伊勢神宮の正しい参拝方法 お伊勢参りの後は観光を楽しもう

更新日: 公開日:2015/12/07
伊勢神宮の歴史を知ろう

江戸時代には「一生に一度はお伊勢さん」と言われるほど、お伊勢参りが庶民の間で流行りましたが、現世においても伊勢神宮は古き伝統と歴史を持つ特別な場所であります。住んでいる場所によっては伊勢まで出向くのは大変ですが、日本人なら一度は行っておきたい場所ではないでしょうか。

昨今のパワースポットブームもあり、若い世代においても伊勢神宮が人気スポットとして注目を浴びています。せっかく伊勢まで足を運ぶのであれば、正しい知識を持って参拝したいですよね。

今回は伊勢神宮における基本的な参拝の流れを紹介します。初めてお伊勢参りをする方や、伊勢神宮へ参拝したことはあっても改めて参拝方法を知りたい方は、ぜひ一読いただきたいです。

伊勢神宮の歴史

日本民族の総氏神とされている天照大御神(あまてらすのおおみかみ)が祀られている内宮こと皇大神宮、そして衣食住の恵みを与えてくださる産業の守護神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られている外宮こと豊受大神宮。

参拝する前に、伊勢神宮ではどのような神様が祀られ、どのような遍歴を経て伊勢の地へ降り立ったか知っておきましょう。

伊勢神宮を参拝する順番

内宮より外宮が先

外宮先拝(げくうせんぱい)、外宮先祭(げくうせんさい)と言われ、優先順位として外宮が先に扱われることを表します。つまり、神宮の参拝は外宮から内宮の順で行うと良いとされています。また祭事においても外宮から先に行われます。

20年に一度の式年遷宮においては、朝廷と徳川家康(江戸幕府)の意向により、内宮から行われるのが慣例となっています。

両宮の移動は、車もしくはバスで15分から20分ほどです。豊受大神宮は最寄り駅である伊勢市駅(JR、近鉄)から徒歩5分です。内宮へ直接行く際は、近鉄の五十鈴川駅から30分ほど歩けば着く距離ですが、お伊勢参りのルートとしてはあまり使われません。

外宮、内宮の順で参拝するなら、バス移動がオススメです。

参拝時の注意事項

細かく説明すると覚えづらいので、ポイントを箇条書きしておきます。

  • 参拝前はどちらも手水舎で清める
  • 外宮は左側通行、内宮は右側通行
  • 正宮を参拝した上で別宮を参拝
  • 参拝の作法は「二拝二拍手一拝」
  • 拍手の際は右手を少し下げる
  • ペットは駄目
  • 神域の飲食も駄目

参拝の時間は余裕をもって行動しよう

外宮は1時間ほどで参拝できます。内宮は余裕を持って2時間ほど見ておくと良いです正宮のみの参拝であれば、この半分以下の時間で回れます。

なお伊勢神宮の Web サイトに外宮・内宮のモデルコースが掲載されています。所要時間別に細かく記載されているので、この順番通りに回るのが最も最適な参拝順だと思います。

両正宮、別宮は朝早くから参拝できます。ただし暗くなる前に終わってしまうので、昼過ぎから参拝される方は時間配分にご注意ください。

伊勢神宮 参拝時間

期間時間
1月、2月、3月、4月、9月5:00 ~ 18:00
5月、6月、7月、8月5:00 ~ 19:00
10月、11月、12月5:00 ~ 17:00

平日・休日関係なく観光客が多い場所です。外宮・内宮それぞれ参拝するのであれば、外宮は午前中のうちに参拝を済ませておくと良いです。特にお正月は、朝8時を過ぎたら内宮も混雑するので、早めの行動を心掛けるのがポイントです。

伊勢神宮参拝後は伊勢の町を楽しもう

お伊勢参りをしたらそれで伊勢は終了!では勿体ないです。宇治橋のすぐ横にある「おはらい町通り」は、800m におよび土産物店、飲食店などの商店が建ち並んでいます。建物が切妻・入母屋・妻入の木造建築で統一されており、景観も楽しめます。

お土産は "おはらい町通り" と "おかげ横丁" で

内宮の参拝後は、多くの観光客が "おはらい町通り" 沿いにある「おかげ横丁」へ立ち寄っています。目の前には「赤福」の本店があり、お店の中で赤福餅を食べられます。

赤福 本店

席によっては五十鈴川を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。番茶が付いて赤福餅三個で290円でした。通常は朝 5:00 ~ 17:00 まで営業しています。午後になるとどこも混雑するので、店内で食べる場合は早めに行った方が良いです。

赤福の本店で食べる赤福餅

現在は赤福餅三個入りは販売終了し、二個入り220円(税込)で販売されています。

おはらい町の店舗は、ほとんどが17時に閉店します。遅い時間に伊勢へ到着した場合は、お土産屋さんが閉まっていることもあるので、時間配分を考えて行動するのが重要です。

伊勢うどんのお土産は「いとめん」で決まり

お土産に伊勢うどんを検討される方、各店舗で様々なメーカーのうどんが売られているので悩まれると思います。どれが良いのか迷ったら「いとめん」のうどんをおすすめします。

一度おすすめされて買ってから、我が家ではかなりの頻度でリピート購入しています。

午後になると混み始める

おかげ横丁にはとたくさんのお店が立ち並んでいます。週末早い時間から観光客が集まり、午後になると大変混雑します。

混雑する午後のおかげ横丁

週末になると中央にある太鼓やぐらで、神恩太鼓の演奏が観られます。基本的には土日と祝日に行われています。公演スケジュールは神恩太鼓のサイトをご確認ください。

神恩太鼓の演奏

食事処もたくさんあります。伊勢うどんや地酒、各種のお土産も "おはらい町" で一通り購入できます。こんなに多くの店が立ち並ぶのは、伊勢ではここだけです。

前述の赤福本店の裏に行くと五十鈴川があり、川沿いを歩けます。おはらい町通りと一変して、のどかな風景が広がります。

赤福本店裏の五十鈴川

余裕があれば猿田彦神社へも行ってみてください

猿田彦(さるたひこ)神社は、そのままおはらい町通りを伊勢神宮と反対側の方向へ歩くと着きます。境内には芸能と縁結びの神様である天宇受売命(あめのうずめのみこと)が祀られる佐瑠女(さるめひこ)神社もあります。芸能人も数多く訪れているようですね。

最後に、外宮・内宮の参拝、そしておかげ横丁をぷらぷら歩いていると、あっと言う間に一日が終わります。しかしそれだけたくさん歩くので、スニーカーなど歩きやすい格好で行くのがおすすめです。せっかく伊勢まで出向くのですから、事前に行動計画を立てておくと一日を有意義に使えると思います。

それでは伊勢の旅路を楽しんでください!

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NJ

東京在住の個人事業主。まとまった仕事が片付くと妻と日本中を旅しているので、その記録を残しているブログです。移動手段は車がメイン。本州であれば車中泊しながら温泉に入ったり、あちこちの神社・仏閣巡りをしています。

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