Google Pixel 3 XL 純正ファブリックケースの汚れを綺麗にする方法
Google 純正の Android 端末 Pixcel 3 XL と共に購入した純正ケース。スマートフォンは毎日触るものなので、使っているうちに皮脂や手垢でケースは汚れてきます。
3ヶ月ほど使ってみたところ、繊維質の部分に汚れが溜まってしまったのか、少し手触りが変わってきてしまいました。せっかく5,000円もかけて購入した良いケースなので、思い切って水洗いに挑戦してみることにしました!
Pixel 純正ケースは3ヶ月でどれくらい汚れるのか
汚れの度合を確認
通常の使い方であれば、目視で分かるような汚れ方はしません。僕の場合、買ったばかりのジーンズのポケットに入れて持ち歩いていたため、デニムの色移りをしてしまいました。
写真では分かりづらいですが、光の加減でかなり青みがかっています。
見てすぐ分かる汚れはこの程度です。見る限り、手垢で黒ずんでいる様子もありません。ただ皮脂汚れの影響なのか、指ざわりのザラザラ感が少し無くなってきています。
今回水洗いをする経緯に至ったのは、この指ざわりが悪くなったことがきっかけです。
角の擦れ・劣化状況
よく見ると角も色移りをしているだけでなく、少し擦れているような感じがします。
スマホケースの角は最も擦れやすく、それだけ汚れやすくなっています。ポケットの出し入れによる摩擦の影響で、多少の劣化はあるでしょう。
それでも洗浄したあとは、全く気にならないくらい綺麗な状態に戻りました。擦れて見えたのは、汚れが詰まってそのように感じてしまったのかもしれません。
純正ケースの汚れ落とし
ファブリックケースの洗い方
Google 公式サイトにファイブリックケースの汚れを落とす方法が書かれています。
- スマートフォンをケースから外す
- 布やスポンジを湿らす
- 低刺激性石鹸を少し加える
- 湿った布で、ケースのファブリック部分をやさしく円を描くようにこする
- ケースを室内で空気乾燥する
基本的にはこの手順に沿って綺麗にしていきます。
用意したもの
- 柔らかい布(メガネ拭き)
- ウタマロせっけん
- タオル(水切り用)
布を用意するなら、目の細かい引っ掛かりの少ないものが良いでしょう。洗剤は何にでも使える万能石けん「ウタマロ」を用意しました。
ネットで買うと高くついてしまうので、近所のスーパーやドラッグストアで購入したほうが安く購入できます。もしかすると普通のボディーソープでも大丈夫かもしれませんが、今回デニムの色移りを落としたかったので、この石けんを使うことにしました。
ファブリックケースの汚れを落とす
では手順に沿って洗っていきます。まずは布全体を水にくぐらせ、ウタマロ石けんを擦りつけます。そしてケースの汚れている箇所を中心に、全体的にこすっていきます。
ケースの繊維が布に含ませた水分を吸い取ってしまうため、結構な頻度で布を濡らし直す必要がありました。
布には少し多めにウタマロをつけたのですが、あまり汚れが落ちているような実感がありません。ただケースの表面が濡れるだけ。そんな感じです。
そこで推奨手順は無視して、ウタマロ石けん自体を水で濡らし、直接ケースに優しくゆっくりとこすりつけるようにしました。そして指先を使って、円を描くように汚れを落としていきます。
それを何度か繰り返していくと、繊維の細かい隙間の皮脂が落ち始めるのか、指ざわりが明らかに変わってきます。ただ目視で分かるようなものではありません。
ある程度こすったら、次は水洗いです。繊維の隙間に石けんが入り込むので、洗剤を流す時も指先を使って丁寧に洗い流すのがポイントです。ケースの内側はあまり水に強そうではないので、水流が直接あたらないように気をつけました。(濡れないようにするのは不可能です)
洗い終わったら、乾いたタオルで全体の水気を取ります。このまま自然乾燥させるのが望ましいですが、汚れの落ち度合いが分からなかったため、ドライヤーを軽く当てて乾かしました。
ドライヤー使用時は、同じ場所に強い温風を当て続けないようにしましょう。熱でケースが変形するリスクがあるので、ドライヤーでの乾燥は推奨はしません。
乾かして汚れが気になる箇所は、もう一度同じ手順で重点的に汚れを落としていきます。
ファブリックケースは綺麗になったのか?
結果、気になっていた皮脂汚れも、デニムの色移りも綺麗に落とすことができました!
洗う前と洗った後を比較
色移りしていたサイドの青みがかっていた部分は、綺麗に色を落とすことができました。そして気になっていたファブリックの軽くざらついた指ざわりも復活です。
角の汚れも綺麗に落ちました。繊維の劣化ではなく、単に汚れが詰まっていただけでした。
ここまで綺麗になるなら、もう色移りを気にすることもありません。ジーンズを履いてようが、気軽にポケットに入れられるので安心です!
ウタマロを使って大丈夫?
ウタマロは洗濯用石けんなので、そもそも皮脂汚れに強いのが特徴です。しかし蛍光増白剤が含まれているため、、綿や麻のような天然由来の素材に使うと白っぽくなってしまうデメリットがあります。
Pixel 3 の純正ファブリックケースは、ポリエステル製のファブリックを用いています。化学繊維は蛍光増白剤の影響を受けないと言われているので、使用上は特に問題はないと思います。
そもそも公式サイトに書かれていた低刺激性石鹸がよく分からなかったので、今回はウタマロを使ってみることにしました。もしかしたら、肌に優しいボディーソープのほうが良かったのかもしれません。機会があれば試してみようと思います。
洗えるって気持ちいい!
というわけで、無事にファブリックケースを綺麗にすることができました。一般的なスマホケースと比べても汚れにくいようなメリットは無いものの、洗えば汚れを落とせるのは、繊維質素材を使っている大きなメリットではないでしょうか。
せっかく5,000円もする純正ケースを購入したので、定期的にメンテナンスをして、綺麗な状態で長く使っていきたいですね!
以上、Google Pixel 3 XL 純正ファブリックケースの汚れを綺麗にする方法の紹介でした。