結婚式二次会や忘年会のビンゴで喜ばれるおすすめの景品を金額別に紹介

ビンゴは結婚式の二次会パーティーや会社の忘年会などで行われる定番のイベントです。出席者全員が参加でき、かつ相応の時間が掛かるため、企画としてやりやすいのも要因の1つではないでしょうか。
イベントとして立案しやすいビンゴではありますが、その一方で悩みの種となるのが景品です。様々な年齢層が居るパーティーにおいて、バランスよく商品を用意するのは容易なことではありません。また予算の都合上、何でも買えるわけではないため、高額商品から安い商品まで幅広く揃える必要があります。
そこで今回は、過去に僕が忘年会や結婚式二次会の幹事としてビンゴを行ってきた際に購入してきた商品の中から、評判の良かったものを金額別に紹介していきます。おおまかに次の金額別でまとめています。
商品選びのコツ
ビンゴのように商品を提供するようなイベントを行うにあたり、参加者からそれなりの金額を徴収することになります。商品選びにおて一番行ってはいけないこと、それは幹事の判断で面白いネタ商品を数多く揃えることです。
一時的に場は盛り上がりますが、当たった景品を貰った人が喜ぶかどうかは別の話です。あくまでも貰って嬉しいものを提供するのが幹事としての役割なので、そのことを大前提に考えてください。
ただ、予算の都合もあるので、中途半端な安い商品を揃えるのであれば、面白さ重視のネタを一部取り入れるのもありです。景品選びは本当に難しいので、メリハリを付けて参加者が楽しめるようなアイテムを取り揃えたいですよね。
参加者の層により選ぶ景品は変わる
一番意識すべきポイントは、誰が貰っても喜ぶ景品を揃えることです。性別や世代、単身者や既婚者といった家庭環境の違いにより、欲しいと感じるものは様々です。
参加者の年齢層も、若い世代と中年以上では物欲も異なります。
そこで景品の半分くらいは、年代・性別に関係なく貰ったら使ってくれそうなものを選ぶことが重要です。やはり幹事として景品を選ぶのであれば、最後に貰って良かったと思えるものを提供できるように心掛けたいところです。残りの半分は、参加者に合わせたものを選びましょう。
7割の人が喜んでくれたら成功
景品選びは基本的にくじ引きですから、選んだ景品は誰の手に届くか分かりません。当たったものを要らないと思ってしまう人が出るのは避けられません。ですから、可能な限り多くの人が喜ぶようなもの、そしてハズレた人にうらやましがられる商品を選びたいところです。
以下紹介するものは、過去に幾度も幹事としてビンゴを提供する立場にあった僕が、経験に基いて選んだ商品です。貰ってよかったと反響の高いものを中心に選出しているので、ぜひ参考にしてください。
10,000円以上の景品
一万円を超えてくるとメインの目玉商品として扱われます。そのため、参加者の大半が「欲しい!」と思わせるような景品を用意しないと、盛り上がりに欠けてしまいます。年代問わず物欲に問いかけられるような商品を選ぶのがポイントです。
東京ディズニーリゾート ペアチケット
ディズニーチケットは一等の景品の王道です。毎年のように値上がりを繰り返し2016年5月現在、14,800円となっています。多くの人に喜ばれ、もらってどうしようと言ったケースはごく稀ではないでしょうか。
チケット単体で買えば前述の値段で済みますが、わざわざディズニーストア等で購入しなくてはいけません。もしネットで購入するのであれば少し値段は上がってしまいますが、目録やパネル付きで購入することができます。正面に景品を並べるスタイルで行う場合、パネルが置かれていると当ててやるぞって気分になりますね。
ユニバーサルスタジオジャパン ペアチケット
ディズニーは関東圏での定番ですが、関西圏であれば USJ ペアチケットとなるでしょう。ギフト用のペアチケットは、定価で15,400円となります。目録とパネルが付いたものだと、手数料諸々が上乗せされますが、自前でパネルを容易するのは手間が掛かるので、お金で解決してしまうのもありです。
電子書籍の本体
忘年会の場合、一等の景品として電子機器を選ぶ機会が多いです。その中でも Nintendo 3DS や PS Vita といったゲーム機器が選ばれやすいのですが、参加者が幅広い年齢層の場合、ゲーム本体を貰っても喜ばれないケースが多いです。そこで一押しなのが電子書籍の本体です。
電車通勤の人が多い会社であれば、かなりの確率で当たって喜ばれる商品です。これ1台あれば小説も漫画も読むことができます。自己啓発本でも新書でも何でも読めるため、人を選ばないというのが最大のポイントではないでしょうか。
5,000円以上10,000円未満の景品
松阪牛
牛肉の王様の登場です。ブランド牛にこだわる必要はありませんが、銘柄のある商品の方がインパクトがあります。実際に松坂牛と言っても、部位や肉の量によって値段が変わります。A5ランクのステーキになると2枚で一万円を超えてきます。量としては 400g くらいは欲しいところですかね。
ただ、ブランド牛でない高級和牛であれば、5,000円を切った額で見つけることができるので、他の景品とバランスをとって調整してみてください。メインとして複数用意するのであれば、5,000円超えの景品を2つ以上用意するのも華があって良いかもしれません。
こちらは目録つきの商品です。目録なしであれば松坂牛でも安いものがあるので、そちらも探してみてください。
これは特別な方法ですが、もし知り合いの肉屋さんが居たら相談してみるのもありです。松坂牛ではありませんが、過去にお肉屋さんに直接相談し、景品として特選和牛を用意したことがあります。予算だけ伝えて用意してもらった牛肉は、通常店舗で同額では決して買えないような質と量のお肉を提供していただきました。
しかもステーキ、焼き肉、しゃぶしゃぶと選択制にしてもらい、当選者の希望に合わせたものを送ってもらったのですが、見てください!このサシの入った美味しそうな牛肉を!
かなり裏ワザ的な方法ではありますが、人脈を有効活用すると選べる景品の幅が増える一例として紹介しました。
コーヒーメーカー
一般的なミル機能が付いたコーヒーメーカーは持っている家庭が多いので、ちょっと特別感のあるネスカフェバリスタです。スマホアプリを経由して、コーヒーの濃さを調整したり、指定時間にコーヒーを入れるようにタイマーをセットしたりと、最新機種はかないパワーアップした製品になっています。
家族で使うのはもちろん、一人暮らしでも活用性の高い商品です。
スマートスピーカー
2017年下半期から一気にブームがやってきたスマートスピーカー。最上位クラスは 10,000 円を超えてしまいますが、コンパクトサイズは価格が抑えられます。今回紹介する商品の中では、最も話題性が高い製品です。
Bluetooth スピーカーとしても利用できるので、かなり万能なアイテムではないでしょうか。

3,000円以上5,000円未満の景品
やや高めの商品と言ったところでしょうか。3,000円以上出せれば、商品の選べる幅は大きく変わってきます。選べる品数が多い一方で、そこまで商品数を買う訳にもいかないので、逆に選ぶのが難しいかもしれません。
クッション型マッサージ器
電源があればいつでもどこでも使えるこのマッサージ器。使い勝手も良く、お手頃価格です。ターゲット層は女性に限らず、デスクワークをしているおじさんにも人気のある一品です。
利用する年齢層が幅広くどの世代にもヒットするので、かなり万能な商品です。景品選びに迷ったときは、必ずマッサージ系のアイテムを入れておくと絶対に外すことはありません。
電子メモパッド
仕事にプライベートに、幅広い用途で使えます。電子なようでアナログな製品。使ってみると、実はかなり便利なアイテムなのです。これまでこちらを当てた人の大半は、職場でのメモ代わりに使っているそうです。

低反発まくら
使い道がはっきりしている良品は、万遍なく需要があり喜ばれる商品です。5,000円近い枕であれば、一般的には高級枕の部類に属します。
景品にするには若干大きいですが、枕は毎日使うものですから、よほどこだわりの枕を使っている人でない限りは、もらったところで「要らない」となることはありません。むしろ、これまで使ったことがないような値段の枕に嬉しいと思う声の方が大きいです。
体重計・体組成計
私、過去に忘年会でもらったことがあります。「体重計が当たりました!」と最初言われた時は、別に要らないと思ったのですが、家にあれば健康管理を意識して、体重計に乗る機会が増えたのは事実です。もらって嬉しいものとは言い難いですが、利用する頻度が多いので、結果的に貰って良かったと思えるものでした。
下手に使われないものを選ぶよりも、使えるものを選んだ方がトータルでプラスに転じてくれます。体重計というより、体組成計と表現した方が景品としての健康グッズ感が強く出ます。
Bluetooth スピーカー
スマホがあればコンポも要らない時代となってしまいました。CD を買う機会も減って、音楽は全てパソコンで管理する人も多くなっています。
スマートフォンのスピーカーの性能も良くなっていますが、それでもまだまだオマケ程度です。Anker の Bluetooth スピーカーは値段も安く、レビューでも評価の高い商品です。
同じような形をした Bose の Soundlink になると20,000円オーバーになるため、景品にするには敷居が高いですが、5,000円で抑えられるお手頃価格で、実際に使うと手放せなくなるアイテムです。
ドローン
本格的なものではなく、手のひらサイズのミニドローンです。価格が安いので本格的な性能は持ち合わせていませんが、それでもスマートフォンと連携することで写真撮影や動画を録ることもできます。年齢問わず使ってみたいと思っている人はたくさんいます。どちらかと言うと、男性からの人気が高いです。
モバイルバッテリー
ここで紹介するのは、ただのモバイルバッテリーではありません。性能面での最大の特徴として電源プラグと一体化しているので、コンセントがあればいつでも充電することができます。
しかもスーツケースを模したデザインになっていて、かなりこだわりのある商品コンセプトを持っています。こちらの商品は以前レビューを行っているので、外観等の写真はこちらから参照いただければと思います。

1,000円以上3,000円未満の景品
予算を3,000円未満に抑えれば、バランス良く景品数を用意できるようになります。自分では買わないけど、貰ったら嬉しいと思える商品のラインナップも多く揃っています。
サーモス真空断熱フードコンテナ
サーモスと言えば水筒で有名ですが、その技術を応用して作られたこちらのフードコンテナは、カレー等の温かいものをお弁当として持っていけるようになる、画期的なアイテムです。
定価だと5,000円近くしてしまうのですが、ネットで買えば半額近くの値段で購入できます。
スマホ用カメラレンズ
スマホにレンズ?何のために?と思うかもしれません。しかし、自撮りする機会が多い人にとって、広角レンズはかなり画期的なアイテムだと思います。このレンズを付けることで写真の画角が広がるため、目一杯手を伸ばさなくても楽に自撮りすることができます。
また、一般的には魚眼レンズとマクロレンズもセットになっているので、写真を撮るのが好きな人には喜んでもらえるアイテムになること間違いなしです。商品により価格はピンキリなので、1,000円を切るものもあれば3,000円近くするものもありますが、1,000円位の商品で十分に性能を発揮してくれます。

スナックディスペンサー
チョコや柿の種といったお菓子を入れておくものです。ナッツ等の硬めのものに最適となっています。中身のセットにしても1,500円程で調達できます。
たこ焼き器(着脱式)
1,000円しない安いたこ焼き器を買うなら、是非こちらの購入を検討してください。トップの鉄板が外れるか否かで洗う時の勝手がまるで違います。簡単に洗えるかどうかで、世の主婦からの評価が著しく変わるので、使い勝手の良いものを選ぶようにしましょう。
茂木和哉
知る人ぞ知るお掃除グッズ。テレビで大々的に取り上げられたことで有名になり、一時は品薄で手に入りにくい状況でした。
忘年会であれば時期的に大掃除前なので、使ってみようかなと思える商品ではないでしょうか。意外と汎用的につかえる掃除グッズなので、僕は個人的に購入して使っています。

サムライ アンブレラ
持ち手が刀のさやになっている傘です。持ち手がU字になっていないので、どこかに引っ掛けるようなことが出来ないため、使い勝手はすこぶる悪いです。(笑)
長い傘は持って帰るのが大変なので、折りたたみ傘くらいがサイズ的に程良いですね。
1,000円未満の景品
最も価格帯の安い商品は、最終的な数合わせで選ぶことが多いです。しかしその中でも、少しでも喜んで貰える商品を選択すれば、よりイベントとしての満足度向上にもつながります。
ご当地ラーメンセット
困った時の食べ物セットです。中途半端な形ある商品を用意するよりは、食べて無くなってしまうものの方が、結果的に良かったりします。その中でも特にラーメンは万能フードです!
牛肉のタオル
ネタとして盛り上がること請け合いです。牛肉が当たったと思わせつつ、実は中身はただのタオル。前述のお肉と共に景品で用意しておくと、盛り上がること間違いなしです!
のり巻きタオル
またしてもタオルです。こちらは太巻きですが、こちらの商品は巻いた状態が太巻きそのものなのです。面白くて実用性もあるので、個人的には肉タオルと共におすすめできる一品です。
金の延べ棒ティッシュ
雰囲気だけはゴージャスに!イベントを盛り上げるために、ハズレの景品は目立つものを選んだほうが良いです。ビンゴに限らずゲームの参加賞としてもおすすめです。
まとめ
以上、おすすめの景品紹介でした。他にも入浴剤セットや、うまい棒セット等、景品としては定番ですが、景品としてのいまいち感が個人的に拭えなかったので、省かせていただきました。
なお、上記で紹介した商品は販売金額が変動する可能性があるため、紹介時の価格帯とずれるケースもありますのでご了承ください。
景品選びに困った時の最終手段
景品を選んでいると、数が足りなくて何を買えば良いか困ってしまうことがあると思います。もし困った時は、次の2点にポイントを絞ると穴埋めできるかもしれませんので参考にしてみてください。
- 食べ物セット
ラーメンセットを紹介しましたが、他にも カレーセット や うどんセット 等、万人受けする商品がいっぱいあります。会社の忘年会であれば、お茶漬けセット も良いと思います。 - 金券
これはもう最終手段です。お金を渡しているのと変わらないので、できれば避けたい選択です。ただ、メールタイプの Amazonギフト券 であれば、15円から1円単位で金額が指定できるので、予算の都合で調整しやすいです。一方で面白さに欠ける部分もあるので、状況に応じて選びたいところです。