10月から天空の城シーズン突入、福井の「越前大野城」雲海の見頃と出現条件

更新日: 公開日:2015/10/19
天空の城「越前大野城」

天空の城と言えば、日本のマチュピチュとも表現され国の史跡にも指定されている兵庫の「竹田城跡」が有名です。城跡なのでお城は立っていないものの、廃城から400年経っても今なお残る石垣の様相は圧巻で、ラピュタの世界観に通ずるものを感じます。

そして近年、第二の天空の城として名を馳せているのが今回紹介する福井県の越前大野城です。

ホームページのトップ画像にあるように、雲海にたたずむ大野城の姿は天空の城そのもの。亀山 (標高 249メートル) の山頂にある越前大野城は、天守閣は昭和43年に推定再建されたものであり、復元再建されたものではありません。

この自然が織りなす奇跡的な景色。一度はこの目で見たいと思っている風景の1つです。

雲海の出現時期とその条件

雲海が現れるのは、例年10月から4月末まで。11月が最も出現頻度が高いとされています。それでも、シーズン中に雲海を見られるチャンスは10回程度しかありません。

当日の天候に大きく左右されるため、見られるかどうかは運次第だそうです。旅行ついでに行っても限りなく見られない確率が高いので、そのタイミングに出会えたら本当にラッキーだと思います。

過去の出現回数

以下の表は、各年の9月から翌年の4月まで、雲海が出現した回数を示しています。

年度9月10月11月12月1月2月3月4月
201300412011
201401502400
201511133112
201623233102
201711223310
201801347230

年によっても月によっても出現頻度はまばらです。12月、1月あたりは年間を通して出やすい傾向にはあるようです。

雲海の出現条件

雲海が現れる天候のポイントは大きく3つ。

  1. 前日の日中と翌日朝方の寒暖差が大きく、放射冷却状態である

    夜中に雲が無い状態で地表の熱が上空へ放たれ、山麓付近は冷えた空気で囲われていると雲海が出現しやくすなります。

  2. 湿度が高い

    雲海は霧が発生している状態と同じです。放射冷却によって冷やされた大気中の水蒸気が水粒になることで雲状に見えるため、湿度が高くないと発生しません。前日に雨が振った日は湿度が高くなる傾向にあります。

  3. 風が弱い

    地表面の冷えた空気が溜まることで雲海が生じるため、流されない程度の風量である必要があります。

雲海が見られるのは、明け方から早朝 (午前9時くらい) です。陽が上がると地表が温められ、雲海も消えてしまいます。

雲海撮影スポット

越前大野城の西、約1kmに位置する戌山(いぬやま)城址の南出丸下がベストスポットとされています。戌山城址へ行くためには、徒歩で犬山を20分ほど登らなくてはいけません。

ルートは3つ用意されていますが、どのコースも登山道です。トレッキングシューズ・長そで・長ズボンのようにきちんとした格好で行くことが推奨されています。詳しくは越前大野城のサイトを参照してください。

天空の城現る

天空の城が現れた様子が Facebook にて伝えられています。日曜日だったこともあり、撮影者も60名ほど居たようです。

なかなか見られらないレアな現象と言われると、尚更見たい気持ちが強くなります。一度で良いからこの雲海を見てみたいものですね。

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NJ

東京在住の個人事業主。まとまった仕事が片付くと妻と日本中を旅しているので、その記録を残しているブログです。移動手段は車がメイン。本州であれば車中泊しながら温泉に入ったり、あちこちの神社・仏閣巡りをしています。

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