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2000本の桜が出迎える新潟県新発田市の加治川堤!新潟のおすすめ桜スポット

更新日: 公開日:2017/04/29
新潟県新発田市の加治川堤の桜

東京の桜が満開の時期に花見をすることができなかったので、足を伸ばして新潟まで行ってきました。2017年は桜の開花が例年より遅かったため、4月上旬が見頃のスポットも中旬頃に見頃を迎えました。

目指した場所は、新潟県新発田(しばた)市にある加治川堤です。大正時代には、なんと6,000本の桜が連ねていました。昭和に入り水害と河川改修により一度は失われたものの、復元が進み現在は2,000本近くの桜を見ることができます。

地図を見ていただくとよく分かります。このピンク色の部分が全て桜です。川沿いに桜並木を歩いても、片道90分ほどの道のりで、その距離は 7km 近くにも及びます。

加治川堤 桜みちマップ

こんな長距離に渡って桜の木が植えられている場所は、日本中を探しても滅多にありません。ここはどのような雰囲気の場所なのか、写真と共に紹介していきます。

加治川堤の桜並木ってどんな感じ?

どこまでも続く桜並木

加治川堤の桜並木

堤防の様子はご覧の通りです。後ろを振り返っても、視界に入る限り延々と桜の木が続いています。東京だと飯田橋から四谷まで続く外濠(そとぼり)公園が有名ですが、2km ほどの道のりに250本近くの桜が植えられている程度なので、規模感が全く違います。

加治川堤の桜並木

川を超えた堤防の反対側を見ても、ずっと続く桜並木。どこを見ても視界には桜。ここまで咲き乱れていると圧巻です。

加治川堤の桜並木と伝送線加治川堤の桜並木と伝送線

満開の時期は混雑しているの?

加治川堤の桜

僕が出向いたのは早朝の 8:30 だったこともあり、数人見かけた程度でガラガラでした。10:00 近くになると一気に人が押し寄せ、駐車場に止めようとする車が数多く入ってきました。ちなみに駐車場は無料で、混雑が予想される日は大きな臨時駐車場も用意されているようです。

これほどの規模で桜並木がどこまでも続いてるので、人が多くても全く気にならないと思います。

桜の見頃は4月上旬~中旬

新潟で最も有名な桜の名所の1つ、高田城のある高田公園の見頃は東京とさほど変わらず4月初旬です。そして、高田公園の桜が終わって葉桜が目立ち始める頃に、この加治川堤の桜が満開を迎えます。

なお、満開の時期は10日間ほど夕方~22時までライトアップしています。2017年は写真の通り満開であるものの、既にライトアップの期間は終わっていました。夜桜を見ようと思っている方は、事前に調べてから出向くようにしましょう。例年通りであれば 4/5 前後から10日間の日程で実施されます。

詳細は新発田市観光協会のサイトを参照ください。3月下旬にお知らせが更新されます。

加治川堤の桜並木までのアクセス

加治川堤の桜

電車の場合

JR 加治川駅(新発田駅の隣)から、徒歩20分で加治川に出られます。少し離れているものの、頑張れば歩ける距離です。

車の場合は加治川治水記念公園へ向かう

ナビで設定して目指す場所は「加治川治水記念公園」です。僕はこちらの駐車場を利用させていただきました。なおトップの写真は、この公園内で撮影したものです。

日本海東北自動車道の聖籠新発田(せいろうしばた)インターが最寄りになります。

施設名称加治川治水記念公園
所在地新発田市真野原463-1
地図Google マップ
マップコード157 546 343
アクセス・ JR羽越本線「新発田駅」より車で30分
・ 日本海東北自動車道「聖籠新発田IC」より車で20分
駐車場普通車:40台(無料)

なおカーナビ設定しても場所が特定されないケースがあるので、その場合は地図を参照しながら手動で目的地を設定するか、上記のマップコードをご利用ください。

マップコードとは、日本全国の場所を番号で定義したコードです。QR コードを開発したデンソーが作った日本独自のコードで、国内メーカーのカーナビであれば、古い機種であってもマップコードによる目的地設定が行えます。

新潟の桜の季節は長い

加治川堤の桜とダッフィー

新潟県は南北に長い県であり、山沿いや海沿いなど場所によって気候が大きく異なります。そのため南側の地方で桜の見頃が終わっても、少し北上したり山の方へ向かっていけば、いくらでも見頃の桜スポットを見つけられます。

新潟には他にも規模の大きい桜の名所がたくさんあります。また桜の時期に新潟へ出掛ける機会があれば、他の場所も開拓したいですね。

今回訪れた加治川治水記念公園は、のんびりと桜を楽しめる場所でした。新発田方面ゆえ新潟観光ついでに寄るには少し離れていますが、とても良い場所でしたので機会があればぜひ足を運んでみてください。

以上、2000本の桜が出迎える新潟の桜の名所「加治川堤」の紹介でした。

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このブログの運営者

NJ

東京在住の個人事業主。まとまった仕事が片付くと妻と日本中を旅しているので、その記録を残しているブログです。移動手段は車がメイン。本州であれば車中泊しながら温泉に入ったり、あちこちの神社・仏閣巡りをしています。

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