Surface Pro 7 完全レビュー!Surface Pro を2年使って分かったメリット・デメリット

更新日: 公開日:2019/12/24
Surface Pro 7 完全レビュー

見た目はタブレット、でも性能はノートパソコンの中でも上位クラス。薄い本体に全てが集約され、軽量かつ機能性が高い。それが Surface Pro の魅力でもあります。キーボードと分離するため、通常のノートパソコンとは使い勝手が異なります。

実際に使いやすい端末なのか?全ての疑問はその一言に集約されると思います。

僕自身は2017年モデル Surface Pro 5 からの愛用者です。

Surface Pro 5 と Surface Pro 7

厳密には Surface Pro 5 は Surface Pro (第5世代) が正式名称ですが、分かりやすいように Surface Pro 5 として説明していきます。

ここでは2019年モデルである Surface Pro 7 の性能に触れながら、Surface Pro がどのような端末なのか、僕の利用経験を踏まえて詳しく解説していきます。

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目次

Surface Pro 7 構成

全機種共通の仕様

OSWindows 10 Home
OfficeOffice Home & Business 2019
本体サイズ292 mm x 201 mm x 8.5 mm
ディスプレイサイズ: 12.3 インチ
解像度: 2736 x 1824 (267 PPI)
縦横比: 3:2
タッチディスプレイ対応
セキュリティWindows Hello による顔認証が可能
ワイヤレスWi-Fi 6 (802.11ax) 互換
Bluetooth 5.0
外部端子USB Type-C x 1
USB Type-A x 1
3.5 mm ヘッドホンジャック
microSDXC カードリーダー
充電用端子
Surface タイプカバー用ポート
センサー光センサー
加速度センサー
ジャイロスコープ
磁力計
AC アダプタ65W
バッテリー駆動時間最大10.5時間

USB-C が採用されたことで、これまでのモデルにあった mini Display ポートは廃止。USB-C から外部モニターへの出力が可能になっています。また次世代 Wi-Fi 規格の Wi-Fi 6 に対応し、従来の3倍近い高速通信が可能になりました。

選択できるスペック

CPU第10世代 Intel Core シリーズ
Core i3-1005G1 2 コア 4 スレッド
Core i5-1035G4 4 コア 8 スレッド
Core i7-1065G7 4 コア 8 スレッド
メモリi3 モデル: 4GB
i5 モデル: 8GB, 16GB
i7 モデル: 16GB
ストレージi3 モデル: 128GB
i5 モデル: 128GB, 256GB
i7 モデル: 256GB, 512GB, 1TB
本体重量i3 モデル: 775g
i5 モデル: 775g
i7 モデル: 790g
グラフィックi3 モデル: Intel UHD Graphics
i5 モデル: Intel Iris Plus Graphics
i7 モデル: Intel Iris Plus Graphics
カラープラチナ、マットブラック
価格 (税込)109,780円~295,680円

最新の第10世代 Intel Core シリーズの CPU を搭載したことにより、Word, Excel のような事務的な使い方であれば Core i3 でも十分なスペックになりました。ただメモリ 4GB のモデルしかないので、複数のアプリを起動して使う場合は i5 以上が最適なモデルではないかと感じています。

本体カラー「マットブラック」は Core i5 と i7 の一部の組み合わせでしか選択できません。

僕がおすすめするスペック

  • Core i3 / メモリ 4GB / ストレージ 128GB
  • Core i5 / メモリ 8GB / ストレージ 256GB
  • Core i7 / メモリ 16GB / ストレージ 512GB

おすすめの理由や、用途に応じた CPU の選び方については記事の末尾で触れています。ぜひ最後までご覧ください。

Surface Pro のメリット・デメリット

まず始めに、僕が Surface Pro を2年間使って感じた良いところ、微妙なところを簡単に伝えておきます。これらの話を踏まえた上で特徴に関する内容を読んでもらえると、Surface Pro についてもっと理解できるようになると思います。

Surface Pro のメリット

  • 軽くて持ち運びが便利
  • 急速充電対応で充電時間が短い
  • 電車の中で立ってても使える
  • 薄くて場所を取らない

本体だけでなく充電アダプターも小さいです。他のノートパソコンよりも断然持ち運びが楽。そしてタブレットとしても使えるので、利用できる機会が多いのも特徴です。A4 サイズよりも小さく薄型ゆえに、デスクの引き出しにしまえるのも僕の中では大きなポイントです。

Surface Pro のデメリット

  • 奥行きのある場所にしか置けない
  • 座った状態で足に置いて使いづらい
  • タイプカバーが別売りで高い

Surface Pro はキックスタンドを広げてモニターを立てる構造です。一般的なノートパソコンよりも、置き場所に奥行きが必要になります。そういうものだとわかって使ってはいるのですが、椅子に備え付けのサイドテーブルのような置き場所が小さいところでは、どうしても狭苦しい感じになります。

奥行きのない場所に置かれた Surface Pro

新幹線のテーブルは結構余裕をもって使えます。しかし飛行機での使用はかなり厳しいです。また座った状態で太ももの上に置いて使う場合は安定性が無いので、長文を打つのを諦めてタブレットモードで利用しています。

どの環境によって使う機会が多いのか、きちんと考えた上で選ばないと買って後悔してしまうので、このようなデメリットがあることを把握しておいてください。

タイプカバーは値段のことを考えなければ満足度の高い製品です。ただ本体を買い換えてもタイプカバーはそのまま流用できるメリットはあります。

Surface Pro 7 の特徴

今回レビューする端末の仕様は次の通り。

CPUIntel Core i5 1035G4
メモリ8GB
ストレージ256GB

165度まで開く丈夫なキックスタンド

Surface Pro 7 横から見た状態

外付けのキーボード(タイプカバー)を付けてノートパソコンのように使う時は浅く、Surface Pen で文字や絵を書く時は深く、用途に応じてスタンドの高さを変えることで常に安定した状態で利用できます。

最大角まで開いて Surface Pen で文字を書くと、本体は若干沈み込みます。それでも沈むことで書きづらくなる感覚もなく、むしろ自由に角度を変えても安定性があります。個人的にかなり評価できるポイントだと感じています。

Surface pro キックスタンドを最大角まで開いた状態

どの角度でもピタっと止まる。程よく硬すぎないのが、とても気持ち良いです。

簡単に緩まないように、ヒンジ部の構造は複雑になっています。

Surface Pro ヒンジのアップ

薄さ 8.5mm & 800g 未満の超薄型軽量マシン

日常的に持ち運ぶことを考慮すると、薄さ・軽さは重要なポイント。本体だけで薄さ 8.5mm、重量が 800g 未満の Surface Pro は、まさにその需要を満たしてくれる最高の相方になってくれます。

2年前の Surface Pro 5 と比べるとサイズやシルエットに違いはなく、筐体としてのデザインが仕上がっているのが Surface らしさだったりします。

薄さ8.5mmのSurface Pro

キーボードのタイプカバーを付けると、重量は約 1070g ほど、厚さは 13mm 程度です。十分に薄型かつ軽量と言える端末ではないでしょうか。

アダプターは約 270g なので、電源とセットで持ち歩いても 1.35kg しかありません。これは一般的に軽量とされるノートパソコン本体の重量に相当するので、軽さの面では大きなアドバンテージがあります。

サイズの目安は A4 サイズの用紙を一回り小さくした感じです。

ファンレス設計で静か

Surface Pro の Core i3 と Core i5 モデルは、排熱用のファンがありません。つまりスマートフォンを操作している時と同様に、全く音がしないのです。

Surface Pro はファンレス設計で全く音がしない

一般的にパソコンは高負荷をかけると CPU や GPU が発熱し、熱を逃しやすくする目的でファンが付いています。Surface Pro の場合、ボディーに熱伝導率の高いマグネシウムが用いられ、背面ボディー全体で放熱する設計になっています。

Surface Pro 5 の時点で Core i5 モデルはファンレスが実現していました。

また画面上部にも、熱が逃げる隙間があります。CPU が世代交代して発熱しにくくなっているのも、ファンレス化に貢献しています。

画面上部の排熱される隙間

Core i7 モデルに限りファンがあります。i5 よりもパワーがあり、ファンで空気を送らないと排熱が間に合わないためです。ただ実機に触れてみた感じでは、そこまでファンの音が気になるほどうるさくはありませんでした。

CINEBENCHI R20 で分かる CPU 性能の向上

2018年モデルの Surface Pro 6 では、コア数が増えて一気に性能が向上した第8世代の Intel Core i シリーズが採用されました。そして Surface Pro 7 では、更にパワーアップした第10世代の CPU を搭載しています。

第7世代の CPU が載った Surface Pro 5 とベンチマークを比較すると、その差は歴然と分かります。簡単に説明すると数値が大きさが、性能の高さを表しています。

Surface Pro 7 CINEBENCHI ベンチマーク結果

テスト環境は次の通りです。どちらもCore i5 の CPU を搭載したマシンで比較しました。

Surface Pro 7Core i5-1035G4 (4 コア 8 スレッド)
Surface Pro 5Core i5-7300U (2 コア 4 スレッド)

下段のシングルコアは変わらないように見えますが、マルチコアで動いた場合は Surface Pro 5 の倍以上の結果が得られました。同じ Core i5 でも、コア数が違えば大きく性能差が出ることを理解していただければと思います。

データ読み込み速度が爆速で起動も一瞬

Surface Pro のストレージ(データ保存領域)には PCIe 接続の高速な M.2 SSD が搭載されています。CrystalDiskMark で速度を計測した結果がこちら。

Surface Pro 7 CrystalDiskMark ベンチマーク結果

数字を見てもよくわからないかもしれませんが、SATA 接続の SSD よりも4倍近く速い結果が得られています。起動やシャットダウン、スリープからの復帰も瞬時です。

待ち時間がほとんど無い快適さは、一度経験するともう前の速度では耐えられなくなるほど。Surface Pro 5 の時点で速さの恩恵は受けていたので、数字上は向上してても著しく体感速度が上がった感覚はありません。

画面比率は3:2

フルハイビジョンのモニター比率は 16:9 です。Surface Pro はそれよりも縦の比率が長めの 約16:10.7 くらい。

Surface Pro の画面比率

Windows 10 の表示スケールは 200% が推奨倍率です。

16:9 の比率だと縦の長さが少し足りなく感じることがあるので、この 3:2 の比率が絶妙に使いやすいです。特にプログラミングや Excel 操作などの事務処理、そして写真編集時にはその恩恵をよく感じています。

ご覧の通りベゼル幅(画面の縁)は厚めです。もう少し画面を大きく出来る余地があるので、画面サイズが現状維持だったのは残念な点です。

縦持ちしたら大きいタブレットそのもの

ジャイロセンサーが付いているので、縦持ちをしたら自動的に画面の方向が変わります。電車内でネットサーフィンする場合など画面が横のままだと使いづらい環境においては、タブレット持ちがおすすめ。

スマホと同様にタッチディスプレイです。指でも操作できるし、Surface Pen を使っても良いです。タイプカバーを付けたままでも大丈夫です。

Surface Pro を縦持ち

縦持ちしても縦長感を感じない、画面比率 3:2 がここでも活きてきます。調べ物をするときは、縦持ちしたほうが読みやすくて個人的には気に入っています。

画像のようにタイプカバーをひっくり返すと、キーは反応しなくなります。なお Windows 10 にはタブレットモードがあり、指でも快適に操作できます。

キーボードが無くても文字入力可能

タイプカバーが無くても文字入力が出来るように、スクリーンキーボードが用意されています。

スクリーンキーボードは完全フルキーボードではなく押し込む感覚も無いので、使い勝手は可もなく不可もなくといった感じです。検索語句を打ち込む程度なら問題ありません。

Surface Pro スクリーンキーボード

タイプカバーは画面を保護する役割も担っています。個人的にはあったほうがいろいろと都合がいいと思っています。

スクリーンキーボードに限らず、Surface Pen を使った手書き文字入力にも対応しています。ある程度は正しく変換してくれるものの、文字が汚いと「テ」と「〒」を間違えて変換されるようなケースもあります。

Surface Pro 文字の手書き入力

慣れてくると変換ミスは減ります。Windows 側の変換の癖がつかめるようになれば、Surface Pen 片手にブラウジングするのも快適になるでしょう。

顔認証 Windows Hello が便利

Windows 10 には顔認証でログインができる Windows Hello なる機能があります。Surface Pro の場合、通常のカメラとは別に顔認証用のカメラが付いています。

しかも赤外線で顔を検知するため、暗所でも顔認証が可能です。照明を点けていない真っ暗な部屋でも、きちんと認証できます。

Surface Pro 顔認証センサー IR カメラ

認証速度はかなり速いです。ログイン画面が表示されたと思ったら、認証処理をしているのを忘れてしまうくらい瞬時にログインされます。なお僕はメガネを掛けているので、メガネなしでも認証するように追加で顔の情報を登録しました。

Windows Hello でメガネを外したら顔認証されない?!精度を上げて認証できるようにする方法
Windows にはパソコンのインカメラで顔認証してログインすることができる Windows Hello と呼ばれる機能があります。 パソコンの生体認証と言えば...

顔認証がうまく機能しない状況下においては、パスワードを手入力できます。でも2年間使い続けて、メガネあり・なしでの精度を改善したら、顔認証が通らなかったケースはほとんどありません。慣れてしまうと本当に便利な機能です。

microSD カードで容量を簡単に増やせる

Surface Pro にはキックスタンドの裏には microSD カードリーダーが搭載。ここに大容量の microSD カードを挿せば、セカンドドライブとして利用できます。

Surface Pro 7 microSDカードリーダー

昨今は大容量の microSD カードもお手頃な価格になりました。最初から Surface Pro の容量を増やして購入するよりも、SD カードをうまく使うことでトータルコストが抑えられます。

品質・性能面を考慮しても僕が使っている Samsung の EVO Plus はコスパが高く、個人的にはイチオシのマイクロ SD カードです。512GB でも 15,000 円を切っています。内蔵の容量は 256GB におさえて、外部ストレージで容量を増やす方法もあるので覚えておいてください。

メディア系の大容量データがある場合は、microSD よりも外付け HDD を利用したほうが便利です。持ち運ぶ必要性の無いデータは家に置いておくのも1つの考え方です。

コンパクトなアダプター

ノートパソコンのアダプターが大きい時代は終わりました。持ち運んでも邪魔にならないくらい小さいです。手のひらサイズといった表現が正しいか分かりませんが、手にすっぽり収まる大きさです。

Surface Pro 7 アダプター

プラグ部分を含め全体の重量は 270g と旧 Surface Pro のアダプターより 50g 近く重くなりましたが、その分パワーが増しました。

給電に使えるアダプターの USB ポート

Surface Pro 用アダプターには USB-A コネクタが付いているのも大きな特徴です。Surface 本体を充電しながら、USB ケーブルを接続してスマホ等の機器が充電できます。

ただアダプターの USB ポートは出力が 5V・1A と急速充電には対応していないので、おまけ程度の便利機能だと思ってください。

Surface Pro 用アダプターの USB ポート

この USB はあくまでも充電用ポートです。USB ハブとしては利用できません。

ノートパソコンも急速充電の時代

先程のアダプター比較の画像、よく見ると新型モデルのほうが全体的に少し厚みを増しているのがわかります。これは 44W から 65W へ出力がアップした影響です。

Surface Pro 用アダプターの出力値の違い

アダプターの出力の違いが与える影響、それは充電速度です。Surface Pro 7 の 65W アダプターは、約1時間で最大80%の急速充電ができる能力を持っています。

短い時間で一気に充電できるのは、日常的にパソコンを持ち歩く人にとって非常に助かる機能です。

マグネット式の電源コネクター

一時期 Macbook にも採用されていたマグネット式の電源コネクター。電源ケーブルに足を引っ掛けても、マグネット式だと簡単に外れるので本体を落下させる心配が要りません。Surface 専用の特殊なコネクターで汎用性はないものの、利便性は抜群です。

昨今は USB-C コネクタを利用して充電する機種が増えつつありますが、抜けにくく作られているのが一般的です。Surface シリーズがマグネット式の電源コネクターを採用しているのは、評価できるポイントです。

Surface Pro 充電コネクター

給電すると端子の LED が白く光ります。溝にはまって磁力でくっついているだけなので、抜き差しも簡単です。また端子を上下反対に付けても充電できます。

詳しくは後述しますが、電源コネクターだけでなく Surface Pro 7 の USB-C 端子は充電することも可能です。

待望の USB Type-C 採用

Surface Pro 6 では見送られ、Surface Pro 7 でようやく USB-C が採用されました。その代わりに mini Display ポートを廃止しています。

電源コネクターの形状は旧モデルと全く同じです。

Surface Pro 5 と 7 の端子を比較

USB-C は万能端子です。Surface Pro では次のことができます。

  • データ転送機能
  • 外部ディスプレイへの出力機能
  • Surface 本体の充電機能
  • 外部デバイスの充電機能

注目すべきは充電機能です。専用アダプターを使わなくても、USB-C 経由で外部電源から充電できます。ただし USB の両端が Type-C のケーブルを使い、専用アダプターと同等の出力を持つアダプターが必要になります。

例えばこの RAVPower のアダプターであれば 61W の高出力があり、新素材の窒化ガリウムを用いたコンパクトな構造なので、電源周りを軽量化するのに一役買ってくれます。

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また両端が USB-C のケーブルは、充電が目的であれば Thunderbolt 3 に対応した高価なケーブルは不要です。 USB 2.0 対応のケーブルで事足ります。僕が1年ほどメインで使っているこの Anker のケーブルは、品質面でも安心なのでおすすめです。

一方で USB-C 端子を、電源供給用の出力端子としても利用できます。つまり Surface 本体のバッテリーを利用して、スマホ等が充電できます。

外部モニターに出力したい場合は、USB-C 入力に対応したモニターを利用するか、 HDMI 等の変換ケーブルを噛ませば利用できます。

あると便利なイヤホンジャック

Surface Pro イヤホンジャック

Microsoft は 3.5mm ジャックを必要な端子として扱ってくれているのが嬉しいです。

2020年1月14日発売の Surface Pro X にはジャックが廃止されてしまったので、もしかしたら今後は廃止の方向に進んでいく可能性もあります。

物理ボタンは電源とボリュームのみ

タイプカバーを使わずタブレットのような使い方をしている時は、これらボタンが活躍してくれます。電源ボタンで起動・スリープ。動画閲覧時はボリュームボタンを使う機会が多いです。

Surface Pro 物理ボタン[電源][ボリューム]

パソコンとしてだけでなく、高性能なモバイル端末としての利用も想定された設計が、ユーザー想いの優れた端末だと評価できます。

タッチ操作が Edge と相性が良い

Surface 特有のものではありませんが、Edge (Windows 10 標準ブラウザ) はタッチ操作でのブラウジングでも使いやすい仕様になっています。例えば左右にスワイプすれば、ページを進んだり戻ったりできます。

タッチ操作によるブラウジング

最近は Chrome 等のモダンブラウザも、タッチ操作による進む・戻るが実装されました。時代は少しずつキーボード操作からタッチ操作に移っているのかもしれません。

ベゼル幅が太い

モニターサイズはそのままで、画面領域を広くしてベゼル幅を狭くする。時代は大画面ブームに移りつつあるものの、Surface Pro 7 は現状維持となってしまいました。個人的にここはかなり残念なポイントです。

Surface Pro の太いベゼル

ただベゼル幅があることで、タブレット持ちで利用する際に誤タップしにくくなります。画面ごと手に持って使う機会がある端末であるがゆえ、こっちの方が使いやすいと言われれば確かにそうかもしれません。

Office Home & Business 2019 がプリインストール

Surface Pro には Office が予めインストールされています。Office なしバージョンは選択できません。購入オプションとして Office 365 を選べますが、選択しなくても Office Home & Business 2019 が利用できます。

Office Home & Business で利用できるソフト
  • Word
  • Excel
  • Outlook
  • Power Point

ビジネス路線での用途が考慮された Power Point が入っているバージョンです。

Surface Pro タイプカバーの特徴

Surface Pro のタイプカバー(外付けキーボード)は別途購入が必要です。ノートパソコンとしての用途がメインであるなら必須アイテムになります。

現行のタイプカバーは、Surface Pro 3 から Surface Pro 7 まで使える共通仕様です。ゆえにこれまでの旧モデルの Surface Pro で使っていたキーボードが、そのまま Surface Pro 7 でも使えます。

主な機能・特徴

  • 旧 Surface Pro のキーボードが使える
  • カラーバリエーションは6種類
  • 特殊な素材の Alcantara
  • タイプカバーは充電不要
  • タイピングしやすいキーストローク
  • 光るキートップ
  • 小さいけれど作り込まれているタッチパッド
  • キーボードの傾斜が丁度良い
  • 見た目に反する丈夫な作り
  • 閉じるだけでスリープ状態になる
  • 裏に折り返すとキーが反応しなくなる
  • オプション機能がファンクションキーに与えられている

箇条書きで簡潔にまとめました。これらの機能について、もっと具体的に知りたい方はこちらのレビュー記事をご覧ください。それぞれの項目について、もう一歩踏み込んで解説しています。

Surface Pro 対応タイプカバー完全レビュー
Surface Pro 7 対応タイプカバー完全レビュー!【Surface Pro 3 以降に対応】使い心地を細かく解説
現行のタイプカバーは Surface Pro 3 から最新の Surface Pro 7 まで共通して利用できます。Surface Pro 本体下部の端子に磁力でくっ...

タイプカバーの良いところ・残念なところ

  • キーボードが打ちやすい
  • 作りが丈夫/堅牢性がしっかりしている
  • 肌触りの良い素材
  • Surface Pro にくっつけても 1kg 程度に収まる
  • キーボードとしては価格が高い
  • タッチパッドが小さい
  • タッチパッドが若干うるさい
  • クリーニングが手間

こちらについても上記レビュー記事で触れています。トータルで考えると満足度は非常に高いです。購入当初よりも、2年間使い込んでタイプカバーの良さを実感するほど気に入っています。

ちなみにタイプカバー単体で購入する場合、公式サイトよりもネットショップの方が安く買えます。もし Microsoft ストアの同時購入キャンペーンを実施していれば、そちらのほうが安い場合もあるので、どちらがお買い得なのかチェックした上で購入するのがポイントです。

Surface Pen の特徴

タブレット的な使い方をする上で役に立つ入力デバイス、それが Surface Pen です。絶対的に必要なアイテムではないものの、手書きという特別な表現が出来るのが最大のポイントです。

こちらもタイプカバー同様、現行モデルは Surface Pro 3 から Surface Pro 7 まで対応しています。

主な機能・特徴

  • 物理ボタンが2つ
  • カラーバリエーションは6種類
  • 最大で4096段階の筆圧が検知
  • 書き心地は良好
  • ひっくり返すと消しゴム機能になる
  • 標準のペンデバイス専用アプリが使える
  • Surface Pro にマグネットでくっつく
  • Office や Adobe のソフトにも対応
  • バッテリーは充電式ではなく電池式

これらの内容について、もっと詳しく知りたい方は、こちらのレビュー記事をご覧ください。専用アプリの使い方にも触れています。

Surface Pen 完全レビュー
Surface Pen レビュー!使い方から便利な機能までを初心者にも分かりやすく紹介
Surface シリーズの入力デバイスの1つである Surface Pen. マウスのように使ったり、文字や絵も描ける万能デバイス。 でも普段マウスを使っている...

Surface Pen の良いところ・残念なところ

  • 絵が描ける
  • 図形と文字が混在するメモをパソコン上で簡単に書ける
  • キーボード・マウスが無くてもネットサーフィンできる
  • サイドボタンが使いづらい
  • バッテリーの仕様が特殊
  • Surface Pro の右側に付けられない

詳細はレビュー記事で触れています。僕の場合、アイデアをまとめたり、校正の作業において Surface Pen を使う程度で、絵を描くことはありません。

総合的には Surface Pen あると便利だと感じても、無ければ無いで困ることもありません。必要性を感じたら後で購入するといった順番で良いのではないかと思っています。

こちらもタイプカバー同様に、公式サイトより Amazon 等のネットショップのほうが安く購入できます。

Surface Pro に関する気になる疑問

では最後に、僕自身が Surface Pro 購入前に抱いていた疑問や、実際に Surface Pro を使ってからよく聞かれた質問や、他の人が気になっているだろう内容を記しておきます。

キックスタンドは丈夫か?緩くならないのか?

タブレットの状態で利用しない限りは、必ず開いて利用するキックスタンド。使っているうちにヒンジ部分が駄目になったりしないのか、心配する方もいるでしょう。

このスタンドのヒンジ部分は、かなり頑丈に作られています。Surface Pen を使う時は最大角の165度まで開く機会が多く、そのような状態で使ってもしっかりと安定しています。何度も開いたり閉じたりするパーツなので、簡単にダメにならないよう複雑な作りになっています。

Surface Pro 7 キックスタンドのヒンジ部分

キックスタンドの堅牢性はかなりしっかりしているので、丸2年使い続けてもスタンドが甘くなったりはせず、どの角度でも安定した状態を維持しています。

本体は熱くならない?

写真現像などの重い処理をしていると、本体上部の背面パネルが発熱してきます。ファンレスモデルの Core i5 でも熱すぎることはなく、ちょっと温かくなる程度です。

そもそも本体のマグネシウムボディーが、排熱の役割も担っています。発熱しすぎて処理が重くなった経験はありません。

バッテリーの持ちはどう?

公式ではバッテリー駆動時間は最大10.5時間と書かれています。でも感覚的には8時間程度ではないかと思っています。駆動時間は利用環境によっても変動するので、絶対に8時間使えるわけでもありません。

僕の場合はバッテリー駆動だけで8時間使う状況は稀で、長時間使うのが分かっていたら電源アダプターか、充電用の USB-C ケーブルとアダプターを持ち運んでいます。

本体の急速充電に対応しているので、そこまでバッテリー駆動時間には神経質になっていません。Surface Pro 7 に関しては、すぐ充電できる安心感のほうが大きいです。

タイプカバーや Surface Pen は必要か?

本体性能はミドルクラスのノートパソコンゆえ、タイプカバーが無いと Surface Pro 7 の性能は活かしきれません。また画面保護の役割も担っているので、明確な理由が無い限り購入したほうが良いです。

一方の Surface Pen は、必ずしも買う必要はありません。自分にとって必要性を感じた時に買えば良いです。ちなみに僕自身もそこまで Surface Pen は使っていません。

液晶保護フィルムは必要?

アスファルトのような地面に落下させたら、画面どころか確実に本体が壊れます。タイプカバーがあれば移動時に画面が傷つくこともありません。そんな理由から、僕は液晶保護フィルムを貼っていません。Surface Pro 5 の画面も綺麗な状態を保っています。

スマホのように入れる場所があちこち変わるなら、貼ったほうが良いでしょう。心配なら貼ればいいとしかアドバイス出来なくてすみません。

指で触ったら画面汚れない?

汚れます。スマートフォンと一緒です。でもそんなに指紋の跡は残りにくいです。精密機械ですから、使ったら綺麗に拭いてあげてください。

内蔵スピーカーの音質は?

悪くはありませんが、良いとも言い切れません。筐体が薄いため音の響きが弱く、全体的に音質は軽めです。

有線 LAN を使うにはどうすればいい?

USB タイプの有線 LAN アダプターを使えば解決します。出張先のホテル等で Wi-Fi がない状況に対応できるよう、1つ持っておくと便利です。

タイプカバーに関する疑問

  • アルカンターラって汚れやすい?
  • アルカンターラって破れたりしない?
  • キーの跡がモニターに残ったりしない?

これらの内容については、タイプカバーのレビュー記事にまとめています。

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新型 Surface Pro 7 に買い替える価値はある?

買い替え目的であれば、その理由次第で答えも変わります。純粋に性能面での物足りなさを感じているなら、買い替えの価値は十分にあります。

Surface Pro 3, 4, 5 から Surface Pro 7 への買い替えは、十分に性能の恩恵が受けられます。しかし Surface Pro 6 からの買い替えは、期待に添えない可能性が高いです。

そもそも Surface Pro 6 の時点で一気に CPU 性能が向上したので、5 と 6 の間に大きな壁があると考えてください。それでも Surface Pro 6 Core i5 モデルから Surface Pro 7 Core i7 モデルへ変更するなら悪くない選択だと思います。

ポイント

Surface Pro 6 からの変更は、そこまで大きな進歩はない。それ以前の機種からの変更であれば、買い替えの価値あり!

おすすめのスペックは?

用途によって求められる性能が変わります。別途グラフィックボードが載っている端末ではないため、どのスペックを選んでもゲームや動画編集には向いていません

簡単な事務作業程度であれば、Core i3 端末でも十分です。ただしメモリ 4GB しか選択肢が無いので、様々なアプリを立ち上げて行ったり来たりするのは不向きです。またストレージが 128GB と少なく、実はあまり初心者に優しくないスペックだったりします。

そうなると Core i5 の 8GB モデルはオールマイティーな万能マシンだったりします。なお Core i5 を選ぶ場合、無理して 16GB を選ぶ必要はありません。コスパが悪いので、16GB の必要性が分かっている人向けに用意されているスペックです。大容量データを保存しないなら 128GB で全然 OK です。

そして複雑な画像編集やマシン性能が求められる Adobe 系のソフトを使う場合は、最上位の Core i7 モデルが良いでしょう。メモリも 16GB 載っているので、性能が高く機動力は抜群です。

僕がそれぞれの立場で選ぶなら、この何れかのスペックから選択します。

Surface Pro 7 オススメのスペック
  • Core i3 / メモリ 4GB / ストレージ 128GB
  • Core i5 / メモリ 8GB / ストレージ 256GB
  • Core i7 / メモリ 16GB / ストレージ 512GB

Core i7 の用途だと大容量ファイルを使う機会が増えるため、内蔵の 256GB だと少々不安です。それでも 256GB モデルに外付け microSD で容量を拡張するのも方法の1つですから、ここは予算次第で検討してみてください。決して Core i7 の 256GB がダメというわけではありません。

キャンペーン情報

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まとめ

ノートパソコンとしてだけでなく、タブレットにもなる Surface Pro 7 は、薄型で軽く機動性に富んだ端末です。様々な環境に合わせて使える万能マシンであり、一度使ってしまうとその魅力にはまってしまう人も多くいます。

最強ではありませんが最高の端末です。

使い方のイメージが出来れば購入の検討もしやすいと思い、かなり細かく説明をさせていただきました。是非ノートパソコン選びの判断材料として、参考にしていただければ幸いです。

最後に、同じ CPU を搭載して基本性能はほぼ同じの Surface Laptop 3 13.5 インチモデルのレビューも行いました!Surface Pro 7 との違いについても触れているので、どちらの端末が自分に合っているか迷っている人のヒントになると思います。ぜひこちらも参考にしてください。

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