Nintendo Switch の本体容量は 32GB しかない!容量追加はマイクロSDカードを利用する

2017/01/14

Nintendo Switch 本体の内蔵容量はわずか 32GB しかありません。この中の一部はシステム領域で利用されているため、実質 30GB 弱ほどしか利用できないと推測されます。

今回、任天堂が Switch で採用したのは 3DS と同様のカートリッジ式で、最大容量は 16GB です。昨今はゲーム内で高画質な映像が多く用いられるため、必然的に容量は拡大傾向にあります。例えば Nintendo Switch と同時発売される「ゼルダの伝説 BREATH OF THE WILD」は、ダウンロード容量が 13.4GB となっています。

つまり本体容量が 32GB しかないので、実質ダウンロードできるゲームはたった2本となります。もちろん容量の小さいゲームもあるため、一概に2本とは言い切れませんが、それでもダウンロードをメインで考える場合は容量が足りないのは確かです。

容量が少ないのは価格の都合?

昔と違って、ゲーム機本体の値段も3万円前後するのが当たり前になってきています。値段をおさえるためには、どうしてもコストを削減しなくてはいけません。内蔵メモリはアクセスの速いフラッシュドライブを採用していますが、これがまた大容量になると一気に価格が高騰する代物で、256GB や 512GB を搭載した日には、予定された29,980円(税抜)よりも1万円もしくは2万円の上乗せが必要になります。

大容量だからといって本体価格が50,000円を超えてきたら、誰も見向きしないハードになってしまいます。程よい価格帯に抑えるには、どうしても少ない容量にせざるを得ないのです。

また、Nintendo Switch はオンラインサービスを有料で提供するにも関わらず、本体には LAN ポートすら付いていません。ゲームをやる人ならよく分かると思いますが、Wi-Fi の無線で接続するよりも、LAN ケーブルの有線接続の方がネットワーク回線の安定性が高いので好まれる傾向にあります。

本体のコネクタに汎用的な USB Type-C を採用したのは評価できますが、満を持して発表した最新ハードが要所でコストカットした一面が見えてしまうのが残念です。

Nintendo は高性能を求めていない

PlayStation や Xbox はプレイヤーの年齢層が高いこともあり、処理能力がある程度必要になるような FPS 系のゲームが多いですが、Nintendo はそもそも最高レベルのゲーム機で技術を集約したゲームを提供するよりも、年齢問わず楽しめるゲームを提供することに重きを置いています。

そのため、ハードウェア自体も他と比べると見劣りしてしまいます。Wii と比べると Wii U は本体・ソフト共に売上が伸びず、営業面では失敗したハードとして扱われていますが、もしここで Nintendo Switch が爆発的に売上を立てられるのであれば、本体の性能を考えると先々5,000円くらいの値下げは見込めるかもしれません。

Nintendo Switch の容量はマイクロSDカードで追加

Nintendo Switch の仕様によると、本体の背面に microSD カードスロットが搭載されています。Android ユーザーには馴染みのある SD カードです。

32GB を超えるマイクロ SD カードは SDXC の規格に属しますが、microSDXC を利用するにはインターネットにつないで本体のファームウェアを更新する必要があるので注意が必要です。前述の通り 32GB 程度であれば追加する意味はほとんど無いため、全てのアプリをダウンロードして持ち歩きたいのであれば、128GB もしくは 256GB くらいの容量を追加したいところです。

Nintendo Switch はカートリッジで買うべきか?

カートリッジのサイズは 3DS のものと比べても、それほど変わらないと思われます。Wii や Wii U のようなディスクでないため、複数本持ち歩くのも苦にはなりません。Nintendo Switch においては別途 SD カードを追加して容量を増やすよりも、直接カートリッジを購入する方がいろいろと都合が良いかもしれません。

本体容量の少なさは、ダウンロードプレイをメインで考えていた人にとっては残念な仕様ですが、販売価格との折り合いをつけるためのグレードダウンなので仕方ないと考えましょう。常に複数のソフトで遊ぶため、ゲームを入れ替えるのが面倒だと思ってしまう方は、大容量のマイクロ SD カードを載せれば済む話ですから。

僕はどちらかと言うと交換が面倒な方なので、お金の力で解決してしまう可能性が限りなく高いですが……。

Nintendo Switch におすすめのマイクロSDカード

では実際に Nintendo Switch 用に microSD カードを買おうとしたら、どこのメーカーのどの SD カードを買えば良いのでしょうか。下手に安いものを買ってしまうと、データが飛んでしまうリスクもあるので、大容量でかつ信頼性の高いもの、そして評判の良さから選ぶのが妥当です。

もし安くて大容量なものを選ぶのであれば、時折 SD カードの中身をバックアップできるような環境(パソコン)があったほうが望ましいです。

ただ、基本的に Switch へ挿しっぱなしになると思われるので、ある程度値段が張っても安心できるものを一番の選考基準に考えるべきです。昨今は海外製の SD カードが当たり前になってしまったので、性能が良い製品を買っても初期不良をつかんでしまう確率も少なからずあります。

それでも日本製だから絶対的な安心感があるとも言えず、ある一定の確率で初期不良は存在しています。一週間しか使っていないのにデータが消えてしまったり、書込みエラーになってしまったり。昔と比べると、海外製を含め初期不良は確実に少なくなっている傾向にありますが、確率はゼロではないことを念頭に、SD カード購入後は必ず動作確認を行うようにしましょう。

容量はどれくらい必要か?

こればかりはプレイヤー毎に異なるので一概には言えませんが、少なからず 128GByte 以上でないとマイクロ SD カードを購入する意味は無いと考えています。仕様上は最大 2TB まで対応していますが、そんな大容量のマイクロ SD カードは存在しません。

マイクロ SD カードで大容量と言えば 256GByte なのですが、安く買っても2万円を超えます。Nintendo 3DS の本体より高いです。一方 128GByte であれば7,000円前後で購入できるので、金額面での妥当性を考えると 128GByte が最も Byte 単価のバランスの良い容量となるのではないでしょうか。

32GB を超えるマイクロ SD カードは SDXC になるため、大容量のマイクロ SD カードを使えるようにするには、インターネットにつないで本体のファームウェアのアップデートが必須になります。

転送速度は高速が良い?

現在最も普及しているのが Class 10 UHS-I の規格に対応したものです。Class 10 の最低保証レート(これを下回ることがない速度)は 10MB/秒 で最大 25MB/秒 です。UHS-I は最大転送速度が 104MB/秒 となります。

販売している SD カードは概ね 60MB/秒の速度が出ます。これはあくまで読込み速度であり、書込速度は半分に満たないのが一般的です。デジカメで高速連写撮影をするのであれば、書込速度を意識しなくてはいけませんが、ゲームで使う場合は大容量データを書き込むことはありません。読込み速度も UHS-I に対応していれば問題は無いので、購入の基準は UHS-I に対応したもので選ぶことをおすすめします。

迷ったら Transcend

  • スピードクラス …… Class 10
  • UHS-I
  • UHS クラス … 1
  • 最大転送速度 ………… 60 MB/秒

書込み速度は正式に明記されていませんが、実測で 30 MB/秒 あたりが平均値となります。

僕自身は Transcend のカードをこれまで8枚ほど購入していますが、初期不良もなく長いものだと5年以上使っているので、満足度としては高いです。Amazon レビューを見ると、初期不良に関するレビューを見かけますが、前述の通り皆無ではないことを把握しておくことが大切です。

Amazon の microSD カード売れ筋ランキングを見ると、同製品の 64Gbyte が1位に君臨することが多いので、製品として人気が高いのが伺えます。

絶賛人気中の Team

  • スピードクラス …… Class 10
  • UHS-I
  • UHS クラス … 1
  • 最大転送速度 ………… 80 MB/秒

ここ数年で一気に名前が表に出るようになった台湾のメーカーです。価格の安さと色とりどりなデザインが特徴的です。Transcend は Amazon でも人気があるため、時折品切れになってしまうことがあります。その代替として十分なパフォーマンスを発揮してくれます。

ズバ抜けた特徴は何もありませんが、値段の安さはアドバンテージがあると言えるでしょう。ゲームで使うのが目的であれば、これくらいの読み込み速度があれば十分に要件を満たしてくれます。

コスパが良いイチオシの SD カード

  • スピードクラス …… Class 10
  • UHS-I
  • UHS クラス … 3
  • 最大読込速度 ………… 100 MB/秒
  • 最大書込速度 ………… 90 MB/秒

Nintendo Switch に利用するには十分すぎる能力を持っています。値段・性能に対する価格のバランスが良く、コストパフォーマンスは最強 と銘打っておすすめできる良い製品です。Samsung 製品なので信頼度も高いです。

この EVO Plus シリーズの他に、サムスンには上位モデルである PRO シリーズ、PRO Plus シリーズがあるものの、2017年にリニューアルした EVO Plus があまりにも性能が良すぎて、これらのハイエンドモデルの性能を追い抜いてしまいました。少し前までは PRO シリーズがイチオシでしたが、今は間違いなく EVO Plus がサムスンで最高の SD カードと言えるでしょう。

何を買ったら良いのか迷ったら Transcend か Samsung の SD カードを買っておけば間違いありません。こちらは Transcend よりも性能は格段と高いので、あとはどこまでの金額を出せるのか次第で選ぶと良いでしょう。

マイクロ SD カード選びは意外と難しい

普段から SD カードを利用しているユーザーであれば、自身のお気に入りのメーカーから選ぶのが良いですが、スマホを iPhone にしてから SD カードと無縁になってしまった人も増え、どの SD カードを選ぶべきか悩んでしまうのが正直なところだと思います。

僕はメインが Android であり、他にもデジカメやウェアラブル端末等でお世話になっているので、それなりに SD カードは使い込んでいるほうだと思っています。上記に紹介した製品は、僕がこれまで利用してきたものから選ばせていただきました。

Nintendo Switch は SD カードにそこまで強靭な性能を求めていないので、上記のいずれかを選んでおけば間違いありません。判断基準は人それぞれですが、Amazon や楽天の売れ筋ランキングも参考になると思うので参考にしてみてはいかがでしょうか。

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NJ

気力・体力勝負なシステム業界のエンジニアを経て、個人事業主として独立。Web サイト運営、動画制作など活動の場を広げています。

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