まだ間に合う?!白鷺城こと白い姫路城が見られるのは今だけ

更新日: 公開日:2016/01/11
白い姫路城

2009年から始められた大天守保存修理工事が完了し、一般公開されたのが2015年の3月末です。名前の通り白鷺城の本来の姿に戻っただけでありますが、公開当時は多くの人が足を運び白鷺城ならぬ「白すぎ城」として話題になりました。

この日は生憎の天気ではありましたが、曇り空と一体化して他の城では感じられない不思議な雰囲気を醸し出していました。公開から半年以上過ぎ平日だったこともあり、人出もまばらでゆっくり見学できました。

姫路城が白いのは3年間だけ?!

漆喰の塗り直しにより白い姿へ生まれ変わった姫路城

どうしてこんなに白いのか?それは屋根と壁面の漆喰を塗り直したためです。屋根の丸瓦の目地(継ぎ目)に漆喰を塗ったことにより、屋根を含めお城全体が白く見えるのです。

白くなった姫路城の屋根

目地漆喰塗りのお城は全国でも珍しく、他には熊本城や松山城で採用されています。防風、防雨、防火を目的として塗られていますが、早くて三年もすれば漆喰にカビが生え始め、五年も経てば修理工事前の見慣れた色合いに戻ってしまうそうなのです。

もう2020年になり保存修理工事の完了から5年が経過してしまったので、当時のような純白さは失われたものの白さはまだ保っているようです。完全なる真っ白な姫路城が見られるのは50年後までおあずけです。

姫路城 屋根の保存修理工事の様子

土壁の上にも全て漆喰が塗られています。そして壁だけでなく軒までも塗られてる白漆喰総塗籠造(しろしっくいそうぬりごめづくり)となっています。白すぎるお城はこうした左官屋の作業によって生まれた姿なんですね。

白く塗り替えられた姫路城の城壁

大天守の建築は1609年までさかのぼり既に400年もの歴史を経ているにも関わらず、実際に目の当たりにすると、新しく建てられた城ではないかと思わせるほどの白さに思わず笑ってしまいそうになります。

この度の改修で屋根を全面的に葺き直し目地漆喰を施し、表面の漆喰の塗替えから各所補修にいたるまで、総工費24億円掛かっています。修理するだけでこれだけの金額が掛かっているのですから、建築当時は人やお金をどうやって工面していたのか不思議ですね。

天守閣の見学

天守閣は地階(地下一階)から最上階の六階まで見学できます。とても大きな城なので、一通り内覧するだけでも1時間くらい掛かります。週末等の混雑日は中に入るまでの待ち時間もあるため、状況によっては2時間以上掛かることもあるそうです。

姫路城 天守閣の中

とにかく階段がきつい

どこのお城も天守閣の階段はきついです。姫路城も例にもれず、一段一段が急勾配になっています。城内用のスリッパを履いていると、滑ってしまいそうなくらいです。お年を召された方も多く、階段の昇降が大変そうでした。

急勾配な姫路城の階段

登るもの大変ですが下りも膝への負担が大きいです。六階までの道のりは長いので、途中外の景色を眺めながらゆっくり時間を掛けて登ると良いでしょう。子供連れの方も手すりがあっても危険なので、誤って足を滑らせないよう注意してください。

忘れちゃいけないお菊さん

いちまーい、にまーい……とお菊さんが井戸で夜な夜な皿を数える怪談話は、江戸が舞台となる番町皿屋敷が有名です。しかし、この姫路の地が舞台となった播州皿屋敷も存在します。そのお菊さんが居た井戸が、この姫路城裏にも存在します。

姫路城 お菊さんの井戸

覗いていると落ちてしまいそうなくらい深い井戸です。とは言えただの井戸ですから、ただ覗き込んでおしまいといった感じ。姫路城を内覧した後の通り道にあるので、気になる方は覗いてみてください。

姫路城へのアクセス

JR 姫路駅・山陽姫路駅からは、徒歩約20分。姫路駅北口からバスも出ています。神姫バスに乗車し「大手門前」で下車すればすぐ目の前が姫路城です。

姫路城近くの駐車場

姫路城の近くには公営駐車場が多く存在します。一番近いのが大手門のほぼ目の前にある大手門駐車場で3時間600円からです。その他、駐車場の情報は以下のサイトに詳しく掲載されています。

入館料、開城時間

入館料大人 (18歳以上)1,000円
小人300円
未就学児無料
開城時間通常期 (9/1 ~ 4/26)9:00 ~ 17:00 (受付は16:00まで)
夏季 (4/27 ~ 8/31)9:00 ~ 18:00 (受付は17:00まで)
休城日12/29、12/30
地図Google マップ

最後にもう一度

白い姫路城 白すぎ城

約6年の歳月を経て復活を遂げた真っ白で優美な姿の姫路城も、修理工事完了から時が経過して以前のような白さではなくなってきています。それでもまだ改修前よりは白さを保っています。

日本で5つしかない国宝の城の1つである姫路城。世界文化遺産に登録され外国人観光客も多くいますが、ひとしきり話題が冷めた今は観光するにはちょうど良い時期かもしれません。

平日の閉城前を狙っていけば、全く待つこと無く入ることができるでしょう。天守閣を一通り巡って周りを軽く見学しても一時間半ほどで見て回れるので、姫路方面へ旅行の際は足を伸ばして立ち寄ってみてください。

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NJ

東京在住の個人事業主。まとまった仕事が片付くと妻と日本中を旅しているので、その記録を残しているブログです。移動手段は車がメイン。本州であれば車中泊しながら温泉に入ったり、あちこちの神社・仏閣巡りをしています。

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