初のスノーボードは想定外だらけ!初心者は雪山で無事に滑ることができるのか?

更新日: 公開日:2018/02/13
初めてのスノーボード@川場スキー場

雪上ウィンタースポーツは、スキー歴5日間。たったこれだけの経験値しかない僕が、初めてのスノーボードで滑れるようになるのか?その体験記と感想を記しておきます。

きっかけは冬季オリンピック

2018年2月9日に開幕した平昌オリンピック。冬の競技はスピード感のある競技が多いため、観戦するのを楽しみにしています。特に、上空高々と舞い上がるスノーボードハーフパイプが大好きで、あそこまで飛べると気持ち良いんだろうなぁと考えたりしています。

そんな話を、偶然居合わせた友達に話したところ

じゃあ実際に雪山に滑りに行こう!トッププレイヤーがどれだけ難しいことをしているか経験すれば、競技をもっと楽しめるから!

と言われ、いつもなら曖昧にして断わるのですが、話が進んでしまい一緒に滑りに行くことが決まってしまいました。もちろん相手は、僕のスノボ経験がゼロであることを知った上で誘っています。

オリンピックが始まるから急いで行かなきゃ!と、5日後には群馬県の川場スキー場へ滑りに行く予定が組まれてしまいました。板やブーツなどの道具は友人が一式貸してくれるので、用意するものはほとんどありません。

勢い任せで行くと決めてしまったスノーボード。最後にスキーに行ったのですら20年前の話です。知識や経験値がほとんど無い状態で、僕は無事に帰ってくることができるのでしょうか……。

持ち物の事前準備

ゴーグルが合わない問題発生

僕の持ち物は、基本的にウェア以外の着るものです。しかし普段メガネを掛けているため、専用のゴーグルが必要になります。日常的にメガネを掛けている共通の友人にお願いして、事前にゴーグルを借りることにしました。

しかし、ここで最初の問題発生。

メガネっ子の友人は、スノーボードに限ってはコンタクトで滑るらしく、ゴーグルがメガネに対応していませんでした。ケースに度の強いコンタクトが入っているので使って良いと言われたものの、僕の目は純粋な乱視であるため、近眼用コンタクトは余計に視界が悪化します。

残念ながらゴーグルはメガネ対応のものを購入するかレンタルするか決めなくはいけません。Amazon 等のネットショップを探すと2,000円台の製品が見つかるものの、レビュー内容がすこぶる怪しい。明らかに粗悪品なのに★5評価だったり、レビューしたユーザーの情報を見ると、同じメーカーのゴーグルばかりを複数レビューしていたり、明らかに販売元の偽装レビューが多いのが目につきました。

ただでさえどのようなメーカーがあるのか知らない素人なので、ネットで購入するのは危険だと察して、スポーツ用品店の Alpen へ出向くことにしました。

濡れても良いベルトってなんだ?

友人から持ってくるものとして伝えられた中には、ベルトも含まれていました。しかも濡れても良いベルト。

僕の人生、濡れることを想定してベルトなんて買ったことがありません。革ベルトじゃ駄目なことは分かっても、どんなベルトだったら良いのか想像もつきません。

しかしそんな疑問を Alpen は、いとも簡単に解決してくれました。ナイロン製のウェア用ベルトが売ってるではありませんか!しかも驚くなかれ、お値段なんと

199円

しかも複数商品同時購入で最大 20%OFF のセール実施中であったため、購入価格は 159円 です。セールのやり過ぎ感、ハンパなかったです。

ベルトと一緒に 5,000 円程度のゴーグルも購入しました。フレームの太い大きめのメガネも、問題なく収まるサイズのゴーグルです。

これで事前準備は OK です。

自分で用意したもの

  • 上下インナー(ヒートテック)
  • インナーの上に着るトレーナー
  • 濡れてもいいベルト
  • インナーの着替え
  • メガネに対応したゴーグル

友人から借りたもの

  • ボード(ビンディング付き)
  • ブーツ
  • ウェア
  • グローブ
  • バラクラバ(目出し帽)
  • ヘルメット
  • ケツパッド

防具として、ヘルメットとお尻の部分にクッション素材のパッドが入ったインナーが支給されました。どちらも初心者には必須アイテムのようです。

川場スキー場では、ヘルメットを無料でレンタルすることができます。

いざ川場スキー場へ!

川場スキー場

川場リゾート|首都圏から2時間で絶好のパウダー!

道具を借りる上に、スキー場への道のりも友人の運転で連れて行ってもらうことに。この日はとても気持ち良い天気で、雪の状態がかなり良かったらしいのですが、そこら辺は素人なので言われるがまま、これがいい状態なのだと目に焼き付けておくことにしました。

スキー場の状態

  • 天気: 快晴から雪
  • 気温: マイナス10℃
  • 風速: 北東 3m
  • 積雪: 270cm
  • 雪質: パウダー

リフト券は事前購入

最寄りの沼田 I.C. を降りてすぐのローソンで、リフト1日券+食事券1,000円分+商品券500円分のついたチケットを購入しました。正規料金よりも800円分お得になっています。

とりあえずどれだけリフトに乗るかも分からないので、回数券ではなく1日券を購入。次回からはこの日の結果を目安にチケット選べば良いと思ったのですが、最終的に何回リフトに乗ったのか、あまりにも疲れすぎて忘れてしまいました。きっと次回も1日券を購入することになると思います……。

ポイント

リフト券は前売り券がお買得!

スノボ用品って結構なお値段なんですね

スキー場のパーキングに入り、スノーボードを滑る格好へ着替えます。ブーツの履き方など、全てを1から教わりました。

ちなみに僕が借りたブーツのお値段は、3万円もするらしい……。毎年新しい商品が登場するので、シーズンオフ間際だと1万円くらいで購入できるようです。ボードの値段は、怖くて聞けませんでした。おそらく僕が素人感覚で想像するよりも、遥かに高いボードじゃないかと思われます。

ゲレンデへ GO !

最初にリフトの降り方を学ぶ

いきなり左足を板にロックされ、片足で滑る練習(ワンフット)からスタートです。右足で漕ぐようにして板を滑らせます。これができないとリフトから降りられないので、とにかく真っ直ぐ進めるように練習です。

初滑りの割には思っていたよりスムーズに滑れたので、ものの数分でコースに行くことになりました。

ただ、平地では上手くできても、動いているリフトから降りるのは感覚が違います。降りた瞬間、急いで進まなきゃと右足で何度も漕いていたら、勢い余って転倒しそうになりました。

ポイント

実際にリフトの降り口はすぐ斜面になっているので、軽く数回漕げば勝手に進みます。

両足を固定すると難易度が一気に上がる

さて、ワンフット数分教わっただけで、山の上に連れて行かれてしまったわけですが、ここからは至難の連続でした。

両足を固定されて棒立ち状態。

ここからどうやって進めって?

両足でジャンプして向きを変えたり、片足を浮かせて板の "しなり" と重心移動を利用してポジション取りをします。と言っても簡単にできるわけもなく、進みたいのに進まない、止まっていたいのに勝手に進む謎の現象が僕に襲いかかります。

「滑る」よりも「進む」といった感覚です。さて、ここで大きな問題が。

滑り方も止まり方も教わってないじゃん!

僕が勝手に進んでいく様子を見ながら、友人は重心の掛け方やエッジの立て方を教えてくれました。イメージではなく、いきなり実践での指導に「え?ウソでしょ?」と思ったのはここだけの話です。

開始 30m でひたすら転び続ける

頭の中では雪山を優雅に滑るイメージがあるのに、それを裏切るかのように 5m すら進めない状態が続きます。

立ち上がる

勝手に進む

転倒する

立ち上がる

転倒する

立ち上がる

勝手に進む

転倒する

これだけたくさん転んだのだから、さぞ進んだろうと思って振り返ると、まだ視界にはリフトが見えています。僕が最初に連れて行かれたのは、全長 2.5km の中級コースです。

このままだと、レストハウスに着く頃には日が暮れてしまうのではないかと心配になるほどです。でもリフトで登ってきた以上、どんな手段を使ってでも進まなくてはいけません。

転んだ状態から立てない問題発生!その解決方法は?

雪山で転倒したら立てない

ほとんど進まない状態で転倒した回数は、両手の指では収まらないほど。しかも転んだ状態から起き上がる時に、想像以上の体力を使っていることに気付いたのですが、時すでに遅し。

開始5分で力尽きました……。

仰向けの状態から手で体重を支えて起き上がるのが、ここまで難しいなんて知る由もありません。しかも僕は元々陸上部で、ジーンズは太ももにサイズを合わせて購入するほど足が太いため、正面を向いて起き上がることが人一倍難しことを思い知らせれました。

起き上がろうとしても力が入らず、まともに滑っていないにも関わらず息切れ状態。僕のスノーボード人生は、ここからレストハウスまでの 2,500m で終わってしまうのかもしれないと思うほど、メンタル面も大いにやられていました。

このあと背中側から起き上がると、体への負荷がほとんど無いことに気付くまでは、地獄のような時間でした。

ポイント

仰向け状態で立ち上がれない場合は、うつ伏せ状態に体を回転させてから起き上がると、楽に立ち上がれます!

ゴーグル曇らずメガネが曇る問題発生

何とか力を振り絞って立ち上がっても、息は切れたまま。落ち込んだ僕に追い打ちをかけるように、今度は視界が真っ白になってしまいました。

曇ったのはゴーグルではなく、僕のメガネです。念入りに曇り止めを塗ったはずなのに!!

相変わらず進んでいない状況で、バラクラバ(目出し帽)の中は汗まみれ。どう考えても、ここからメガネを掛けた状態で滑り降りるとも思えず……

メガネ、諦めました。

乱視なので二重に見えるだけで、輪郭ははっきり見えます。曇って視界が遮られるほうが危険だと判断し、メガネは友人に預かってもらいました。

ポイント

メガネユーザーは、事前に曇り止めの性能を確認しておきましょう。曇り止めの性能が弱いと、家の中でメガネの上にゴーグルを付けてしばらく過ごすだけでも曇ることが分かります。

正面を向かないと滑れない

体を 180° 回転する?どうやって?

ボードの中央に重心を乗せる感覚、そして雪上を滑る感覚が少しずつ体感できるようになったものの、全く体の向きが変えられません。左側へ進む時は左足が少し前に出ている状態で、右側に進む時は右足が少し前に出ている状態。

ただ左右を行ったり来たりしているだけで、猛烈にダサい格好で滑っています。

進みたい方向に体軸を寄せて体をひねれば、勝手に回転するとアドバイスをもらいました。いざ回転を試みると、バランスを崩しそのまま地面に突進。もう体力の限界です。

止まりたいのにボードが横の状態で谷の方へ滑り続ける

ずっと正面を向いて、かかと側のエッジだけを使って滑っていると、同じ筋肉へ負担が掛かり続けます。転ぶ頻度が著しく減っても、筋肉疲労の負荷を分散させることができないため、正面を向き続けるのはとても効率の悪い滑り方になります。

それでも左右に揺れることしかできない僕は、すぐに肉体の限界が訪れます。転ぶと立つために体力が奪われるので、どうにか立ったまま休みたいと思っているのに思い通りにはいかず。

ボードを横にしているのに、そのままの状態で斜面を進んでしまうのでした。

ボードが横のまま滑り続ける

もうこれは、圧雪されていない積もった雪に向かって、ボードをぶっ刺しに行くしか方法がないのかもしれないと思ったほどです。

最初のコースに掛かった時間は1時間以上

立てない、滑れない、止まれない、メガネ無い、と散々な思いをしながらレストハウスまで下りてきた初コース。

所要時間は約1時間半。

友人は、さすがに僕がスノーボードを嫌になってしまったのではないかと思ったようです。僕自身も二度と同じような経験はしたくないと思ってしまうほど、体は疲労に満ちていました。まともに滑れないのが嫌だったのではなく、転んだら簡単に立ち上がれないストレスで、スノーボードが嫌いになる寸前まできていました。

でも、たった一度リフトに乗っただけで終わらせるのは、わざわざスキー場に来た意味がありません。ひとまず休憩をとって、体力の回復を待つことにしました。

疲労困憊&喉が渇く

足首が固定される慣れないブーツで、歩くのも困難なほどに疲れ切った体が真っ先に欲していたのが水分です。体力の消費だけでなく体内の水分が汗として出尽くしたようで、500ml のスポーツドリンクを一気に飲んでもまだ足りず。結局 1 リットル近くの水分補給をしました。

気温は氷点下なのに、寒さを感じるよりも体を動かしたことによる暑さが勝っていたようです。

乾燥している冬の気候に加えて、体力消耗による息切れも影響して、不感蒸泄(呼気や皮膚から蒸発する水分)の量が多くなっていたことも喉がカラカラに渇いた原因かもしれません。

ポイント

不感蒸泄は、冬に起こる脱水症状の要因になり得ます。体を動かしているときは、気候に関係なくこまめに水分補給することを意識しましょう。

初級コースに難易度を下げて再トライ

初心者エリアを断って初級コースを選択

川場スキー場には、初心者が練習するためのなだらかな斜面のエリアがあります。そこはリフトではなく 50m ほどのエスカレーターが用意されていて、真の初心者が基礎を練習するための場所のようなのです。

超初心者の僕にとっては、身の丈に合った場所なのは確かです。でも滑れる感覚がつかめてきていたので、このままもう一度コースに出ることを志願して、距離の短い初心者コース(それでも 1,300m ほど)に連れて行ってもらいました。

そのコースは、途中にキッカーやレールのあるパークへ入れるルートもあります。

友人はキッカーをバシバシ飛んでいました。当初の目的である、オリンピック選手がいかに難しいことをしているか実感するために、パークを滑れる力量が身に付けば良かったのですが、今の僕は絶対に怪我をする想像しかできなかったので諦めました。

立ち方を覚えてストレスが大幅減

運動不足の体は、そう簡単に体力を回復してくれません。2周目のスタート早々、腕の力を使って起き上がることができなくなりました。

あぁ、もうダメだと思って、うつ伏せ状態で呆然としていてそのまま立ち上がってみると……

あれ?!簡単に立てるぞ?!

これまで力づくで立ち上がってきた苦労は何だったのか。こんなに楽に立てる方法が存在していたなんて。最も難題だった起き上がり問題が、一気に解決した瞬間でした。

もうこれで恐れるものはありません。何度転倒しても、スッと立ち上がれます。最初はつま先側のエッジを引っ掛けてバランスを取るのが大変でしたが、たくさん転んだ回数だけ練習を積むことになるので、自ずと体がついてきてくれるようになりました。

ポイント

仰向けで転んでうつ伏せ状態になるときは、周りに人が居ないか確認しましょう。回転しづらい時は、ボードの端を地面につけて、そこを軸に回ると楽に体位を変えられます。

いつの間にか反時計回りのターンが出来るようになった

谷側(斜面の上側が山、下側が谷)を向かないと滑れなかった一周目。でも背中側から立ち上がることで、滑り出しは体が山側を向いています。

ただ前を向きたい思いが強かったのか、自然と体を回転して、左回りのターンが出来るようになりました。

ボードの向きが 180° 反対の方を向いた!

結果オーライってやつです。しかも、ターンのタイミングで力を抜くことも自然にできていました。スノーボードのターンって、想像してたよりも全く力を必要としないんですね。

もっと早く気付いていたら、こんなに転びまくることはなかったのに。と思う反面、一歩前進できたので、満足度は一気に上昇です。

なぜか前に出る右足

つま先側にエッジをかけた状態から、ターンしてかかと側へのエッジに体を乗せることができるようになりました。

反転して体が谷側を向いたら、通常は左足が前に出るはずです。しかし僕の場合、なぜか右足が少し前に出た状態になってしまいます。しかも、そのまま左側へズルズルと進むのです。

ボードの角度がおかしいまま進む

右回りのターンはできないので、一度正面を向いたら転倒するまでずっと谷側を向いたままです。ある程度進んで速度が低下したら、右足前の状態を保ったまま右へ進みます。

正面を向いたまま左右に滑る

カッコ悪い滑り方なのは百も承知です。でも、右足が前に出ているのに、どうやって右回転するのか全く想像できませんでした。

ポイント

右足が前に出てしまうのは、体軸が右に寄っていたのが原因です。それでも左側に進んだのは、左回転時の勢いがあったためだと考えられます。

思いに反して上昇するスピード

左回転できるようになったら、残りの右回転も感覚は同じです。しかし、どうにか体を回転させようと試みても、回転が甘く谷に向かってどんどん進んでいきます。しかもスピードは増す一方。

自然にできた左回転と違って、かかと側からつま先側にエッジを切替える右回転は違和感だらけ。中途半端な体の回転、そして右足側に残った重心のせいで、板が勝手に滑っていく状態になっていたようです。

イメージはS字でも現実は「く」の字

転んでも起き上がれる安心感のお陰で、少しずつながらも上達し、一度で滑れる距離が伸びていきました。それでもターン時の板の向きが、斜面に対して鋭角気味に入ってしまうので、慣れないスピードに耐え続けるような状態が続きます。

ゆっくりとS字を描いて、無駄な力を入れず楽に滑っている人のマネをするように試みても、僕の描く軌道は「く」の字が精一杯です。当然スピードが出てしまうので速度を抑えようとするのですが、無理な重心移動により、そのまますっ転んで止まるケースが多くなってきました。

ヘルメット/ケツパッドの重要性

滑るスピードが速ければ、転倒時の衝撃もそれだけ大きくなります。転ぶ時は手を突かないよう事前に言われていたものの、意識をしないとどうしても手が出てしまいます。

最初はスピードが上る前に転んでいたので、手をついても衝撃は弱いものです。しかしスピードに乗り始めると、手をついた時の衝撃も大きくなるので危険です。このまま手を突き続けたら腕の骨を折りかねないと感じ、どうにか体で受け身を取るように意識し始めました。

パッドの入ったインナーを借りていたので、後ろから転んでお尻をつく分には、ほとんど痛みを感じることはありません。勢いよくお尻から転んでも平気だったのは、ケツパッドのお陰です。もうこれは、初心者必須アイテムです。

インナーの耐衝撃パッドはレンタル品にはないので、事前に準備しておくことをおすすめします。値段は2,000円程で購入できます。

転んでも痛くないと思って調子に乗ると、悪いことがやってきます。

スピードがうまく殺せていない状態で無理に右回転しようとして、そのまま背中側から思いっきり倒れてしまいました。痛みはなかったものの、後頭部が地面に思いっきり叩きつけられたのを覚えています。この時、人生で初めてヘルメットの有り難みを感じました。

もしヘルメットを装着していなかったら、面倒なことになっていたかもしれません。初心者だからスピードも出せないし、頭を打つこともないだろうと思っていたら大きな間違いです。いつどんな転び方をするのか分からないのが素人です。ヘルメットは絶対に必要なアイテムであることを覚えておいてください。

ポイント

ヘルメットを無償で貸出してくれるスキー場はたくさんあります。出掛ける前にレンタルできるかチェックしておきましょう。

それなりの形になるまで4時間

ボロボロになりながら戻ってきた一周目と比べると、自分でも遥かに上達していると実感できた二週目。友人も急に滑れるようになって驚いたと言っていました。これも全て、ストレス無く立ち上がる方法を見つけたのが要因だと思っています。

滑ることだけに集中できれば、あとは体の使い方を意識するだけです。このまま三週目、四週目と立て続けに滑り、一歩ずつですが上達していくのを自分でも実感できるようになりました。一週目に味わった地獄は忘れませんが、もう二度と同じような状況にはならないと思います。

はたから見たら、ただの初心者に変わりありません。それでも、雪の上をきちんとボードで滑ってるなぁと感じることができました。時間にして4時間程です。

ラスト一本の長いコースで限界を超えた

川場スキー場は 16:00 にリフトが終了してしまいます。15時を超えた辺りで、ラスト1本にするか終了するかの選択肢を迫られ、せっかくなのでギリギリまで滑るほうを選びました。

しかし、これが選択ミスでした……。

最後に向かったコースは、川場スキー場最長の 3,300m のコースです。リフト2機を乗り継いで、コースの頂上へ向かいます。天候は雪。標高も一気に上がり、寒さが体に伝わってくるのが分かります。リフトから降りた景色が、これまでと違うのがすぐに分かりました。

川場スキー場3,300mのコース

ここにきてようやく風景を見る余裕ができましたが、それも一瞬の出来事です。滑り始めて、ようやく気付いたことがあったのです。

このコース長くない??

滑っていた時は、コースの距離を知りません。長い距離を滑るだけの最低限の技量は身についていたものの、コースの半分が終わる頃には体力がゼロになってしまったのでした。

相変わらず斜面で静止することはできません。そのまま斜面をズルズル滑ってしまうのにも慣れました。ただ足が限界を迎え、プルプル状態に。さすがにこれは危ないと座り込んで休憩をとりましたが、体力よりも筋力の限界だったので短時間で回復する見込みはありません。

ここからラストは、怒涛の転倒ラッシュです。

さっきまで出来たターンに失敗し、進行方向に体重を乗せられず、逆エッジによって大きくつんのめって顔面ダイブ。体が言うことを聞いてくれません。

最後は、やけくそになりながら滑ってきました。運動不足の体を過信するのは厳禁ですね。それでも怪我なく無事に1日を終えられたので、ほっと一安心です。

ポイント

スノーボードは普段使わない筋肉を動かすので、自分が思っているよりも体の疲労が進みます。初心者であれば、あと一本滑れそうだと思ったタイミングが止め時です。無理をすると体の限界が先に訪れ、怪我のりクスが高くなります。

結局滑れるようになったのか?

どこからが滑れると判断して良いか分かりませんが、友人からの評価は「初めてのスノーボードの割には、ちゃんと滑れてた」とのことでした。不完全ながらも両方のターンが出来るようになり、転ばずにスピードを緩めることも出来ました。

最初は絶対に滑れないと思っていましたが、気合と根性があれば、たった1日でもある程度は滑れるようになります。あとは回数をこなして体が慣れれば、もっとスムーズに滑り下りれるのではないかと思います。

当初の目的だった、オリンピック選手がいかに凄いことをしているのか知るには十分の経験でした。どんな小さな技でも凄いと思えるようになったのは、今回の経験のお陰です。

全身筋肉痛で何をするにも悲鳴をあげた翌日

無事に雪山から戻り、夜には歩くのが精一杯なほどの疲労がやってきました。当日は軽く体を動かしたりマッサージして筋肉痛に備えましたが、どこまで効果があったか分からないほどの筋肉痛に襲われることになりました。

筋肉痛になった箇所

説明するよりも見てもらった方が早いので、次の画像をご覧ください。まるで筋肉痛のプロテクターを身にまとったような状態になっています。

スノーボード翌日の筋肉痛

筋肉痛により生活に支障が出たこと

  • 首が痛くて布団から起き上がれない
  • 腹筋が痛くて布団から起き上がれない
  • 腕で体重を支えようとすると前腕の筋肉が痛くて布団から起き上がれない
  • 大腿筋が痛くてしゃがめない
  • 三角筋が痛くて腕が上がらない
  • 腹筋が痛くて椅子から立ち上がれない

座るのが大変になったことで、トイレに行くのも一苦労です。そして一番困ったのが体を横にしたり、起き上がったりする動作がまともにできないことです。頭を抑えながらでないと横になれなかったり、寝返りすらもまともに出来ません。

日頃の運動不足を身に染みて感じました。

筋肉痛を早く治すための方法

運動直後は筋肉の炎症を広げないようにするために筋肉を冷やし、炎症が落ち着いたら温めて血行を良くするのが基本です。この件に関しては、筋肉のプロであるなかやまきんに君が、ブログでかなり丁寧に説明しています。

【超回復】筋トレ後の(治らない)筋肉痛を早く治そう!! | なかやまきんに君のザ☆きんにくブログ

ライティングの技術をどこかで勉強したのではないかと思わせるほど、ブログとしての構成がしっかりしています。他の筋肉記事も興味深いものが多いので、ぜひご覧になってみてください。

筋肉痛を避けるために事前のトレーニングは必須

普段から少しでも体を動かしていれば、急激な筋肉痛を緩和させることが可能です。僕が筋肉痛になった箇所をご覧いただいても分かるとおり、その範囲は全身に及んでいます。

器具を使わない自重トレーニングを、毎日10回程度行うだけでも十分効果は得られます。

おすすめの自重トレーニング
  • ヒンズースクワット
  • 腹筋
  • 腕立て伏せ

まともに滑れない初心者は、余計な筋肉に力が入ってしまいがちなので、経験者よりも筋肉痛へのリスクが高くなります。トレーニングの目的は体を鍛えるのはではなく、眠っている筋肉を軽い負荷で起こすことです。

前もって筋肉を使える状態にしておくことは、怪我の防止にもつながります。元々、部活などで運動部に所属して体を動かしていた人であれば、急激な負荷による肉離れを起こす危険もあります。

本番で使っていない筋肉をいきなり使い始めると、僕のようにまともに生活できない状態になってしまいます。簡易的なトレーニングで構わないので、事前に体を動かしておきましょう。

トレーニングついでに、前もってブーツを履く機会があれば、座り込んだ状態から立ち上がれるか試してみてください。素足であれば僕も前から起き上がることはできるのに、ブーツを履いた状態だと立てなくなってしまったので、どうすれば立ち上がれるのか試してみるのも重要だと実感しました。

まとめ

初めての経験は学ぶことがたくさんありました。技術的なことを教えることはできませんが、これからスノーボードを初めて滑る人への参考としてポイントをまとめておきます。

初心者同士で行かない方がいい

スキー場のスクールでレッスンを受けるならその限りではありませんが、経験豊富な人と一緒に行くことをおすすめします。滑れるようになるまでの技術的ノウハウだけでなく、雪の状態に応じて注意しなければいけないこと等、様々なことを教えてくれます。

早く滑れるようになるには、素人目で見ても上手いと思えるような人にアドバイスをもらうのが一番です。

プロテクターは絶対に必要

ヘルメットはもちろんのこと、衝撃を吸収するためのアイテムは必ず用意しておきましょう。ただし、いくらプロテクターを付けていても、何度も同じ部位に衝撃を受けるため、そこが筋肉痛になるのは必至です。

それは雪質がスノーパウダーであっても変わりありません。もし表面がガリガリの状態であれば、ひざ用プロテクターも用意しておきたいですね。

ボード初心者の必須プロテクター
  • ヘルメット(レンタル可能か事前チェック)
  • ケツパッド(ひざパッドが付いたロングタイプあり)
  • ひざパッド

なお、ヘルメットを着用する際は、ニット帽よりもバラクラバ(目出し帽)があると良いです。僕はすぐに汗をかいてしまったので、途中でバラクラバを脱いで直接ヘルメットを着用していました。しかし吹雪き始めると、急に体感気温が下がるため、顔全体を覆える防寒具もあった方が良いです。

メガネ用曇り止めは良いものを準備しよう

曇り止めを塗って、寒暖差のある環境でメガネが曇らない状態を予め確認しないと、僕のようにメガネを外して滑らなくてはいけなくなります。

ジェルタイプの曇り止めは、環境問わず効果があります。絶対にメガネが無いとダメな人は、メガネが絶対に曇らないようにする術をマスターしてから雪山に行きましょう。

メガネ対応ゴーグルはネットで買わない!

一番の理由が、メガネ対応していてもゴーグルに収まらないことがあるためです。レビューを見ても、メガネにぴったりと書いている人もいれば、メガネのサイズに合わなかったと書いている人もいます。

僕は直接お店へ行き、メガネの上から装着してみて製品を選びました。僕のメガネはフレームが大きいため、メガネ対応であってもサイズが合わないことが起こりえます。試着してみて目的の商品が決まっているなら話は別ですが、ネットでの購入はサイズ不一致の可能性が秘めていることを覚えておいてください。

早く滑れるようになるには体幹の使い方を覚えること

スノーボードは足を使って滑るよりも、体の体重移動を利用して滑る感覚に近いです。かかとやつま先に体重の乗せてエッジを効かせ、進みたい方向に体軸をずらすとバランスが取りやすくなります。

筋肉を使って体を押さえつけるのではなく、関節部は力を抜いた柔らかい状態をキーブして、体重を乗せることを意識できるようになれば、初めてであっても1日で滑れるようになります。

総評

疲労困憊スノーボード

スノーボードは滑れるようになると楽しい!

今回は肉体疲労が先に来てしまい、後半は思ったように体を動かせませんでした。全ては運動不足が原因です。連れて行ってくれた友人に、翌日もボードに行くけど?と誘われましたが、さすがに断りました。(笑)

初めてのスノーボードは、イメージしていたよりも想定外のことばかり起こりましたが、総じて行ってよかったと思っています。歳を重ねる毎に、新しいことを始めるのに抵抗を感じてしまうものですが、無理しない程度であれば新たな経験は刺激になります。

ボードに関して言えば、もう少し若くて金銭的に余裕がある時に始めておけばよかったなぁと思ったりもしましたが、その時は別のこと(ダーツ)に夢中になっていたので、今回こうして初めて体験する機会を与えてくれただけで、十分満足しています。

機会があれば、また行きたいです。でもその前に、トレーニングしてもう少し体重を落とすところからスタートです。オールシーズンで体を動かせるスポーツを、何か探してみようかな。

以上、雪上スポーツ歴5日の僕が、初めてスノーボードを体験した話でした。

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