空気清浄機から生臭いにおいがしたけれどフィルター清掃して無事解決
突然の出来事でした。部屋中が生臭い。匂いの発生源は台所の生ごみか?はたまたゴミ箱から発せられているものなのか?いろいろ辿ってみると臭いの発生源にたどり着いたのですが……
残念ながら原因は空気清浄機でした。
我が家で使っている空気清浄機は、シャープ製のプラズマクラスターがついた機種です。購入してから丸4年近く経過していますが、このようなことは初めてでした。。
空気清浄機が自ら空気を汚染するなんて本末転倒ではありますが、臭いの元を断たないと使い物にならないため、内部を清掃することにしました。
空気清浄機のお手入れ方法
背面パネルと各フィルター
左から、集じんフィルター、脱臭フィルター、背面フィルターです。
これまでは「フィルターお手入れランプ」が点灯した際に背面パネルを開いて掃除機でほこりを吸い取り、一部のフィルターを水洗いするだけでした。今回もいつものように背面のフィルターを掃除したのですが、それでも臭いは落ちません。
集じんフィルター(フィルターの分厚い方)は臭いが移るのを抑えるために活性炭加工を施しています。こちらは水洗い厳禁なのでご注意ください。
タンクトレーと加湿フィルター
背面が原因でなければ水回りに原因があるのだろうとタンクを外し、トレーと加湿フィルターを取り出しました。こちらはひっぱれば簡単に外すことができます。加湿フィルターを外しトレーの水垢を落とします。水垢はスポンジに洗剤を付けてこすれば落ちます。
そして問題の加湿フィルター。中央部分が変色していますが、これは水道水に含まれるカルシウム等によるものです。お風呂場の鏡につくウロコ状の水垢と同じものだと考えてください。鏡の場合はこすって落とせばどうにかなりますが、加湿フィルターは同じように洗うことができません。
このフィルターの洗浄方法はつけ置き洗いとなります。単に水垢を落としたり臭いの元を断つのであれば、ぬるま湯に台所用の合成洗剤を混ぜて1時間ほどつけ置きし、すすいだ後で乾かせば完了です。
こちらは重曹を使って手入れすることもできます。水1リットルあたり、重曹を60グラム(大さじ4杯)ほど混ぜて30分つけ置きします。こちらもきちんとすすいだ上で利用すれば問題ありません。
もし白いかたまり(カルシウムのかたまり)が気になるようであれば、別途クエン酸を用意してください。水1リットルあたり6グラム(大さじ3分の1杯)混ぜて、2時間つけ置きします。こちらもきちんとすすぎを行ってください。
重曹やクエン酸を利用する方法については説明書にも記載があるので、すぐに取り出せるのであれば一度内容を確認すると良いです。
加湿フィルターの洗浄が終わり空気清浄機のスイッチを入れてみると……
生臭いにおいが消えた!!!
原因は加湿フィルターの汚れだったようです。改めて説明書を読みなおすと「フィルターお手入れランプ」が点灯したら、こちらのフィルターも洗うよう記載がありました。何年も洗わず放置していたら、そりゃ変な臭いも出るだろうなと納得させられました。
各フィルターの寿命
空気清浄機で利用している各種フィルターの交換時期は10年とされています。それも日頃の手入れがあってのものですので、また生臭いにおいで部屋が汚染されないよう、今後は内部のフィルターもきちんと掃除をして綺麗な状態を保てるよう努めたいと思います。