【用途別】おすすめマイクロ SD カード!容量と転送速度の選び方のポイント【コスパ重視/利用実績あり】

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マイクロ SD カードを選ぶ上で、性能を意識せずに値段だけで決めてしまうのはおすすめしません。理由は次の通りです。

microSD カードを値段だけで選んではいけない理由

  1. 利用する機器の性能を最大限に活かせなくなることがある
  2. データ使用量の見積もりが甘いと、容量不足で書い直しを強いられる
  3. 品質が悪いとデータが消えるリスクを伴う

つまり安い製品を選ぶと、自分にとって必要な性能を満たしていない SD カードを買ってしまう可能性があります。

だからと言って、値段が高ければ良いわけでもありません。性能過多であれば無駄遣いした買い物になる上、場合によっては SD カードリーダーの買い替えを強いられることもあります。

必要な性能を決めて値段や口コミで判断するのがベスト

microSD カードの選び方のポイントは、利用目的の製品に対してどのくらいの性能が必要であるかをきちんと把握しておくことが大切です。

例えばスマートフォン用や、タブレット用、カメラ用、ゲーム用など、目的が異なれば求められる性能も変わってきます。性能が決まって、そこでようやく値段を確認したり口コミの情報を細かくチェックして、購入対象の製品を決めましょう。

目次

紹介する microSD カード【3選】

このページでどのような microSD カードを紹介するのか、先に製品をご覧ください。このあと選び方のコツと、用途別のおすすめ製品、ならびに製品ごとの詳しい仕様を紹介していきます。

microSD カードの性能とは?

microSD カードによって能力差が出るポイントが「転送速度」です。つまりデータ書き込み速度データ読み込み速度の数値が、microSD カードの性能になります。

性能差は書き込み速度に現れる

値段により多少の差はあるものの、読み込み速度に関してはそれなりの性能を持ったものが多いため、余程安いものを選ばない限り用途に合わないようなことはありません。一方で、書き込み速度は microSD カードによって差が出るポイントになります。

つまり、書き込み速度を意識した製品選びをすれば良いのです。では microSD カードを性能の観点から選べるように、どのような規格があるのか仕様の面から確認していきましょう。

microSD カードの種類

micorSD カードの種類

microSD カードの表面にはロゴが記載されています。これは SD カードの規格を表すものです。購入時には特に意識しなくて大丈夫です。

規格ロゴ特徴
SDmicroSD ロゴ最大容量 2GB まで。ファイルシステムは FAT12 or FAT16 に対応。
SDHCmicroSDC ロゴ最大容量 32GB まで。ファイルシステムは FAT32 に対応。
SDXCmicroSDXC ロゴ最大容量 2TB まで。ファイルシステムは exFAT に対応。

要するに SD カードの容量に関する規格だと考えてください。

性能を決めるスピードクラス

SDカードのスピードクラス

重要なのはここからです。SD カードの性能を表す規格がスピードクラスです。この規格では最低保証レート、つまり転送速度がどれだけ出るのか保証するものを定義しています。これらのロゴもマイクロ SD カード上に記載されています。

スピードクラスの記載例

それぞれのクラスが併記されていることもあれば、単独で記されている場合もあります。規格は古くからあるスピードクラス、そして UHS スピードクラスと続き、ビデオスピードクラスが最も新しい規格になります。名前の通り、動画撮影において、性能値として参考になるクラスです。ビデオスピードクラスは比較的新しい規格であるため、まだ記されていない SD カードが多く存在します。

なおこれらのクラスが併記されている場合は、新しいほうの規格で判断すれば OK です。

(古)スピードクラス → UHS スピードクラス → ビデオスピードクラス(新)

スピードクラスの規格

クラスロゴ最低保証レート
Class 2speed-class-2-logo2MB/秒
Class 4speed-class-4-logo4MB/秒
Class 6speed-class-6-logo6MB/秒
Class 10speed-class-10-logo10MB/秒

最上位の Class 10 であっても保証レートが 10MB/秒 しかありません。この数値は、フルハイビジョンの動画がギリギリ撮影できるかどうかのラインになります。もはや古い規格なので、選ぶ上での基準になることはありません。

つまり Class 10 が当たり前ということです。

UHS スピードクラスの規格

クラスロゴ最低保証レート
Class 1UHSスピードクラス1ロゴ10MB/秒
Class 3UHSスピードクラス3ロゴ30MB/秒

UHS スピードクラスでは、更に上位の最低保障レート 30MB/秒 が定義された規格が用意されています。4K や 8K などの高解像度な動画を撮影しない限り、UHS スピードクラス 3 があれば、何でも対応できる性能があると考えて OK です。

この規格はわずか2段階しかなく、少々分かりづらいところがあります。それらを一気に解消してくれるのが、最新の規格であるビデオスピードクラスです。

ビデオスピードクラスの規格

クラスロゴ最低保証レート
V6ビデオスピードクラス6ロゴ6MB/秒
V10ビデオスピードクラス10ロゴ10MB/秒
V30ビデオスピードクラス30ロゴ30MB/秒
V60ビデオスピードクラス60ロゴ60MB/秒
V90ビデオスピードクラス90ロゴ90MB/秒

2016年に定められた規格で、4K や 8K の高解像度の動画を撮影するために必要な性能が判別できるようになりました。クラスがそのまま転送スピードを表しているので、性能を判断しやすいのが特徴です。

2017年に販売された製品あたりから、ビデオスピードクラスが記載される製品が増えてきました。V30 以上であれば、動画撮影中に処理しきれなくてエラーが発生するような心配もありません。

スピードクラスとビデオフォーマットの対応関係

上位の書き込み速度を意識する必要があるのは、主に動画撮影時です。撮影したい動画の画質によって、選択すべきスピードクラスが決定します。

スピードクラスとビデオフォーマットの対応関係

それぞれのビデオフォーマットに対応するスピードクラスに幅があるのは、使用する機種によってビットレート(1秒あたりのデータ量)が異なるためです。例えば、スマートフォンで 4K 撮影できる機種があってもノイズが出てしまい、本格的な 4K ビデオカメラには画質が劣ります。高画質であれば同じ 4K でもビットレートが大きくなります。

つまり機種によってはフルハイビジョンの動画を撮るために 30MB/秒 必要だったり、4MB/秒 でもどうにか撮影できたりすることがあるのです。利用する機種の性能を最大限に活かすためには、きちんと適した SD カードを利用するのが重要です。

性能の最大値を定めたバスインターフェーススピード

バスインターフェーススピード

スピードクラスでは、最低保障レートが定義されていました。その一方で最高書き込み速度を定義したのがバスインターフェースです。ただしここで定義されるのはあくまで理論上の話。いくら利用する機器の性能が良くても、microSD カードがフルパワーの能力を発揮できないことが大半です。参考値として捉えておきましょう。

ローマ数字で定義されたバスインターフェースは、スピードクラスと同様に microSD カード上に記されています。

microSD バスインターフェースの記載

バスインターフェース単独で記載されることはなく、必ず最低保証レートが記されたスピードクラスとセットになっています。

バスインターフェーススピードの規格

バスインターフェースロゴ最大転送速度
定義なし25MB/秒
UHS-Ⅰバスインターフェース1ロゴ104MB/秒
UHS-Ⅱバスインターフェース2ロゴ312MB/秒
UHS-Ⅲバスインターフェース3ロゴ624MB/秒

元々2010年に制定された規格で、2017年に UHS-Ⅲ が追加されました。こんなに高速にデータ処理する必要があるのか?その均衡を破ったのが、圧倒的なデータ量を要する VR の登場です。ただ一般的な用途において UHS-Ⅲ は余剰な性能です。将来に向けて規格だけ先に定義されて、製品が世間に普及するのはまだ先です。

ではこの規格を踏まえて、用途に応じたおすすめの microSD カードを紹介していきます。

【目的別】必要な機能・性能

まずは用途に応じて、どの性能を持った microSD カードを購入するか検討してみましょう。

Android スマートフォン・タブレットで利用する場合

  • UHS スピードクラス 1 or 3
  • UHS-Ⅰ 以上
  • 容量は 128GB 以上がおすすめ

モバイル機器はカメラ性能にも限界があるため、4K 撮影に対応していても高速処理できる性能は不要です。それでも一部のアプリデータが microSD カードに保存されるので、データ転送速度は速いほうが望ましいです。

また microSD カードで最も容量を使うのが、写真や動画のデータです。頻繁に写真を撮影する人であれば 128GB は欲しいところ。それに加えて動画撮影もするなら、256GB も検討の余地ありです。

おすすめの microSD カード

GoPro やドローン等のビデオカメラで利用する場合

  • UHS スピードクラス 3
  • ビデオスピードクラス V30 以上
  • UHS-Ⅰ 以上
  • 容量は 64GB 以上
  • 防水性能があると良い

64GB だと 4K 撮影で約1~2時間、フルハイビジョン撮影で約3~4時間しか撮影できません。連続撮影時間を考慮して、64GB もしくは 128GB の microSD カードを複数枚持ち歩く人が多いです。

ウェアラブルカメラでの利用においては、万が一に備えて防水性能もチェックしておきましょう。(大半の製品は防水性能を持っています。)

おすすめの microSD カード

日本総代理店タジマモーターコーポレーションのサイトにも、GoPro に適合する microSD としてサムスンの EVO Plus の明記があります。

ミラーレス一眼・デジカメで利用する場合

  • UHS スピードクラス 1 or 3
  • UHS-Ⅰ 以上
  • 容量は 64GB 複数枚がおすすめ
  • 防水性能があると良い

デジカメは microSD ではなく、普通の SD カードが挿さる仕様です。でもフルサイズでない限り UHS-Ⅱ のような高性能は宝の持ち腐れとなるため、SD カードを利用するよりも、アダプターを使ってマイクロ SD カードを使う人が多くなっています。

その理由は SD カードよりも microSD カードのほうが、同じ容量でも高性能で価格も安いから。

撮影用の記録媒体として使う際は消耗品として扱われることが多く、大容量を1枚持つより 64GB 程度の容量で複数枚保有しているのが一般的です。撮影時にカードのエラーが出てもすぐに挿し換えられるように、予備的な位置づけで複数枚持つ人も居ます。

僕自身は旅行にミラーレスを持っていく時は、128GB のマイクロ SD カード3枚体制で準備していきます。

これはあくまでライトユーザーの話。プロ用の機材を使うなら、連射性能に耐えられる UHS-Ⅱ が必須です。

おすすめの microSD カード

ドライブレコーダーで利用する場合

  • UHS スピードクラス 1
  • UHS-Ⅰ
  • 容量は 32GB 以上
  • 書き込み頻度の耐久性が高いもの

ドライブレコーダーは高画質撮影が目的ではなく、それほど高い性能は求められません。その代わりに常にデータを書き込む機器であるため、機能面で耐久性の高さが求められます。書き込み速度は 20MB/秒 が目安。

なお容量がなくなると過去データから上書きされていくので、余裕を持って 64GB 以上を選ぶと良いです。

おすすめの microSD カード

Nintendo Switch で利用する場合

  • UHS スピードクラス 1 以上
  • UHS-Ⅰ 以上
  • 容量は 64GB 以上

Nintendo Switch の公式サイトにも、具体的な要件が掲載されています。読み込み速度は、速いほど快適に遊べると明記されています。

  • UHS-I 対応
  • 読み込み速度 60~95MB/秒

ゲームはプレイ中に大容量の書き込みが発生しないので、読み込み速度が条件を満たしていることを確認してください。ダウンロードするゲームのサイズは、大きいもので 20GB 近くになります。64GB だとすぐに容量がいっぱいになるので、128GB もしくは 256GB の利用をおすすめします。

Samsung であれば 256GB モデルも簡単に入手できます。128GB であれば Transcend のほうが安く買えることが多いです。

おすすめ microSD カード

それでは上記の必要な性能を踏まえて、おすすめの microSD カードを紹介していきます。

Samsung microSDXC カード EVO Plus

楽天の値段が安いのは海外リテール品が混ざっている為。メーカー保証が受けられないので購入の際はご注意を。

  • UHS スピードクラス 3
  • UHS-I 対応
  • 最大転送速度 130MB/秒
  • 防水・海水対応、耐温度、耐磁、耐X線
  • 保証期間10年

どの観点から見ても コストパフォーマンスが抜群 の SD カードです。2021年10月に新モデルが発売され、従来より最大転送速度が 30% 向上しました。もうこの最強のコスパを超えられる製品はありません。

また Samsung の SD カードは、実測値で転送速度が最大速度に近い数値が得られます。

以前は 64GB がイチオシでしたが、スマホでも動画を撮影する機会が増えたこと、そして大容量でも低価格になったことから、最近では 128GB 以上が最強コスパの製品になっています。

余談ですが、僕がメインで使っているのが EVO Plus の 128GB モデルです。Android スマホ、Fire HD タブレット、アクションカム等、最近は新商品を購入すると 128GB の microSD もセットで注文するほどのヘビーユーザーです。4K 動画の撮影も問題なく使えています。

SAMSUNG EVO Plus 128GB

用途を問わず使いまわせる安定した性能、耐久性も高く、数年に1度モデルチェンジを行い、今では Transcend を抜いて Amazon 人気 No.1 の座を勝ち取った最強の SD カードです。

おすすめポイント
  • 128GB モデルは何でも使えるオールマイティー
  • 128GB モデルは 4K 撮影にも使える
  • 売れ筋商品で安定して価格が安い
  • 買い増しのリピーターが多い
  • 保証期間が10年と他社製品よりも期間が長い
  • 迷ったら時はこれを選べば間違いなし
  • 日本サムスン正規品で保証がしっかりしている
  • 4K はもちろんのこと 8K 動画の撮影にも対応
  • GoPro にも適合すると代理店のお墨付き

なお 256GB の性能の高さが抜群なのが EVO Plus の特徴です。動画撮影する頻度が高いなら、間違いなく大容量モデルがおすすめです。

Transcend microSDXCカード

  • UHS スピードクラス 3
  • UHS-I 対応
  • 最大転送速度 100 MB/秒
  • 保証期間5年

次点でおすすめできる万能 microSD カードがこちらです。最大転送速度は 100MB/s です。数字上はサムソンほどではありませんが、ここまで速くなると、体感的にそこまで変わりません。(どちらも速いと実感できます)

なお microSD カードは値段の変動が大きいので、SAMSUN の製品よりも安く手に入るのであれば、検討の余地は十分あるでしょう。

おすすめポイント
  • Samsung には劣るがオールマイティー
  • 数年前までは人気 No.1
  • 性能・価格の条件を下げた場合の選択肢の1つ

Transcend 高耐久 microSDHCカード

  • UHS スピードクラス 1
  • UHS-I 対応
  • 最大読込速度 94MB/秒
  • 最大書込速度 45MB/秒
  • 保証期間2年

書き込みの形式に採用された MLC フラッシュメモリーは、メモリーセルに書き込む情報が一般的なものより少なく、度重なるデータの書き換えに強い構造になっています。

つまり常時書き込みが生じる、ドライブレコーダーや監視カメラ用として最適な SD カードとして作られている製品です。なおドライブレコーダーの機種によっては、上限 32GB までの SD カードしか対応していない場合があります。事前に対応している容量の確認必須です。

おすすめポイント
  • 高耐久の SD カードとしての信頼度が高い
  • 不要な性能を載せず価格を安く抑えている
  • 常時利用であるのに保証期間が2年もある

並行輸入品などの海外製品の購入にはご注意を

最後に、今回おすすめの microSD カードを紹介する上で、性能は満たしていても並行輸入品や海外パッケージ版で販売されているケースが多いため、対象から除外した製品があります。

並行輸入品は国内サポートが受けられない

これらは日本国内メーカーにおいて保証が受けられない製品です。SD カードはいくら信頼の高いメーカーの製品を購入しても、数ヶ月で故障してしまう製品がまれに含まれています。初期不良による交換期限が切れた場合は、通常サポートによる保証で交換してもらうことになるので、海外用に作られたものを購入するのはおすすめできません。

もちろん国内正規代理店が販売している場合もあります。ただその場合、SanDisk あたりは上記で紹介した商品よりも値段が大きく上回ってしまうため、価格面でおすすめできないところから紹介を控えさせていただきました。

上記で紹介した製品は、全て保証がしっかりしているので安心してお選びいただけます。

以上、おすすめの microSD カードのご紹介でした。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。個人事業主として独立して Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりしています。

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