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夜景が最高!都民だって楽しめる!2階建てバスに乗って東京観光はとバスツアー

更新日: 公開日:2018/01/22
2階建てバスパノラマ観光 ‘O Sola Mio

都心部の近郊に住んでいると、東京タワーやスカイツリー、浅草寺といった外国人に人気のスポットも電車に乗ってしまえばすぐに行けます。わざわざ観光目的で出掛ける機会もほとんどありません。

でも、勝手知ったる場所を違った視点から観られる「はとバスツアー」の存在を知り、興味がてら出掛けてきました。今回紹介するのは、屋根のない2階建てバスに乗って東京の主要スポットを約1時間で巡るツアーです。

都内在住の僕でも東京観光を存分に楽しめるものだったので、これは記事に残しておきたいと思い執筆しています。では早速ツアー概要から紹介していきます。

2階建てバスパノラマ観光 ‘O Sola Mio 概要

2階建て はとバスに乗車

東京駅から出発し、首都圏近郊を周回する ‘O Sola Mio(オー・ソラ・ミオ)号は、ご覧の通り2階部分の屋根がありません。座席は全席指定となり、空を見上げるようにして観光します。

はとバス・パノラマ観光コース

用意されている主なコースは3つあります。

  • TOKYO パノラマドライブ
    約60分掛けて、都内のルートをぐるっと一周するコース
  • 極まる TOKYO 夜景
    周回コースに加えて、お台場の観覧車乗車が付いているコース
  • 煌めくナイトビュードライブ
    周回コースに加えて、浅草ビューホテルでのディナー付きコース

また、上記以外にもシーズン限定のコースとして、東京タワー展望台チケット付きのコースや、春には千鳥ヶ淵などの有名な桜の名所を巡るコースも用意されています。

それぞれのコース詳細については、公式サイトをご確認ください。

ツアーの見どころ

バスの2階から覗く風景は圧巻です。後半で何枚か写真を載せているので、そちらを見ていただくと分かりますが、地上から見学するのと違って視界に空と建物だけしか入ってこないので、何度も目にした風景であっても雰囲気が全く異なります。

バスガイドによる解説もあるので、新しい発見があるかもしれません。

おすすめは夜景が見られる夜のコースです。ライトアップされた東京の街並みをじっくり見ると、思いのほか感動します。改めて東京の夜景は綺麗だと実感させられました。

TOKYO パノラマドライブコース

では最も運行本数が多く、僕が実際に乗ってきた TOKYO パノラマドライブ のコースをご紹介していきましょう。

バスの運行ルート

  1. 東京駅
  2. 日比谷公園
  3. 霞ヶ関
  4. 国会議事堂
  5. 虎ノ門ヒルズ
  6. 東京タワー
  7. レインボーブリッジ
  8. お台場
  9. 勝鬨橋
  10. 築地
  11. 歌舞伎座
  12. 銀座
  13. 東京駅

東京駅から東京タワーへ向かい、首都高速道路に乗ってレインボーブリッジを通って豊洲で降り、築地の方を周って戻ってくるコースです。

東京駅南口からバスに乗車

JR丸の内南口の改札を出て、道なりに左手の方へ進むとバス乗り場があります。待合室もあるので、早めに着いても建物内で待機できます。コースによってバス停の番号が異なるので、バス停に着いたら最初に確認しておきます。

バス到着後、予約者名を伝えチケットを受け取り、そのままバスに乗り込みます。予約番号もメモして持っておくと良いです。座席は全席指定で、チケットに番号が記載されています。

それでは TOKYO パノラマドライブのコースで巡る観光地の写真を、一部ご覧ください。

国会議事堂

はとバスから眺める国会議事堂の景観

突然現れる国会議事堂の中央の塔。建物の全貌は車窓から見ることができます。

新橋・虎ノ門界隈のビル群

はとバスから眺める新橋・虎ノ門界隈のビル群

虎ノ門ヒルズを超えると、目の前には愛宕グリーンヒルズ・フォレストタワー(森ビル)が現れます。他にもたくさんの高層ビルが立ち並んでいます。これぞ東京の中心といった風景が続きます。

東京タワー

はとバスから眺める東京タワー

‘O Sola Mio で一番の見どころが東京タワーです。邪魔するものが視界に入らず、東京タワーの景観の美しさを実感できます。バスは東京タワーの真下を通過するルートを辿ります。

夏はメタルハライドランプと呼ばれる寒色系のシルバーライトを用いたライトアップが行われ、冬は高圧ナトリウムランプによるオレンジの暖色系照明でライトアップされます。ちなみに、夏型ライトアップの変更は毎年7月7日七夕の夜から、冬型ライトアップは毎年10月初旬の夜から始まります。

はとバスツアーで東京タワーの真下を通過する

日没後すぐはまだ空の明るさが残っているので、スマートフォンでもここまで鮮明に撮影できます。

高速道路からレインボーブリッジ

はとバスから眺める首都高速道路

写真(加工なし)を見て分かる通り、高速道路ですからビュンビュン飛ばしていきます。普段見慣れている看板があまりにも近過ぎるので、最初はビックリしてしまいました。

夏場は風通しが良い反面、冬場は冷たい風が吹き込みます。ただでさえ海の近くを走る首都高湾岸線ですから、冬は絶対に防寒具を忘れないようにしましょう。

はとバスから眺めるレインボーブリッジ

天気が良いと最高に気持ち良いです。

東京駅

はとバスから眺める東京駅 駅舎

最後は東京駅の駅舎を通って、元のバス停留所へ戻ってきます。

他にも勝鬨橋や歌舞伎座、各省庁の建物やお台場の様子など、観ているだけで楽しめるスポットがたくさんあります。

コースの所要時間

道路混雑状況にもよりますが、TOKYO パノラマドライブコースは概ね60分ほどで一周します。

どの観光地・建物も目にしたことがあるものばかりでしたが、こうして一気に見ると東京観光も悪くないと思いました。

ツアーの予約方法

チケットはインターネットで予約可能です。また電話予約も出来ます。座席指定は出来ませんが、出発時間が選択できます。コースによっては午前中からの時間帯が用意されています。詳しくは公式サイト、もしくは楽天トラベルをご覧ください。

ネット予約は前日24時までの受付となりますが、空きがあれば当日予約も可能です。夜景が見られる時間帯は人気があるので、事前予約をおすすめします。

おすすめは夜景が見える時間帯

日の入り時刻にバスに乗ると、夜景が楽しめます。日中よりも夜のほうが断然おすすめです。空の青と沈む太陽の赤のコントラストが、夜の景色を芸術的に包み込んでくれます。

日の入り直後の眺望は、写真撮影しても彩度がはっきりと色濃く写るのが特徴的です。

参考までに、東京都の日の入り時刻が掲載されている国立天文台のページを載せておきます。

【動画】東京タワーの眺望

最後に、こちらは東京タワーの下で撮影した動画になります。少しでも雰囲気が伝わってくれると嬉しいです。

以上、屋根のない2階建てバスツアー「TOKYO パノラマドライブ」の紹介でした。

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このブログの運営者

NJ

東京在住の個人事業主。まとまった仕事が片付くと妻と日本中を旅しているので、その記録を残しているブログです。移動手段は車がメイン。本州であれば車中泊しながら温泉に入ったり、あちこちの神社・仏閣巡りをしています。

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