静岡のパワースポット「白糸の滝」までのアクセスと駐車場の情報

静岡県富士宮市に位置する「白糸の滝」は、富士山麓に降った雪解け水が長い年月を経て、馬のてい鉄の形をした馬蹄 (ばてい) 状の崖から湧き出した水が、横幅約 150m (落差 20m) に渡り流れ落ちています。

滝の数は大きいものから小さいものまで合わせると、数百にも及びます。湧き水で構成される白糸の滝は国の「名勝」および「天然記念物」に指定されています。2013年に富士山が世界遺産となり、白糸の滝は構成遺産として登録されています。そして浄化のパワースポットとしても有名です。

白糸の滝へのアクセス

車でのアクセス

公共交通機関 (電車・バス) でのアクセス

バスの情報は一例です。本数もかなり少ないため、バスで出掛ける際は事前に確認をしておいた方が良いです。

「白糸の滝」の駐車場

専用の有料駐車場は割高

近辺に無料の駐車場はありません。大きめの専用駐車場が併設されています。ここは乗用車が500円ですが、この周りにもう少し安く止められる駐車場があります。

安く止めるなら白糸ガーデン駐車場がお得

上記写真の奥に青い看板が見えると思いますが、止めるならそちらの駐車場がおすすめです。その駐車場は白糸の滝の入口付近（上記写真のすぐ横）にある店舗「白糸ガーデン」利用者用の駐車場で、利用料金200円で止められます。

しかも、白糸ガーデンで500円以上買い物をすると駐車料金が無料になる、とてもお得な駐車場です。

このように駐車券をもらい、買い物をすると裏にハンコを押印してくれます。駐車料金 500円の部分に取り消し線が入っているので、繁忙期になると値段が変わるのかもしれません。

ちなみに僕が行ったのは、11月の平日でちょうど紅葉が見頃の時期です。店を利用しなくても200円で済むので、結果的には安く抑えられます。

こちらが白糸ガーデンです。営業時間は9時～17時 (夏期は8時～18時) です。白糸の滝へ行くのに必ず目の前を通るので、行けばすぐにわかります。

各種お土産の販売から、食事処まであります。

Ｂ級グルメ「富士宮やきそば」が美味い

ここではＢ級グルメの「富士宮やきそば」も食べられます。

富士宮やきそばは専用の麺が用意されており、表面に振りかけられたイワシの削り粉 (だし粉) とウスターソースが相重なった独特な風味を醸し出しているのが特長です。値段もお手頃で、だし粉が効いてとても美味しいです。

白糸ガーデンでは、富士宮やきそばが600円で提供されています。男性の場合は普通盛りだと少し物足りないので、プラス150円で大盛りにするのがおすすめ！

こちらの食事代でも、駐車料金が無料になります。他にも施設利用による料金無料の駐車場があるようなので、併設の駐車場へ停める前に探してみると良いかもしれません。

見どころは「音止めの滝」と「白糸の滝」

滝の見学は無料

それぞれの滝を見学するための料金は掛かりません。

音止めの滝

白糸の滝へ向かう歩道の途中に、幅 5m 落差 25m ある「音止めの滝」が左手に現れます。勢いのある豪快な滝です。ドドド…と滝壺に落ちる水の音が辺りに響きます。

白糸の滝

少し歩いていくつかの商店を通り過ぎると、いよいよ「白糸の滝」が姿を現します。

滝壺の手前まで歩けるように、舗装された歩道が設置されています。近くまで行くと、霧状の水しぶきが掛かります。ずっと霧雨が降っているような感じでしたが、なんだか心地よい印象を受けました。

年間を通じて水温は12℃、毎秒1.5トンの湧水が流れ出ているそうです。これが全て富士山の湧き水なのが驚きです。これだけ多くの滝に囲まれていると、マイナスイオンの効果も凄そうですね。

白糸の滝へ行った時間外は、ちょうどお昼時でした。早朝から見ることも出来るのですが、明け方は霧が発生することが多いようです。

所要時間は30分程度

全体をゆっくり見て回っても30分程度、食事の時間を入れて１時間くらいです。写真だとの伝わりにくいですが、落差 20m の白糸の滝は圧巻でした。

いざ滝を目の当たりにすると、写真のイメージとはまるで違います。自分の目で見て肌で感じて欲しい観光スポットなので、お近くへ行った際は是非立ち寄ってみてください。

以上、静岡県富士宮市にあるパワースポット「白糸の滝」のご紹介でした。