兵庫県明石のローカルお好み焼き屋「つくし」に行ってきた!で食べる関西の味
京都旅行のついでに兵庫県まで足をのばし、地元ならではのグルメ探し。流石に神戸牛に手を出せるほど贅沢はできないので、ローカル感のあるお店を求めて探してみたところ、あちこちにお好み焼き屋がたくさんあるではないですか!
関西圏に出張や旅行に来る機会が無かったので、関西でお好み焼きを食べた経験がありません。これはようやくチャンスが来た!ちょうど明石に居たので、お好み焼きだけでなく明石焼きも食べられる店を求め、たどり着いたのがこちらでした。
昭和52年創業のお好み焼き・鉄板焼きのお店「つくし」の西明石店です。
安くて美味しいローカルフード
お好み焼きは630円から、明石焼きは470円からと非常にお手頃価格。家族連れから飲酒目的のサラリーマンまで、地元の人が多い印象を受けました。地方色の強いお店を求めていたので、ちょうど良いお店に入れました。
ネギ塩鉄板明石焼き
明石焼きと言えば板の上にたこ焼きのような形をしたものが並べられ、だし汁に浸けて食べるのをイメージしていたのですが、嫁がいきなり変わり種の明石焼きを注文したため、スタンダードなものではなく、塩ダレが乗った明石焼きがやってきました。
明石焼きなのに丸くない?!
だし巻き卵のような明石焼きがやってきました。このお店はテーブルに鉄板埋め込まれていて、厨房で調理され出来上がったものが鉄板の上に運ばれるシステムになっています。
ふわふわに仕上がった玉子、具材はブタ肉が用いられ、ネギ塩ダレともマッチしてとてもおいしい!ビールのつまみにもピッタリです。これで500円を切るなんてお得感満載じゃないでしょうか?!
お好み焼き スジ玉
お好み焼きはこの店の人気メニューの1つである牛すじがトッピングされたスジ玉をいただいました。ソースを掛ける前に写真を撮ったので、あまり美味しそうには見えないのですが (笑)、牛すじトッピングなんて初めてだったので、こちらも驚きの一品でした。
こちらのお好み焼きは780円です。
お好み焼き自体は特殊な感じはありませんでしたが、用意されたソースは非常に興味深いものがありました。甘口から辛口まで3種類のソースがあり、それぞれ特徴のある味でした。
- つくしオリジナルソース
定番の甘口ソースです。お好み焼きのソースはこれ!とイメージしやすいソースです。 - 神戸長田のばらソース
酸味があるのが特徴。酸っぱいわけではなく、ツンと突く酸味が独特です。ドロっとしたウスターソースと表現するのが正しいか分かりませんが、初めて口にする味だったので結構衝撃的でした。 - 激辛どろソース
濃厚なソースで激辛といってもピリピリするものではありません。しょっぱいわけではないのですが、塩っ辛い辛さの刺激が程良い感じのソースです。
先の写真がソースを掛けずカットしていたのは、これらのソースをそれぞれ付けて食べてみたかったためです。どれもお好み焼きにマッチして美味しく、個人的には "ばらソース" が一番のお気に入りでした。ソースなのにさっぱりした舌触りと後味が箸を進めてくれます。
イカモダン焼き
そばが入ったモダン焼きも食べたかったので、こちらはスタンダードなイカモダンを注文しました。お値段780円です。
モダン焼きに "ばらソース" はあまり合いませんでした。焼きそば向けではないのかもしれません。こちらは "どろソース" のピリッと締まる感じがマッチしていました。普通に美味しかったです。
ソウルフードが食べられる地元のお店は楽しい
お好み焼きは自宅でホットプレートを出して作る機会が多いのですが、こうして関西の地で地元のソウルフードを食べられたのは嬉しいですね。ソースだけでなくベースとなる出汁が違うので、いつもと違う味でお好み焼きを楽しめました。
これだけ食べて飲み物を付けて、二人で2,500円ですからとってもリーズナブルです。もっと時間があれば、ゆっくりお酒を飲みながらつまみた気分になりました。地元にしか無いお店で食べる食事っていいものですね!