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予算7万円以下おすすめノートパソコン!初心者向けにもわかりやすく紹介

更新日: 公開日:2024/01/14
予算7万円以下おすすめノートパソコン!初心者向けにもわかりやすく紹介

ノートパソコンが欲しいけど、いくらのパソコンを買えばいいのかわからない。できるだけ予算は抑えたい。

安く買いたい気持ちはわかります。しかし安すぎるノートパソコンは、価格相応に性能が低くなるデメリットがあります。簡単な事務作業、ネットサーフィンでも動作が重い。そんなスマホより使い勝手の悪いパソコンはおすすめしません。

そこでパソコン初心者から経験者まで、それなりに快適に使えるけど安く購入できるノートパソコンを紹介します。その最低ラインをクリアできるのが予算7万円です。なぜその価格帯なのか、初心者にもわかりやすく解説しますので、ぜひパソコン選びの参考にしてください!

ここで紹介するのは Windows を搭載した PC です。予めご承知おきを。

目次

7万円のパソコンってどんなパソコン?

まず知っておいて欲しいこと。多くのユーザーにとって、1台のパソコンを使い続ける期間は少なくとも5年以上、場合によっては10年近く使い続ける人もいます。

そして安く買えるパソコンの特徴は、2つあります。あなたはどちらを買いますか?

  • 性能が低い激安パソコン
  • 型落ちモデルで安くなったパソコン

おすすめは、後者の「型落ちで安くなったパソコン」です。

型落ちだけど高性能

多くの機種が CPU の更新に伴い、1年くらいで新型に入れ替わります。昨今のノートパソコンは CPU 性能の向上が著しく、1年程度の型落ちでは大した性能差はありません。余程パソコンに詳しくないユーザーでない限り、体感で性能の向上を気付けないレベル。

つまり「型落ち」と聞こえは悪いですが、パソコンの性能は十分高いです。この先何年も使い続けることを考えると、1年の型落ちは誤差レベル。そしてここで紹介する予算7万円のノートパソコンは、元々は10万円くらいで購入するようなレベルの機種です。

予算7万円でパソコンを購入するなら、性能が良い型落ちモデルを選ぶのがポイント!

7万円のパソコンで何ができる?

型落ちモデルなら、安く買える。でも具体的に何ができるのか。自身がパソコンでやりたいこと、購入の目的を満たしていることも重要です。

今回紹介するパソコンは、標準レベルの性能を持つ機種です。ビジネスの現場でも、利用者が多いスタンダードモデル。ネットサーフィンやメール、Web会議、事務系の処理など、一般的な処理を問題なく行える能力を持っています。

7万円のノートパソコンでできること
用途可否備考
Web閲覧◎画面遷移、スクロールもサクサク動く
事務処理◎Word、Excel 等の事務作業は問題なし
Web会議◎カメラ・マイク内蔵で動作も問題なし
プログラミング◎メモリ容量大きめがおすすめ
動画閲覧◎4K の映像でも遅延なく快適に視聴可能
写真現像○色調変更、カラーミキサー程度は問題なし
動画編集○基本的な映像処理は快適に行える
ゲーム△Minecraft のような軽めなゲームはプレイ可能
3Dモデリング✗グラフィックボード必須

今回紹介するパソコンは、動画編集のような CPU 性能が求められる処理でも問題なく動作する端末を選んでいます。しかも、数年にわたって使い続けられるように、メモリ容量は 16GB、ストレージは 512GB 構成のハイパフォーマンスなモデルばかり。

価格だけ見て安いものを選ぶのは簡単ですが、性能が高いのに安く買える高コスパ端末を選ぶには、ある程度の知識が必要になります。ここでは7万円の予算で購入可能な、圧倒的に満足できる機種を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

7万円以下おすすめノートパソコン

DELL Inspiron 14 AMD モデル

おすすめ
Inspiron 14
CPUAMD Ryzen 5 7530U
メモリ8GB / 16GB
ストレージ256GB / 512GB / 1TB
ディスプレイ14型 非光沢 1920✕1200
端子類HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン、SDカードリーダー
カメラ1080p FHD、マイク
バッテリー最大10時間駆動
重さ約1.59kg
価格約6.9万円から

7万円PCの最強モデル。メモリ容量を 16GB に変更して、ストレージ容量 512GB を選択しても7万円以下。どれを買えば良いか迷ったら、この機種を買っておけば正解の端末。重量は 1.6kg あるものの、体感的にはそこまで重く感じない。

USB-C 端子だけでなく、USB-A 端子もあり、HDMI 出力も可能。カメラ、マイク、イヤホン端子も備えて、使いやすい構造をしているマシンです。

CPU の Ryzen 5 7000 シリーズは、第12世代 Intel Core i7 に近い性能を持ちます。Intel 版 CPU だと9万円以上の価格になってしまう同モデルが、Ryzen を選択するだけで安く買えてしまう。SD カードリーダーがついているのもポイントが高い。

用途おすすめコメント
ビジネス◎コストを抑えて購入できる優秀な機種
学生○最初の1台として良いが 1.6kg は持ち運びが大変
普段使い◎何をするも快適に使える1台

購入時は、メモリ 16GB に変更するのをお忘れなく。

DELL Inspiron 15 AMD モデル

DELL Inspiron 15
CPUAMD Ryzen 5 7530U
メモリ8GB / 16GB
ストレージ256GB / 512GB
ディスプレイ15.6型 非光沢 1920✕1200
端子類HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン、SDカードリーダー
カメラ720p HD、マイク
バッテリー最大8時間駆動
重さ約1.63kg
価格約6.9万円から

Inspiron 14 モデルより一回り大きく、キーボードにテンキーが付いたモデル。CPU を Ryzen 3 7320U であれば5万円台で購入できてしまう、超コスパの高い端末。ただし値段相応に性能も落ちます。

動画編集ができるような性能を求めるなら、CPU を Ryzen 5 7530U にアップデートして購入するのが圧倒的におすすめ。メモリ 16GB、ストレージ 512GB となり、紹介した Inspiron 14 と処理性能は同じ。価格も一緒です。

ただし画面解像度と、カメラの解像度、バッテリー駆動時間は Inspiron 14 が上回るため、画面の大きいテンキー付きの Inspiron 15 とどちらにするか、迷うポイントになるかと思います。

用途おすすめコメント
ビジネス◎事務系などフルキーボードが求められる状況で活躍
学生△筐体が大きいのでテンキー付きPCは不向き
普段使い◎固定した置き場所があるなら大きいほうが使いやすい

購入時は、CPU を Ryzen 5 7530U に変更するのをお忘れなく。

Lenovo IdeaPad Slim 170

IdeaPad Slim
CPUAMD Ryzen 7 5700U
メモリ16GB
ストレージ512GB
ディスプレイ15.6型 非光沢 1920✕1080
端子類HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン、SDカードリーダー
カメラ720p HD、マイク
バッテリー最大14時間駆動
重さ約1.6kg
価格約6.5万円から

今回紹介する機種の中で、ベンチマークスコア上では最も高い CPU 性能を持つ Ryzen 7 5700U を搭載。画面も大きく扱いやすい端末です。

当然メモリ 16GB、ストレージ 512GB を搭載。テンキー付きでこの価格帯なら安すぎるほど。性能重視だけと安くパソコンを買いたい。そんなユーザーにぴったりの1台です。ただし本体が大きいモデルのため、携帯性は皆無です。その点はご注意を。

用途おすすめコメント
ビジネス◎カードリーダーNG要件なら、DELLよりこちら
学生△筐体が大きいモデルは扱いづらい
普段使い◎Inspiron 15 同様、大きいのは使いやすい

なお前述で紹介した DELL の Inspiron シリーズと異なり、SDカードリーダーが付いていません。仕様上、異なる箇所はそこだけ。

Lenovo V14 Gen 4 AMD

Lenovo V14
CPUAMD Ryzen 5 7530U
メモリ8GB
ストレージ512GB
ディスプレイ14型 非光沢 1920✕1080
端子類HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン、有線LANポート
カメラ720p HD、マイク
バッテリー最大12時間駆動
重さ約1.43kg
価格約6.8万円から

CPU は DELL の Inspiron と同じ Ryzen 5 7530U を搭載。SDカードリーダーは無いが、有線 LAN ポートが付いているモデル。ビジネス用途においては LAN 接続が求められるケースが多いため、USBアダプターが不要な機種が好まれます。

もちろん Wi-Fi も使えます。

メモリは 8GB と、他のモデルより少ないモデル。重い処理には向かないですが、事務系の処理や Web 閲覧など一般的な用途においては不自由することはありません。動画編集など行わない限り、8GB で足ります。

ただビジネス用途でない限りは、メモリ 16GB に拡張されたモデルのほうがおすすめです。

用途おすすめコメント
ビジネス◎携帯できて有線LAN接続のニーズに応えてくれる
学生△メモリ 16GB モデルを推奨したい
普段使い◎性能は問題なし

Lenovo V15 Gen 4 AMD

Lenovo V15
CPUAMD Ryzen 5 7530U
メモリ8GB
ストレージ512GB
ディスプレイ15.6型 非光沢 1920✕1080
端子類HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン、有線LANポート
カメラ720p HD、マイク
バッテリー最大9.6時間駆動
重さ約1.65kg
価格約6.8万円から

Lenovo V14 と性能はほぼ同じ。本体は一回り大きいく、テンキーが付いたモデル。画面が大きくなった分、バッテリー駆動時間が短くなっています。

価格も同等。有線LANも利用可能。こちらの端末も、ビジネス色が強いです。V14 と V15 どちらにするかは、テンキーの必要性と携帯するかどうかで判断すると良いでしょう。

用途おすすめコメント
ビジネス◎有線LAN接続する一般用途での利用には最適
学生△大きい筐体は持ち運びに不便
普段使い◎Wi-Fi が使えるなら Inspiron をおすすめしたい

有線LANポートはアダプターで拡張できる

ここで紹介した端末のうち、DELL の Inspiron と Lenovo ThinkSlim には有線 LAN のポートがありません。パソコンを選ぶ条件として LAN 接続が必要な場合どうすればいいのか?

その答えは簡単で、USB接続で拡張できるアダプターを使えば OK です。

このアダプター、重量はわずか 26g の超軽量でありながらも 1Gbps まで対応。携帯性に優れているだけでなく、高速通信にも対応しているのがポイント。Wi-Fi しか利用できないパソコンでも、このアダプターがあれば有線 LAN が接続可能になります。

Office ライセンス付きで7万円は無理

Excel や Word の利用が必須で、会社で Microsoft Office ボリュームライセンス等が提供されず、パソコンとセットで購入が必要な場合は予算7万円では足りません。

相場はパソコン代+2万円くらい。最低でも10万円近い予算が必要です。

Office ライセンス付きの機種は、HP や Lenovo、富士通の公式サイトで探しやすいページが用意されています。どの機種もここで紹介した性能と同じ、またはそれ以上のものなので安心して利用できます。

DELL は Office 付きの機種が探しづらいので載せません

余談ですが、正規の Microsoft Office のアプリである必要がなければ、互換性のあるフリーソフトを利用する方法もあります。ちょっとした表計算や、請求書・領収証などのドキュメント作成であれば、有料の Office を使わなくてもこちらのソフトで対応可能です。

操作性は、ほぼ同じ。互換性により Office 用のファイルも開けます。僕もサブのパソコンに入れて使っています。

予算10万円にしたら性能はアップする?

ぶっちゃけここで紹介している機種は、十分に性能が高いモデルです。予算を10万円にしたところで、著しい性能アップを見込むのは難しいです。実際 CPU に Intel の Core i シリーズが選べるといった観点もありますが、実用性はあまり変わりません。

コスパ的には7万円で買える機種が最も優れているものの、高いパソコンを選んだ場合は、機能的に使いやすくなるメリットを得られるのがポイントです。

予算10万円のパソコンについては、別途まとめています。ここまで読んだ方にはあまり参考にならないと思いますが、どのような機種があるか気になる方はどうぞ。

1kg 未満のパソコンが買える

おすすめ
HP
CPURyzen 5 7000 シリーズ
メモリ8GB
ストレージ256GB
ディスプレイ13.3型 非光沢 1920✕1200
端子類HDMI、USB-A、USB-C、3.5mmジャック
カメラ720p HD、マイク
バッテリー最大12時間駆動
重さ約957g
価格約10万円
他社と比較しても 1kg を切る軽量モデルで、圧倒的に価格が抑えた機種。ノートパソコンとして総合的なコスパの高さがずば抜けている。

持ち運ぶなら軽さが重要。この HP の Pavillion Aero 13 は、1kg 未満の超軽量マシンながらも、10万円の低価格で買える機種です。7万円からもうちょっとだけ予算を出せるなら、ガチでおすすめしたい1台。

もちろん軽量マシンは各メーカーラインナップがあります。ただし値段が高くなってしまうのがデメリット。個人的には富士通もおすすめですが、これらと比べても Pavillion Aero 13 がいかにコスパの高い軽量モデルなのかがわかると思います。

デザイン性の高いパソコンが選べる

DELL XPS 13
カラースカイ / アンバー
CPU第12世代 Intel Core i5 / i7
メモリ8GB / 16GB
ストレージ256GB / 512GB
ディスプレイ13.4型 FHD+ 非光沢 1920✕1200
ポートThunderbolt 4 ✕ 2
セキュリティ指紋認証
カメラ720p HD、マイク
バッテリー最大16時間駆動
重さ1.17kg
価格約14万円から
洗練されたデザインは Windows マシンの中でも指折り。無駄のないシンプルな作り。CPU性能も高くマルチに使える機種。
Surface Laptop Go 3
CPU第12世代 Intel Core i5
メモリ8GB、16GB
ストレージ128GB (プラチナ限定)、256GB
Surface Laptop Go 3
CPU第12世代 Intel Core i5
メモリ8GB、16GB
ストレージ256GB
Surface Laptop Go 3
CPU第12世代 Intel Core i5
メモリ8GB、16GB
ストレージ256GB
Surface Laptop Go 3
CPU第12世代 Intel Core i5
メモリ8GB、16GB
ストレージ256GB

パソコンをただの道具として扱うなら、意識するポイントではないものの、ファッション的な要素を求めるなら価格帯も少しばかり高価になります。

この2機種は、どちらもおすすめモデル。Macbook にも負けない、Windows 端末でデザイン性のある機種を求められたら、真っ先に紹介したい2台です。

特に Surface Laptop Go 3 は画面タッチ操作にも対応しているので、キーボード操作が苦手でスマホのように直感的に操作したい人にもおすすめ。しかも Office ライセンス付き。価格は15万円近くしますが、携帯性にも優れている万能端末。個別にレビューもしているのでぜひ参考まで。

性能面でも、CPU には第12世代の Core i5 を搭載し、用途を問わず使える高性能マシンです。

まとめ

予算7万円で買えるパソコンは、機種は少ないものの一般的な用途から動画編集に至るため、幅広い用途で使えるパソコンがラインナップされています。

ビジネス用に使うためコストを抑えたいユーザー、学校へ日常的に持ち運ぶため破損のリスクを踏まえて安く抑えたい人、様々な需要に応えられるギリギリのライン。これ以上安いパソコンは、どうしても性能が犠牲になるためおすすめできません。

高い性能を持ちながらも、限りなく予算を抑えてパソコンを買う。そんな方々におすすめしたいパソコンを紹介しました。最後に改めてリンクを掲載しておきます。

おすすめ
Inspiron 14
CPUAMD Ryzen 5 7530U
メモリ8GB / 16GB
ストレージ256GB / 512GB / 1TB
ディスプレイ14型 非光沢 1920✕1200
端子類HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン、SDカードリーダー
カメラ1080p FHD、マイク
バッテリー最大10時間駆動
重さ約1.59kg
価格約6.9万円から
DELL Inspiron 15
CPUAMD Ryzen 5 7530U
メモリ8GB / 16GB
ストレージ256GB / 512GB
ディスプレイ15.6型 非光沢 1920✕1200
端子類HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン、SDカードリーダー
カメラ720p HD、マイク
バッテリー最大8時間駆動
重さ約1.63kg
価格約6.9万円から
IdeaPad Slim
CPUAMD Ryzen 7 5700U
メモリ16GB
ストレージ512GB
ディスプレイ15.6型 非光沢 1920✕1080
端子類HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン、SDカードリーダー
カメラ720p HD、マイク
バッテリー最大14時間駆動
重さ約1.6kg
価格約6.5万円から
Lenovo V14
CPUAMD Ryzen 5 7530U
メモリ8GB
ストレージ512GB
ディスプレイ14型 非光沢 1920✕1080
端子類HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン、有線LANポート
カメラ720p HD、マイク
バッテリー最大12時間駆動
重さ約1.43kg
価格約6.8万円から
Lenovo V15
CPUAMD Ryzen 5 7530U
メモリ8GB
ストレージ512GB
ディスプレイ15.6型 非光沢 1920✕1080
端子類HDMI、USB-A、USB-C、ヘッドホン、有線LANポート
カメラ720p HD、マイク
バッテリー最大9.6時間駆動
重さ約1.65kg
価格約6.8万円から

以上、予算7万円以下おすすめノートパソコンのご紹介でした。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。ガジェットのレビューや、パソコン・スマホ操作のノウハウをブログで発信。現在は個人事業主として独立。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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