Windows 11 外部モニターの設定方法｜デュアルモニターで作業効率アップ！

2025/01/28

Windows 11 搭載のデスクトップパソコンで、複数のディスレプイで出力したい。ノートパソコンから外部モニターに出力して、デュアルモニター化したい。

作業効率の大幅アップを見込んで、物理的にモニターを増やす方法は僕も実践している。しかし、いざ外部ディスプレイを接続しても、思い通りの表示にならない。そんな方のために、複数ディスプレイ接続時の設定について解説していく。

これで簡単に Windows 11 端末をデュアルモニター化できます！

外部ディスプレイ接続時の設定

ノートパソコンに外部モニターを接続しても、何も表示されません。

これは、初めて外部モニターを接続したときに、起こり得る事象。この問題を解決するには、次の手順でモニターを検出する。

外部モニターを接続すると、次のいずれかのパターンで画面を表示できる。

Windows 11 外部ディスプレイの表示パターン

表示パターンの切替は + p のショートカットキーから行える。

マルチモニターの表示方法切替

もしくは、デスクトップ上で右クリックして [ディスプレイ設定] を開き、右上のディスプレイ表示情報から変更することも可能。

最初に説明したモニターの検知が済んでいると、この表示方法を切り替えるプルダウンが表示されます。

設定メニューからマルチモニターの表示方法を切り替える

外部モニターを接続して表示パターンを「拡張」に設定すると、メインモニターの右側にサブモニターが配置される。このとき、画面をまたいでマウスが移動できるようになる。

メインからサブにマウス移動できる

そして [拡張] モードで使っているときは、モニターの配置が変えられる。つまり、メインの左側にサブディスプレイが来るように左右の位置を入れ替えたり、上下にも配置することも可能だ。

デスクトップ上で右クリックして [ディスプレイ設定] を開き、画面上にある番号の書いた四角い枠をマウスで移動すれば、上下左右に配置場所を変えられる。

マウスでディスプレイ配置を変更する

この例では画面の解像度が違うモニターを接続しているため、四角の大きさが異なっています。

接続した外部モニターは、必ずしもサブ画面としての扱いになるわけではない。設定を変更すれば、接続した外部モニターをメインとして扱えるようになる。

接続する外部ディスプレイのほうが画面が大きい状況においては、変更するメリットがあると思います。

前述の通り、ショートカットキー + p でサブディスプレイの表示切り替えが簡単に行える。

僕自身は、目的に応じて設定を変えることが多く、最後に用途別のおすすめ設定を紹介する。

モニター設定	おすすめの用途
メインのみ表示	サブモニターで参照情報を開く必要がない場合
複製	画面表示内容を他の人に見せながら説明する場合（会議やプレゼンなど）
拡張	通常設定。画面を広く使うことで、作業効率がアップする
サブのみ表示	メインより大きいディスプレイを使う場合

クラムシェルモードとは、ノートパソコンに外部モニターを接続して、ノートパソコン自身は閉じて利用する状態のこと。外付けのキーボードやマウスを接続して、デスクトップ端末のように利用するモード。

この設定方法は、以下のページに情報をまとめている。ぜひこちらも、参考にしていただければと思う。