Windows 10 で OneDrive の同期フォルダを C ドライブから移動する方法
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Microsoft のクラウドサービス OneDrive は、初期設定では C ドライブ上でデータが同期されます。メインドライブに SSD を採用している場合など、環境によってはハードディスクで構成されたセカンドドライブ(D ドライブや E ドライブ)でクラウドデータを同期したい場合もあります。
そこで OneDrive の同期先を C ドライブから変更する手順について説明していきます。
OneDrive の初期フォルダ
Windows 10 であれば、通常はユーザーフォルダ配下に OneDrive のディレクトリが存在します。
C:\Users\[ユーザー名]\OneDrive
ただし Windows 7 や Windows 8.1 で過去に SkyDrive(OneDrive の旧名称)を利用していた場合や、そこから Windows 10 にアップグレードした場合はフォルダ名が異なるケースがあるのでご注意ください。
C:\Users\[ユーザー名]\SkyDrive
ここでユーザー名が分からなければ、1つ上の階層の Users フォルダから自身のユーザーフォルダーを見つけてください。
OneDrive の同期フォルダを移動する手順
- タスクバー右下のインジケーターを表示して( アイコンをクリック)OneDrive のアイコンを表示
- OneDrive のアイコンを右クリックして [設定] を選択
- 設定画面の [アカウント] タブの上部にある [この PC のリンク解除] をクリック
- リンク解除の確認ダイアログが表示されるので [アカウントのリンク解除] を選択(オンラインのみのファイルは削除されると記されていますが、再び同期設定することで参照できるようになります)
- リンク解除まで少々時間が掛かるので、そのまま放置しておくと OneDrive の設定画面が表示されます(この時点では設定画面を操作しない)
- C:\Users\[ユーザー名] に移動して OneDrive を選択し [移動先] を指定。例えば僕の場合 E ドライブ直下に移動するので、移動先は E ドライブを指定。
- 移動が完了したら、移動先のディレクトリを確認します。ここで OneDrive のフォルダが生成されていれば成功です。このまま OneDrive のフォルダへアクセスしてください。
- 再び設定画面が表示されるので、Microsoft アカウントでサインイン
- 下記の画面が表示されたら OneDrive のフォルダの場所を確認し、移動前のフォルダが表示されていたら [場所の変更] をクリックして、新しい移動先のフォルダを選択し直します。
- 場所の変更を実施すると、下記の確認ダイアログが表示されるので [この場所を使用] を選びます
- あとは画面の指示に従って進めば設定完了です。
以上、Windows 10 で OneDrive の同期フォルダを C ドライブから移動する方法でした。