Windows 10 ノートパソコンを閉じてもスリープさせない方法!Windows 版クラムシェルモードの設定

ノートパソコンにキーボード、マウス、外部ディスプレイを接続して、デスクトップパソコンのように使う。Mac では画面を閉じても動作するクラムシェルモードが予め用意されています。
Windows の場合、初期設定ではノートパソコンを閉じるとスリープするように設定されています。そしてこの設定を解除すれば、Windows でもクラムシェルモードのような使い方ができるようになります。
ではその手順を説明していきます。
ノートパソコンのスリープ設定を解除する手順
- 電源オプションを開く
- カバーを閉じたときの動作の選択
- カバーを閉じても [何もしない] にする
電源オプションを開く
画面右下にあるバッテリーアイコンを右クリックして [電源オプション] を開く。
[カバーを閉じたときの動作の選択] をクリック
画面左側のメニューから選択します。
カバーを閉じたときの動作を変更
[バッテリー駆動時] と [電源接続時] に分かれて、設定が用意されています。どちらも初期設定は [スリープ状態] です。ここで電源接続の設定のみ、プルダウンから [何もしない] を選択して、変更内容を保存します。
バッテリー駆動時の設定変更は、おすすめしません。外出時などパソコンを持ち運ぶ際に、設定を戻し忘れるとバッテリーが消費し続けるリスクがあるためです。
頻繁に設定を変えるのが手間でない限りは、電源接続時の設定変更のみに留めておいたほうが良いです。
設定は以上で終了です。これでノートパソコンを閉じても、外部ディスプレイ側で操作できるようになりました。
この設定を行うと、閉じているノートパソコンの画面にアクセスできないよう制御が掛かります。つまり外部ディスプレイで表示されているエリアだけが、作業領域として使えます。
必要に応じてスリープまでの設定時間を変更
Windows 10 は一定時間操作しないと勝手に休止状態になる、自動スリープ設定が実装されています。クラムシェルモードで利用する場合、このスリープ設定が作業効率を悪くさせることがあります。
電源接続時であれば、スリープまで30分もしくは1時間くらい余裕をもたせると、快適な作業環境を得られると思います。なお、ディスプレイの電源が切れる時間も同時に設定するのをお忘れなく。
ちなみに僕の場合、データ参照用に画面を表示させたまま放置することが多々あるため、スリープまでの設定を1時間にしています。参考までに。