC を使う最大の理由が、商用利用できる点。Adobe 公式サイトにも明記されています。
Q. 商用利用できますか?
A. 基本的に商用利用が可能です。マテリアルや一部機能で使用が制限されている場合があります。詳細は製品に同梱されているエンドユーザー使用許諾書をご確認ください。
例えば Premiere Pro で編集した動画を YouTube にアップして AdSense 収益を得ることも可能だし、イラストレーターで描いた素材を販売することもできます。つまり Adobe のソフトを利用して作ったもので、商売をして OK ということ。だから僕は、デジハリの学生版を使っているのです。
なお機能の利用制限に関する記述がありますが、これまで3年間使ってきて制限を受けた記憶はありません。冒頭で紹介した、僕が使っているソフトにおいては、おそらく全ての機能が問題なく使えると思います。
僕自身、全ての機能を使いこなせているわけではないので、もしかしたら気付かないところでの制限があるのかもしれません。
Amazon の最安値とどっちがお得?!
個人利用版であれば、Amazon のセールを利用して安く入手する方法もあります。しかし次の理由から、おすすめはできません。
- 必要な時に安くなっていると限らない
- 安いタイミングで事前購入しておく必要がある
- ここ1年の最安値は 46,886 円
- デジハリ版のほうが安い
過去に1度 Amazon 版を契約しましたが、ライセンス更新時期に安く契約できなかったため、結局デジハリ版を利用するようになって今に至ります。契約したいとき、更新したいときに、いつでも安く利用できるのはデジハリ版の大きなメリットです。
なお通常版からデジハリの学生版に切り替える時、ライセンスの有効期限が切れてから更新を行いました。送られてくるメールにも、そのように指示が書かれています。
Adobe にクレジットカードの情報を登録していなければ、自動的に更新されず一時的にライセンスが切れた状態になります。
デジハリ版 Adobe CC を3年間使った感想
年に1回、ライセンスを更新したあとは、Adobe マスター講座の一通りチェックし、忘れているところを復習するのが僕なりの使い方です。ただライセンスが安く入手できるだけでなく、オンライン講座を受けられるのはデジハリ版ならではのサービスです。
Adobe マスター講座の新規受講、更新ともにデジハリ ONLINE の公式サイトから手続きするだけ。あとはライセンスコードを Adobe のサイトに登録すれば完了。新規契約も、更新も簡単です。最後に手順を載せておくので参考にしてください。
講義を受けなくてもライセンスは使えるし、ライセンスが切れる頃には更新に関する情報がメールで届きます。利用時は学生ライセンスを意識することもなく、更新メールが来たときにデジハリ版を使っていたのを思い出すほど。
Adobe 初心者にとっては、動画による実習形式で、基本的なスキルが身につく講座が役に立ちます。フォトショ、イラレ、プレミアと、よく使われる Adobe アプリ中心の講座です。
しかも習得したスキルを使った課題を提出すると、講師が添削するサービスも用意されています。初めて Adobe CC を利用するなら、デジハリ ONLINE が圧倒的におすすめなのは間違いないです。
デジハリ版によるデメリットはありません。結局のところ、通常7万円を超える Adobe CC のライセンスを、4万円で購入できるのは利用しないと勿体ない!というのが僕の結論です。だから4年目もデジハリ版で更新します。
法人利用の場合はライセンスの使い方が異なるので、学生ライセンスを使うのは論外です。個人事業主など特定の個人が使うのであれば、デジハリ ONLINE の Adobe マスター講座が最も安く Adobe CC を利用できる方法だと思います。
デジハリ版 Adobe CC の登録・更新手順
ではせっかくなので、登録・更新手順の流れを載せておきます。新規・更新どちらも、基本的な手順は同じです。
- デジハリ ONLINE で Adobe マスター講座を契約
- 支払い完了に伴い Adobe CC のシリアルが届く
- 専用サイトで学生版シリアルコードを登録
- Adobe CC が1年間利用可能になる
Adobe マスター講座を契約
まずはデジハリ ONLINE のサイトから、Adobe マスター講座を契約します。更新の場合、期限が残っていても、ライセンスキーを入力するまで期限は消費されません。先に契約だけ済ませておくと良いです。
Adobe CC のシリアルが届く
支払いが完了すると、メールが2通届きます。1通はオンライン講座の受講申込みに関する内容、もう1通は Adobe Creative Cloud のシリアルコードが送られてきます。そのメールに記載された指示に従い、学生版コード引き換えページにて各種情報を入力します。
なお新規登録の場合は Adobe アカウントを作成した上で、情報入力画面に遷移します。更新の場合は Adobe アカウントでログインした上で、所属する教育機関情報を入力します。
専用サイトでシリアルコードを登録
ここでの入力内容に関して、僕が入力した例を紹介しておきます。
- 学校名: デジハリ・オンラインスクール
- 専門分野: コンピューター、IT、情報
- 卒業予定年月: オンライン講座終了予定日
学校名が合っていれば、問題ないと思います。専門分野は自分自身に最適なものを選択し、卒業予定は Adobe マスター講座が受けられる期限である、3ヶ月先を登録しています。この場合は2021年7月に契約したので、同年10月を卒業予定としました。
ちなみに、この卒業予定の入力内容によってライセンス期限が変わることはありません。
あとはメールに記載の引き換えコードを入力すれば、Adobe CC のライセンスが有効になります。更新の場合は契約期間が1年間伸びます。
Adobe CC が1年間利用可能になる
これで2021年7月までだった Adobe CC のライセンスが、2022年まで1年間延長されました。
こうしてまた、学生版ライセンスで Adobe CC が利用できます。
まとめ
- デジハリ版はライセンス料が安い
- Adobe マスター講座は3ヶ月受講可能
- ライセンスは1年間有効
- ライセンス形態は学生版でも全機能が使える
- 商用利用できる
- 何度でも学生料金で更新可能
- 僕はこの記事を書くタイミングで4度目の更新を実施
Adobe Creative Cloud はクリエイティブな活動をする上で欠かせないソフトなのに、サブスクの価格が圧倒的に高いのがネックです。それゆえ約3万円安く入手できるデジハリ版の Adobe CC は、個人クリエイターにとって非常にありがたいサービスとなっています。
僕自身は既に3年使っているので、もはや学生ライセンスであることに抵抗を感じなくなっています。通常版にこだわりを持ったところで、使える機能や権利が同じであれば、商用利用も可能なデジハリ版のライセンスを利用するほうがお得で賢いと思っています。
そして差額の3万円は、新しい機材の購入費用にあてます。
これまで通常版ライセンスを使っていた方も、これから Adobe CC を新規契約する方も、経験者としてデジハリ版 Adobe CC はかなりお得だと思うので、ぜひこの記事にたどり着いたのを機に利用してみてください。