Surface Pro 9 / 8 で旧型の Surface ペンは使えるのか?
2022年11月29日より販売が開始された Surface Pro 9。前モデルの Surface Pro 8 からボディーデザインが変更され、対応するキーボードも刷新。過去の Surface Pro 7 まで利用できたタイプカバーと、互換性がなくなってしまいました。
そしてペン型デバイスは、キーボード上に直接収納できるようになった Surface スリムペン 2 を採用。こちらも仕様が大きく変わり、バッテリーが単6電池から充電式になり、収納時に充電されるようになりました。
新しく Surface Pro 9 (Surface Pro 8) に買い替えたら、キーボードだけでなくペンも買い換えないといけないのだろうか?
結論
Surface Pro 9 や Surface Pro 8 でも、これまでの Surface ペンが使えます。
4096 段階の筆圧感度および傾きを検知し、ヘッド部分やサイドにあるボタンも同様に使えます。これまでの Suface Pro 3 から Surface Pro 7 まで使えていた使用感と、全く変わりありません。
これまで Surface ペンで出来たことは、Surface Pro 9 になっても問題なく使えます。
Surface Pro 9 で使える Surface ペン一覧
先程の画像は Surface ペンの最終モデル (Surface Pro 5 の頃に購入したもの) を使ってる様子です。そしてもっと古いバージョンの Surface ペンも利用できます。
Surface Pro 9 で使えるペン型デバイスは次の通り。
- Surface スリムペン2【最新】
- Surface スリムペン (Surface Pro X 同時発売)
- Surface ペン (最終モデル)
- クリップ付き Surface ペン
- サイド2ボタン式の Surface ペン
- Microsoft Clasroom ペン2 (教育機関用)
- Microsoft Clasroom ペン (教育機関用)
Microsoft 製品ではないペン型デバイスに関しては、販売元で情報を確認ください。
ペンの種類についてはマイクロソフト公式サイトに掲載しています。しかしどの機種をサポートしているか、旧ペンデバイスに対する新規機種の対応については、残念ながら記載がありません。
本体にピタッとくっつかない
Surface Pro 9 はペンをキーボードに収納するスタイルになりました。そのためこれまでの Surface ペンを本体に装着しようとしても、ペンの一部しかマグネットでくっつきません。
このようにペンの下部は強力にくっついても上部がぶらぶらした状態であるため、カバンの中に入れてもペンが外れてしまいます。
これまでのように、ペンをくっつけて持ち運べなくなったのは残念な点です。
それでもスリムペン付きキーボードは3万円を超える買い物になってしまうので、初動のコストを抑えるためにペンが付属しないキーボードを購入して、これまでの Surface ペンを一時的に利用するといった運用をするのもありではないでしょうか。