【体験談】宝くじを水に濡らすと宝くじ売り場で換金できない!
年末ジャンボ宝くじの換金に行ったときの出来事です。
手元には換金期限がギリギリの宝くじ。換金期間は1年間あったにも関わらず、台所に放置されたまま時間が経過。気づいたら換金期限当日を迎えてしまい、急いで最寄り駅の宝くじ売り場へ換金に行ってきました!
売り場で交換できる金額(通常は1万円以下、売り場によっては5万円以下)なので、当選金は大したものではありません。
- 6等 300円 …… 2枚
- 5等 3,000円 …… 1枚
いざ換金しようと、当たりくじを提示して機械に読み込ませるも、1枚だけ反応がなく読み込めません。販売員の方が何度もトライしていましたが、一向に読み込む気配がありません。しかもこのままだと、換金ができないようです。
原因の心当たりはありました。
一度濡れた宝くじは乾燥しても機械で読み取れない場合がある
実は当たりくじ3枚中2枚を台所のシンクに落としてしまい、ドライヤーで乾かした経緯があります。紙切れなので、乾かしても真っ直な元の状態には戻らず、波打った状態です。
ここでアイロンを掛けておけば状況は変わったのかもしれません。しかし宝くじ売り場の機械で当たりくじ読み込めない場合に換金できないとは知る由もなく、そのまま持参してしまったのが悲劇の始まり。
みずほ銀行の行員現る
当たりくじの交換期限はこの日まで。そして宝くじ売り場では換金できない。販売員がどこかに電話をし、しばらく待ってくださいと伝えられます。
15分ほど待つと、隣に併設された “みずほ銀行” の行員がやってきました。宝くじの状態を確認し、機械を通せないものは銀行の窓口で対応するしかないと伝えられます。この時すでに17時を経過。銀行窓口の営業時間は終わっています。
とはいえ翌日出向いても、当たりくじの交換期限を超えているため対応してもらうことができません。そこで行員の方が気を利かせていただき、これから行内で換金の手続きだけを行うことを提案してくれました。
ただし銀行の勘定系が閉まっているため、当選金の受け渡しは翌日になることのこと。
手元には6等300円の当たりくじ。
手間を考えると、たかが300円のために事務手続きをするのも面倒だと思いましたが、せっかく当たったのだから換金しましょうと行員の方が前向きに対応してくださったので、お願いすることにしました。
まるで高額当選者になった気分
年末ジャンボ換金期限の1月4日は、みずほ銀行の仕事始めです。年始早々、手間をかけてしまい申し訳ないと思いつつ、ATM 横の重圧な扉から行内に通されます。そして換金手続きをするための専用の書類と、宝くじの裏面にある入力欄に住所と氏名を入力して提出します。
本来であれば1万円を超える額、もしくは5万円を超える額を換金する場合に入力する用紙と思われます。行員に当たりくじを確認していただき、当選金300円が追記されます。
少々お待ちくださいと言われ椅子に座って待っていると、裏で「後日来ていただくのは大変だから、今日中に当選金を渡すように調整できないか?」と交渉している声が聞こえてきました。
なんて良い人なんだ…。
どうせなら1億円当たって、このままみずほ銀行に全て入金しますと言いたいくらいですが、残念ながら手元にくるのは300円です。気分は1億円プレイヤーですが、現実は100円玉3枚が支給されるのみです。
そして行員が戻ってくると手元には300円。どうやら無理に勘定の手続き処理を通してくれたようです。(実際は現金だけ渡してもらい、翌日に処理するのかもしれませんが)
宝くじは早めの換金を!濡れた場合は銀行窓口手続きの覚悟を!
今回の件は、銀行の方に迷惑を掛けてしまいましたが、何とか最終日に滑り込みで換金手続きできました。
そもそも当たりくじを1年間放置してしまった自分が悪い上に、濡らして機械に通すことが出来ない状態にしてしまったのが根本的な原因です。もし濡らすことが無ければ、宝くじ売り場で無事に換金できたのにと思ってしまうと、今後はすぐに換金するよう心掛けたいですね。
宝くじが濡れてしまった場合、もしくは汚してしまった場合、僕のように宝くじ売り場では換金できない可能性があります。今回は銀行併設の宝くじ売り場で換金をしたこと、そして換金期限の最終日だったので銀行ですぐに手続きしてもらえました。
本来であれば、銀行が開いている時間(平日午後15時まで)に改めて窓口で手続きを行わなくてはいけない事例です。
運が良ければ機械を通るので換金してもらえますが、乾かしただけで必ずしも問題が解決する話でもないので、もし当たった宝くじを濡らしてしまったら、早めに換金手続きを行うようにしましょう。皆さんも僕と同じ目に合わないように、次のことを覚えておいてください。
1万円以下の当たりくじであっても宝くじ売り場で換金できない場合がある
さて、手に入った3,600円で、また夢を買うことにしますか。いつの日か1億円に化けてくれることを願って。