Minecraft 体験版 (無料版) をパソコンにインストールする手順
世界中で人気があるマイクラこと Minecraft には、3つのバージョンが存在します。Android や iPhone でプレイできるアプリ版、そして PS4 や Nintendo Switch, Xbox といったコンソール機向けのバージョン、そしてパソコンでプレイできる Java Edition です。
パソコン向けには Java Edition の他にも Windows アプリ版が存在します。こちらは 統合版 (Bedrock Edition) と呼ばれるもので、スマホアプリやコンソール機向けと同じバージョンです。
Java 版は MOD で遊ぶ場合に必要であり、ただマイクラを遊ぶだけなら統合版でも大丈夫です。MOD が使えない統合版であれば、以下の Microsoft ストアから無料体験版がインストールできます。
MOD を使える Java 版のほうが拡張性が高く、様々な遊びを楽しめます。ただしパソコンの性能が足りないと、快適に遊べないのが唯一の欠点です。自分のパソコンで、マイクラが快適に遊べるかどうか。予め確認できるように、体験版(デモバージョン)が用意されています。
ここでは初心者にもわかりやすく、Java Edition 体験版のインストール手順を解説していきます。
Minecraft システム要件
インストールの前に、Minecraft のシステム要件を載せておきます。これは、どのくらいの性能のパソコンがあれば、マイクラが快適に遊べるかを示す目安になります。
書いている内容がよくわからなければ、無視して進んで大丈夫です。実際に動作確認をしたほうが、直接わかると思います。
推奨スペック
こちらは、快適にプレイするための推奨スペックです。
CPU |
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メモリ |
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GPU |
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HDD 空き容量 |
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OS |
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もう少し性能を落としてもプレイできるので、最小構成の方も載せておきます。
最小構成
CPU |
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メモリ |
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GPU |
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HDD 空き容量 |
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OS |
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GPU に Intel HD Graphics 4000 が含まれているので、グラフィックボードを搭載していないパソコンでもプレイ可能です。つまりノートパソコンでもプレイできます。
Minecraft 体験版について
プレイ時間の制限がある
デモ(体験版)は、ゲーム内日数で5日(実時間で約1時間40分)遊べます。5日経った時点でゲームは終了。
リセットすると、初めから何度でもやり直せます。もし体験版から製品版を購入した場合、体験版で遊んだセーブデータをリセットせず、続きから遊べるようになります。
Minecraft のインストール手順
アカウント作成
マイクラで遊ぶためには、アカウントが必要です。以前は専用の MOJANG アカウントを作っていましたが、今は Microsoft アカウントが必要になりました。Windows 10 のログイン等で、既に Microsoft アカウントを持っているなら、アカウントは作成不要です。
Microsoft アカウントを持っていなければ、まずはアカウントを作成してください。リンクを貼っておくので、こちらからアクセスしても大丈夫です。
メールアドレス、パスワードおよび生年月日を入力して登録。
正しくアカウントが登録されると、認証コードの入力画面が表示されます。同時に、入力したアドレス宛てにメールが送られているので、内容を確認します。
メールに記載されているコードを入力して進みます。
なお、メール本文内にあるリンクをクリックしても認証されます。
メールの内容は次の通り。
Microsoft アカウント
お使いのメール アドレスの確認お客様の Microsoft アカウントのセットアップを完了するには、このメール アドレスがご本人のものであることを確認する必要があります。
メール アドレスを確認するには、次のセキュリティ コードを使用してください: 【コード値】
お客様がこのコードを請求していない場合は、このメールを無視しても問題ありません。他のユーザーが誤ってお客様のメール アドレスを入力した可能性があります。
サービスのご利用ありがとうございます。
Microsoft アカウント チーム
認証が終わると、Xbox のゲーマータグを作成します。このゲーマータグは、Minecraft の ID のようなものです。画面に表示される名前であり、他の人と重複した名前がつけられません。
ゲーマータグが決まって、ようやくダウンロードできるページに移動します。画面の [ランチャーをダウンロードしてトライアル版をプレイ] からダウンロードしてください。
Minecraft のダウンロード
アカウント作成後であれば、こちらのページからもダウンロードできます。すでにご購入済みの場合と記載がありますが、購入前でもダウンロードできます。
Minecraft のインストール
ダウンロードしたファイルを実行します。[Next] で進んでいきます。
最初はインストール先を指定する画面です。設定を変えず、このまま進みます。
あとは画面に従ってインストールを実施するだけ。
インストールはすぐに完了します。そのまま [Finish] をクリックすれば、Minecraft が起動します。
初回起動時は、ゲーム画面が表示する前にアプリの更新処理更が行われます。
Minecraft をプレイする
更新が完了すると、マインクラフトのランチャーが立ち上がり、ログインを要求されます。上の MICROSOFT LOGIN を選択して、作成したアカウントでログインします。
無事にログインされる、Minecraft ニュースの画面を表示します。画面中央下にある [デモ版をプレイ] をクリックすれば体験版がスタート!
初回起動時は 400MB 近いデータのダウンロードにより、起動するまで少し時間が掛かります。
初期の言語設定は英語です。起動したら、画面左下にある地球アイコンを選択して、日本語に変更できます。
アルファベット順に並んでいるので「日本語」を探して選択します。表示上は「日本語」ですが、並び順は Japanese でソートされています。
それでは [デモワールドで遊ぶ] を選択して、実際にプレイしてみましょう!
一番最初にプレイする時は、ワールドを作成するため読み込みに時間が掛かります。パソコンがフリーズした訳ではないので、安心してください。
なおゲームが開始されても、操作方法の細かい説明はありません。必要最小限の基本操作だけ、画面上に記されています。ひとまず移動とジャンプ、所持品の確認方法くらいしか教えてくれません。ちなみに F11 キーで画面最大化表示にできます。
最初に覚えておくべき基本操作の一覧を載せておきます。参考にしてください。
さあ、マインクラフトの世界のスタートです!
最初のうちは何をすれば良いのか、戸惑うことだらけ。でもそこを、少しずつ開拓していくのが Minecraft の魅力の1つです。
プレイできる時間は、約100分です。また最初からやり直せば、再び100分間は同じワールドで遊ぶことができます。画面の右上にタイムリミットの時間が表示されているので、そちらを確認しながらプレイしましょう!
Minecraft 体験版(デモ版)を利用する最大の目的は、使っているパソコンで Minecraft が快適にプレイできるか チェックすることです。古いパソコンや性能が低いパソコンの場合、最初に体験版をプレイして、動きの確認をしてからゲームを購入するようにしましょう。
パソコン性能が問題ないか確認する
Minecraft が快適にプレイできるかどうか、感覚的な判断以外に判別する方法があります。それが FPS 値の測定です。1秒間の描画コマ数を示す、リフレッシュレートの値です。
プレイ中に F3 を押すと、情報画面が表示されます。ここの左上に 60fps と表示されている部分が FPS 値です。移動するなど、何かしらキャラを動かすと動的に数値が変化します。
初期設定では最大 60fps です。常に 60fps 近い数値が出ていれば、マイクラが問題なくプレイできるパソコンです。また 30fps あたりでも、問題なくプレイできるのが Minecraft の良いところです。もし 15fps 以下であれば、パソコン性能が足りてない可能性が高いです。
なおビデオ設定を変更すれば、性能不足のパソコンでも少しだけ動作を軽くできます。動きが重いと感じたら、次のページを参考に試してみてください。
表示された情報画面は、もう一度 F3 を押すと消えます。
体験版から製品版への移行
体験版で無事に Minecraft が動くことを確認できたら、いよいよ製品版の購入です。体験版がインストール済みであれば、購入手続きをするだけで、簡単に製品版でプレイできるようになります。
マインクラフトの購入方法は、以下のページに記載しています。参考にしてください。
手軽に済ませたいなら、Amazon で販売しているダウンロードコードを利用すれば OK です。オンラインコード版であれば、すぐにメールで届きます。カード版は宅配便で送られてきます。
現在、パソコン版の Minecraft は 3,960 円で購入でき、Java 版と統合版 (Redrock 版 ← Microsoft ストアから入手できる) のどちらもプレイできるライセンス体系になりました。
以上、マインクラフトの体験版をパソコンにインストールする手順でした。