ここにもあった静岡限定のご当地グッズ「横断バッグ」
新東名高速道路の静岡サービスエリアに入った時のこと。道路交通標識がプリントされたグッズが売られていました。見ると全て「横断中」の標識がプリントされています。
静岡限定と言えば、真っ先に思い浮かぶのがレストラン「さわやか」ですが、こんなところにも静岡限定があるなんて初めて知りました。
子供の安全を第一に考案されたバッグ
横断バッグとは、子どもたちが安全に通学できるようにと考案された小学生の通学用サブバッグだそうです。経緯を知ると、なかなかのアイデア商品だったりします。
一昔前は、通学路に横断歩道があるところは、子どもたちが横断する旨を伝えるための黄色い小旗が設置されていました。しかし登下校時の人数が多い時間帯は旗を持って渡る子供が少なく、これは危険だと感じて作られたのが「横断バッグ」です。ナイロン製で表面は防水加工も施されています。
そしてこの「横断バッグ」は、静岡の小学生にとって定番のアイテムらしいのです。東京近郊では見たことがなく、静岡出身の人にとっては全国的な商品でないことにビックリする人も多いようです。
大人も使える「横断バッグ」グッズ
なぜ、小学生用のカバンなのにサービスエリアで販売しているのか不思議でしたが、すぐにその謎は解けました。バッグだけでなく様々な商品展開をしています。お守りケースやスマホケース、ペットボトルホルダー、お弁当箱入れ 、大人用の横断バッグなど。
ご覧の通り、カラーバリエーションも豊富です。
子供だけでなく、昔「横断バッグ」にお世話になった大人たちも使えるアイテムが豊富に用意されています。静岡サービスエリアで一番の売れ筋商品は「お弁当箱入れ」です。
元々は子供用に作られた商品なので、内側の縫い目が補強されているなど、丈夫に出来ているのが特徴です。またマチが付いていて、ある程度の厚みがある荷物も入れられます。思いの外、利便性は高いかもしれませんね。
詳細は販売元である「横断バッグのミヤハラ」のホームページをご確認ください。
ご当地グッズを見つける楽しみ方
高速道路上のサービスエリアやパーキングでご当地物を探すと、現地の食材を用いた食料品ばかり目に留まりますが、このような地域特有の商品を見つけるとそれだけで楽しくなります。日本全国にはご当地グッズが数多く存在します。旅路の途中で探してみるのも、また一興ではないでしょうか。
なお今回紹介した横断バッグは、東名高速道路では富士川 SA (上り)、新東名高速道路では静岡 SA (上り・下り) で販売されています。他の取り扱い店舗は、公式サイトをチェックしてください。いつの間にか東京でも買えるお店が増えたみたいです。
以上、静岡のご当地グッズ「横断バッグ」の紹介でした。