Paint.net で文字に縁取りをつける方法

2016/05/10

アイキャッチ画像から文章内で用いる説明用の画像等、当ブログで利用しているイメージの大半は、フリーの画像編集ソフトである「Paint.net」で作成しています。レイヤーに対応しているので凝ったものでなければ、簡易的に使える便利なソフトです。

Paint.NET – Free Software for Digital Photo Editing

画像編集初心者にも簡単に使える一方で、初期インストール状態では持ち合わせていない機能があります。しかし、別途エフェクト効果を持つプラグインを取り込めば、アプリケーションの機能を拡張することができるのです。今回紹介する文字に縁取りをつける方法も、機能拡張により追加できる効果の1つです。

それでは実際に、文字の縁取り機能が使えるようにしてみましょう。

Paint.net に pyrochild plugins を導入する

この pyrochild plugins は、Paint.net 用のプラグインです。こちらを導入することで、文字の縁取り効果を含め、20個もの編集効果が追加されます。インストール方法も非常に簡単です。

まずは、このプラグインのファイルをダウンロードしましょう。

プラグインをインストールする

次のサイトから pyrochild plugins をダウンロードします。2017.2.5 現在、最新版は 2016-10-02 版のファイルとなります。リンク先の画面上部にある、フロッピーディスクのアイコンに挟まれた DOWNLOAD と書かれたリンクから落としてください。保存先は任意の場所で結構です。

pyrochild plugins – Plugin Packs

引き続きダウンロードした zip ファイルを解凍します。こちらも任意の場所に解凍してください。解凍するとテキストファイルが2つ、アプリケーション拡張ファイル (DLL) が20個出力されます。

このうち DLL ファイルだけを Paint.net をインストールしたルートフォルダ内にある Effects フォルダへ移動してください。文字縁取りの機能だけを利用するのであれば「Outline Object.dll」だけ移動すれば OK です。(残りの19個の機能は機会があれば紹介します。)

インストール先が初期設置のままの場合、基本的には以下のどちらかにアクセスできるはずです。

  • C:\Program Files\paint.net\Effects
  • C:\Program Files (x86)\paint.net\Effects

あとは Paint.net を再起動すれば、プラグインのインストールは完了です。

文字に縁取りをつける方法

では実際に追加した拡張機能を利用して、文字に縁取りをつけてみましょう。まずは普通に文字のオブジェクトを選択し文字を入力します。後で場所を移動することも考えると、文字入力用の新規レイヤーを用意しておく方が便利です。

入力した文字はそのまま確定せず、文字サイズや角度を調整できる状態、つまり編集中の状態のままにしておいてください。

paint-dot-net-character-border01

【追記】新しいレイヤーを作って、そこに文字だけを入力したものであれば、編集を確定したあとでも枠を付けることができます。

この状態からメニュー「効果(C)」→「Object」→「Outline Object」を選択すると、次のような文字の枠線を編集する画面が表示されます。

paint-dot-net-character-border02

表示は英語表記となっていますが、難しい設定は何もありません。調整できる項目は上から次のようになっています。

  • Width: 縁取りの幅
  • Softness: ぼかし具合
  • Color: 縁取りの色
  • Angle: 縁取りの角度
  • Blend Mode: 描画モード

縁取りの角度を調整することで、縁取りではなく文字に影をつける効果として利用できます。各種値を変更している際は、エフェクトが掛かっている状況を画面上で確認できるので安心してください。

各項目の設定値が決まったら、OK ボタンをクリックすると文字へ反映されます。実際に縁取りが反映された状態の文字がこちらになります。

paint-dot-net-character-border03

元の文字色が黒のまま試してしまったので、全くイケてない感じになってしまいましたが、最初に文字の色やサイズ、そしてフォントを指定してください。フォントや文字の色などは、縁取りをつけた後に変更することはできません。(これが Paint.net の不便なところ。)もし失敗したらもう一度レイヤーを追加して、文字を打ち直してください。

次の例は文字色を白くした場合のものです。黒よりは幾分見やすくなっているかと思います。

paint-dot-net-character-border04

この効果が使えるのは文字だけでなく、図形や直線・曲線ツール、そして画像に対して使うことも可能です。機能として、オブジェクトの周りの透明部分を検知して枠をつけてくれるため、うまくレイヤーを分けることで、使える用途の幅が広がります。

ただし、一度編集が確定した文字のオブジェクトは、画像としてすぐに変換されてしまうので、縁取りを再編集することができません。

Paint.net は高性能なツールでないため、イラストレーターのように文字列そのものをレイヤーとして扱う機能が備わっていません。アプリを使い込むほど、文字レイヤーが存在しない不便さを実感しますが、実はこちらもプラグインを追加すれば問題が解消します。

文字を擬似レイヤー化するプラグイン Editable Text

Editable Text v1.0 STABLE – Plugins

多少は便利になりますが、あくまで擬似レイヤーに過ぎないため、理想通りの動きにななりません。僕自身、満足できるようなプラグインではないため、細かい説明は割愛させていただきます。導入方法は pyrochild plugins と同様に、プラグインファイルを Paint.net のフォルダに格納するだけなので、興味のある方はお試しください。

以上、Paint.net で文字に縁取りをつける方法でした。

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気力・体力勝負なシステム業界のエンジニアを経て、個人事業主として独立。Web サイト運営、動画制作など活動の場を広げています。目指すところへの道のりは険しいですが、自分が自分らしくあるために、一歩ずつ進んでいきます!

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